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オランイェ、チリに勝利してグループ首位通過

オランダ代表はWKのグループステージ3試合目も勝利。緊張感のある好ゲームでチリを2-0で破った。Sao Pauloで違いを作ったのは共に途中出場のリロイ・フェルとメンフィス・デパイ。

 

ボンズコーチ ルイ・ファン・ハールはディルク・カイトを左バック・ポジションで起用する驚きを見せる。代表99試合目のカットワイカーは対面したチリのウィンガー Islaをしっかりと抑え、FWのアルイェン・ロッベンとジェレマイン・レンスにボールを助ける仕事もしっかりこなしていた。

 

負傷のブルーノ・マルティンス・インディと出場停止のロビン・ファン・ペルシを欠くオランイェは前半 主導権をチリに渡し、素早い攻撃に賭けていた。この戦術は序盤ほとんそ成功しないものの、チリ人たちも本物のチャンスは作れず。

 

30分を過ぎにようやくClaudio Bravoが守るゴールで決定機が生まれる。ロッベンの右サイドからのFKからステファン・デ・フライが狙ったヘディングは枠を外れ、その後にはレンスの動きが作ったスペースを活かしたロッベンの個人技からのシュートはゴール前を通過した。

 

チリは数回PKを主張するも、ガンビアから来た主審 Gassamaは反応せず。トゥエンテでプレーするフェリペ・グチェーレスがHt直前にチャンスポジションからのヘディングも枠を外した。

 

後半もプレーイメージはほとんど変わらず。チリがほとんどボールを持ち、オランイェはカウンターに賭ける展開。60分過ぎにAlexis Sanchezのシュートをシレセンが弾き、反対側ではロッベンがBravoを試した。残り15分にもBravoはセーブを余儀なくされたが、この時は途中出場 メンフィス・デパイの遠目からのシュートだった。

 

そしてSao Pauloでの拮抗を破ったのはもう一人の途中出場選手がピッチに入った直後。ヴェスリー・スナイデルに代わったリロイ・フェルがダリル・ヤンマートのクロスをヘディングで合わせて1-0. チリは終盤再圧力を掛けてきたがオランダの守備を苦しめるには至らず、逆にデパイが決めて2-0とした。

 

こうしてファン・ハールの戦術が成功し、オランイェは3試合目も勝利。グループ首位となったことでオランイェのベスト16の試合は6月29日の日曜日にFortalezaで18.00開始。相手は今晩この後の試合で決まる。可能性があるのはブラジル、メキシコ、クロアチアだ。

 

Statistieken:

 

Nederland – Chili 2-0 (0-0).

 

Scoreverloop: 77. Fer 1-0, 90+2. Depay 2-0.

 

Scheidsrechter: Gassama (Gambia).

 

Geel: Blind (Nederland), Silva (Chili).

 

Nederland: Cillessen, Janmaat, Vlaar, De Vrij, Blind, Kuyt (89. Kongolo), Wijnaldum, Sneijder (75. Fer), De Jong, Lens (69. Depay), Robben.

 

Chili: Bravo, Silva (70. Valdivia), Medel, Jara, Isla, Aranguiz, Gutierrez (46. Beausejour), Diaz, Mena, Sanchez, Vargas.

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/18522/oranje-groepswinnaar-na-zege-op-chili?type=actueel

 

ルイ・ファン・ハール

「チリはスペインとオーストラリア相手にかなり多くのチャンスを作っていたが、我々は90分を通して一つのチャンスしか与えなかった。我々は上手くやったと言える。私の眼から見て最もスマートなチームが勝った。5-3-2でやった理由?私は勝ちたかった。我々がチリ相手に3FWで始めれば、ロッベンとレンスは相手のバックスを追いかけなければならなかっただろう。それでは90分を通して上手く行かない。だからこの方法でやった。私が勝ちたいと願うのを誰が責められる?要は相手よりも1点でも多く取れば勝てる。チリ相手にも我々は良いチャンスを作った。だから我々は勝利に相応しかったと言う他無い。彼らの監督が我々のプレースタイルに不満を言おうと私には問題では無い。全く意味の無い事」

 

「3試合で9pts、10得点と3失点、その内二つは不当なPK. これは誰も予想していなかった。グループの雰囲気はファンタスティックだ。選手たちは5-3-2システムをしっかりこなそうとしているし、とてもやりやすく感じている。それが非常に重要な事。今日も我々はほとんどチャンスを与えなかった。グチェーレスにヘディングチャンスがあったが、私に目にはオフサイドだった」

 

「ディルクは私が指導した。この5週間私のもとで左バックとしてプレーさせたんだ」

 

「私の狙い通りの試合。HTには最後の15分間にスペースが増えるから、そこで試合を上手く決められるだろうと伝えた」

 

「黄金のペニス?いや、トゥルースにそんなことを言われた事はないね。途中出場の二人がゴールとうのは驚きだが、もちろん理屈のある事。チリが最後の15分間に落ちるのはこれまでの試合で見えていた。そこに長身とクリエイティヴィティを入れれば結果はついてくるもの。しかもまたヴェレルトゴールだったね。2点目はファンタスティック。メンフィスはしっかり追いついた。タイミングも良かったし、守備陣を混乱に落としいれた。トップゴール、本当に素晴らしい」

 

「ボールを持った時をもっと良くしなければいけないが、こう言ってすでに5週間になる。もしそれもできるようになれば我々がヴェレルトティートルをつかむ可能性はかなりあるだろう」

 

アルイェン・ロッベン

「3試合で9ptsと10得点3失点。重大な2回のPKを与えてね。とても誇りに思うよ。僕らは好機を逃さずに上手くやった。僕らが優勢だったし、彼らにはもう何もさせなかった。ボールを持った時は低調だったけれど自分たちのチャンスをしっかり決められた。みんな自信を持ってプレーできているし、この組織に自信を持てている。上手くやっていればチャンスは来る」

 

「僕らはライオンの様に、オレンジ色のライオンの様に戦った。僕らは11人だけはなく、23人全員で戦っている。全員が必要なんだ。リロイ・フェルもね。みんなファンタスティックなトレーニングができているし、みんなトップフィット、トップシャープな状態だ」

 

「ディルクのクオリティは多くの人々に過小評価されている。彼はピッチ内外でとても重要な選手。実際何でもできるし、あの年齢でまだあれだけフィットし、力強い。彼はとてもスマート。大きな賞讃に値するし、僕はとてもリスペクトしている」

 

「今日は途中出場の二人がゴールを決めた。多分ファン・ハールは黄金のペニスを持っているね」

 

「次の相手はどこでもいいよ。僕らは自分たちのストロング・ポイントを出して行かなければいけない。これで休養日が増えるのは良い事。1位になりたかったし、それに成功した。後はどうなるか見てみよう」

 

リロイ・フェル

「ダリルから良いボールが来たし、僕のヘディングも上手く当たった。僕はまだボールに触ってなかったよ」

 

「僕が入った時は0-0だったし、1ptで十分な試合だったけど、勝てればもちろん嬉しい」

 

「メンフィスはオーストラリア戦に続いて力を証明したね。彼はフロート・タレント」

 

「次は第2ラウンド。相手はどこでも関係ない。僕らは全部の相手に勝ちたい」

 

ヴェスリー・スナイデル

「僕らは相手にしたくないチームだ。前半はロングボールが多すぎて全部僕の上を通っていた。チリに苦しめられたけど、前半もベストチャンスを作ったのは僕らだ」

 

「後半はプレーにもうちょっと落ち着きが出た。チリも1位になりたいからスペースを与えてくれたしね。そこに僕らの攻撃面のストロング・ポイントがビンゴした」

 

「僕らがフットボールをしうよとしていないとか、何もしなかったと言うのはちょっとリスペクトを欠いている。僕らは今日2-0で勝ったんだからね」

 

ディルク・カイト

ポルトガルでのトレーニングキャンプでボンズコーチにこのポジションの話をされたんだ。実際僕はやりたかった。このシステムでは僕はサイドをやるのがチームに貢献できると思うからね。そこからファン・ハールがかなり指導してくれたんだ」

 

「今日はとても難しかったよ。かなりのエネルギーを使ったし、足をつったのがいつ以来か思い出せない。でも最後に足を伸ばさなければ相手のシュートは入っていたからね。それに今日はほぼ90分間プレーしたのがしばらくぶりだった」

 

 

素晴らしい主審でした。是非カイパースの代わりにフィナーレで笛を吹いてもらいたいもの。

 

で、試合内容は予想通りの展開でやはり組み立てでプレッシャーを受けてはロングボールを蹴るだけという、ちょっとどうしようもない前半。ただチリもカウンターを警戒していたのか、それほど必死でなかったのか、思ったより攻撃に鋭さが無く、結構楽々と守れていました。まぁあれくらいちゃんとフットボールができると良いですねぇ。どうなんだと思っていたカイトの左バックが普通に機能してたのはちょっと驚きですが、彼のロングキックが起点になっていた分、チームとしてロングボール頼みになってしまった気も。

 

後半はなぜか前進守備がかなり良くなって5-3-2が本来の機能を取り戻して主導権を取れるように。スペイン戦と同じような展開ですが、なんで前半からできないのかと・・・。しかしデパイは妙に好調すぎて怖いですね。ただの確変か覚醒か・・・

 

まぁフットボールの内容はともかく、美しさよりも結果が大事ということでしっかり3つ勝って1位通過は素晴らしい成果。欧州戦予選のPOには帰ってきて欲しいんですが・・・