フェイエノールトはハリド・ブラルーズの獲得をクラブサイトで発表した。マースロイス生まれの32歳のDFは昨シーズン契約してたデンマークのBrøndby IFからフリー移籍で加入。代表35キャップのブラルーズは月曜朝にフェイエノールトと合意し、メディカル・チェックを問題無く済ませて、そのまま1年契約+1年間の延長オプション付きでサインした。
テクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールはブラルーズの加入を喜んでいる。「ハリドによって我々は非常に経験豊富で、優秀なDFを得る事ができた。彼は欧州のいろいろなビッグ・リーグの様々な有名なクラブでキャリアを積んできているし、WKに2回、EKに1回参加している。さらにトップフィットしているし、守備面のいろいろなポジションをこなすこともできる。彼の経験とクオリティは我々のセレクションの若い選手たちの成長に大きな価値を持つだろう。我々はハリドの加入をこのチームへの歓迎すべき補強と見ているし、フェイエノールトが彼によって多くの歓びを持てると確信している」
ブラルーズはRKC ワールワイクでプロキャリアをスタートさせ、好パフォーマンスにより2004年にHamburger SVへ移籍。ドイツにおいて代表選手になるまでに成長し、2004年3-0で勝利したリヒテンシュタインとの練習試合でオランダ代表にデビュー。WK 2006とEK 2008ではオランイェのスタメン選手であり、2010年のWKでも出場している。HSVでの2シーズンの後にはChelseaで1年間の契約でプレー。その後はSevilla FC (Spanje), VfB Stuttgart (Duitsland), Sporting Lissabon (Portugal), 昨シーズンのBrøndby IFと渡り歩いている。
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-versterkt-zich-met-khalid-boulahrouz
ハリド・ブラルーズ
「この移籍にとてつもなく喜んでいるよ。フェイエノールトはファンタスティックなクラブだし、毎週このシャツを着れるのをとても誇りに思う」
「10年ぶりのオランダ復帰だし、慣れる必要はあるけど家に帰ってきたような気分。オランダに戻る時期だと思っていたし、その気持ちはこの数年どんどん強くなっていった。僕はマースロイス生まれで、家族もまだそこに住んでるけど、ロッテルダムの友人も多い。フェイエノールトに誘われて一瞬も考える必要は無かったよ。話がまとまるのもあっという間だった」
「フェイエノールトはファンタスティックなクラブ。デ・カイプにはオランダ代表で何度か来たけど、プレーするのが楽しいスタディオンと言う他無いね。それにここは2週毎にファンタスティックなサポーターで一杯になる。ここで2週毎にフェイエノールトのシャツを着てプレーできるのは、夢が叶ったような気分。とても誇りに思う」
「クラブは近年上昇している。それはオランダのWKセレクションに過去とは違いフェイエノールトの選手が置く占めていたことでも分かる。それがここで起きていることを物語っているだろう」
「ヘリコプターの話は聞いてるよ。正直に言えば飛ぶ乗り物は得意じゃないから、膝が震えるかもね」
「CL予選のクラブにとっての重要性は僕が説明する必要は無いだろう。僕の経験が役に立てるか?その試合だけの話でなく、シーズン全体を通して僕の経験を若い選手たちに役立てられる事を願っている。僕はフィットしているし調子も良い。始まるのが待ちきれないよ。このクラブのために全力を尽くしたい」
突然降ってわいた話があっさり発表されたので、どうやらマタイセンに続くベテラン枠として狙っていたようですね。右利きDFはどう見ても足りないので、デンマークでのプレーでまだまだやれると確信を持って獲ったのなら、そなりに活躍してくれると期待。スフェンもいますが、ダリルの後の右バック問題もあるので、とりあえず駒数を揃えないと・・・