Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ライバルたちの足踏みを最大限に活かす大勝

日曜午後に行われたエールディヴィジ第30節、フェイエノールトはゴー・アヘッド・イーグルスを5-0で下し、2位争いで大きく前進した。直接のライバルであるフィテッセPSVも勝ち点を落とした今節、ソフィア幼児病院の800人以上の子供たちの声援を受けたフェイエノールトはレクス・インマルス、トニー・フィレーナ、ジャン・パウル・ボエチウス、ミチェル・テ・フレーデ、ミケル・ネロムのゴールで大勝した。テレンス・コンゴロは残り15分で怪我のためピッチを後にしている。

 

ゴー・アヘッド・イーグルスにとってデ・カイプでのリーグ戦は約19年ぶり。それがデーフェンテルから来たチームがフェイエノールトとの試合の入り方を難しくさせていた。ゴー・アヘッド・イーグルスは試合が行われるスタディオンの装飾に完全に飲まれていたように見え、フェイエノールトは試合開始直後から主導権を取り、力強い序盤のプレーから結果を出す。

 

ビジター・チームが最初のボールタッチまで実に3分以上を要したことは特筆されるべきだろう。それが起きたのはフェイエノールトが大規模なロンドの末に、ダリル・ヤンマートのヘディングがGK ステファン・アンデルセンの手の中に収まった時だった。最初のシュートから連続してホームチームにチャンスがいくつも訪れ、その結果15分過ぎに相応しい先制点。

 

ステファン・デ・フライの遠目からのシュートが逸れ、ヨルディ・クラーシの見事なパスを受けたヤンマートがボールを枠を捉えず、CKからのリバウンドを狙ったジャン・パウル・ボエチウスのシュートがバーの上に飛んだ後、均衡を破ったのはレクス・インマルス。前半何度も重要なインターセプトを見せていたこのハードワークするMFは、ゴー・アヘッド・イーグルスのボールロストからそのまま相手ゴールに向井、低い弾道のシュートをゴール左隅に突き刺した。

 

その後ガスを抜いたフェイエノールトに対し、ゴー・アヘッド・イーグルスは試合をひっくり返せるだけのチャンスシーンを披露。監督 フーケ・ボーイのチームは最初の15分間はボールの後ろを追いかけていたが、徐々にプレーに粘りを出していく。ただ後半に入ってもビジターチームにとって最初の数回のチャンスがゴールに結びつくことはなかった。デニス・トゥルチがヤンマートを抜いてペナルティエリア内に侵入するし、シュートもエルヴィン・ムルデルを破る。しかしブルーノ・マルティンス・インディがゴールラインからかき出したことで得点には至らなかった。

 

そのシーンまでにはフェイエノールトは後半開始直後の激しい猛攻によってすでに得点差を2点に広げていた。ルーベン・スハーケンとの連携からヤンマートが素晴らしいクロスを提供。ゴール前でただ一人それをしっかりと待ち構えていたのはフィレーナ。この小さなMFは相手選手の上を越える跳躍から見事なヘディングでネットを揺らした。

 

これによりゴー・アヘッド・イーグルスの抵抗は最終的に打ち砕かれ、フェイエノールトは容易に試合を終わらせることができた。チームはさらにあと3つの素晴らしいゴールを決める。60分過ぎには右サイドからのインマルスのクロスがボエチウスにとっては逃しようが無く、その15分後には再び右サイドから今度はヤンマートがチャンスボールを送ると、ゴール前のテ・フレーデがワンタッチでGK アンデルセンを破るスピッツ・ゴール。最後はルート・フォルメルのスルーパスを受けた途中出場のネロムがボールを優しくゴール隅に決めてトリを飾った。

 

’'’Feyenoord – Go Ahead Eagles 5-0’’’

’'’Scoreverloop:’’’

13’ 1-0 Immers

49’ 2-0 Vilhena

64’ 3-0 Boëtius

77’ 4-0 Te Vrede

89’ 5-0 Nelom

 

’'’Scheidsrechter:’’’ Liesveld

 

’'’Geel:’’’ Kongolo (Feyenoord), Turuc (Go Ahead Eagles)

 

’'’Opstellingen:’’’

’'’Feyenoord:’’’ Mulder; Janmaat, De Vrij, Kongolo (73’ Nelom), Martins Indi; Clasie (80’ Vormer), Immers, Vilhena; Schaken, Te Vrede (88’ Armenteros) en Boëtius.

‘'’Go Ahead Eagles:’’’ Andersen; Amevor, Vriends, Van der Linden, Schenk; Rijsdijk (60’ Kolder), Overgoor (68’ Lambooij), Türüc; Antonia (75’ Azevedo), Falkenburg en Houtkoop.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-go-ahead-eagles-netherlands-eredivisie-2013-2014/verslag

 

’'’ロナルド・クーマン’’’

「これで3試合無失点での3連勝。残り5試合。我々はこれらの試合で今シーズンを素晴らしい形で締めくくる事ができると自信を持っているよ」

「特に前半はもっとゴールを決められたはずだ。スタートは良くアグレッシブに試合に入っていたが、攻撃の最後の部分が雑だった。先制後にテンポが落ち、ゴー・アヘッド・イーグルスのチャンスを運良く凌いだ瞬間が2,3回あった。どれから決まっていれば我々は道を見失っていただろう。後半の3-0で試合は終り、終わってみれば簡単な勝利に見えるが、3-0にするまでは我々にとって決して簡単な試合ではなかった。我々は自分たちの試合で簡単に勝てないことが多いから、この勝利は賞讃に値するもの。我々は決めるべき時をしっかり待ち、その瞬間を逃さなかった」

 

「我々がベストのプレーができるのは前にプレッシャーをかけることができる時。それは大勢の選手でやらなければいけないし、そこに不調の選手が2,3人いれば全体がトラブルに陥ることになる。今日も2-0にした後に落ち着きが無くなり、終盤に向けてまた苦しくなってもおかしくなかったが、最終的にはしっかり試合を終わらせることができた」

 

「レクス・インマルスはかなりのハードワークでプレッシャーをかけ、ボールを追ってくれる。そうやって今日の1点目は生まれた。毎シーズン10~15ゴール決められる選手。それにフットボール面でも落ち着きがあるのはみんな見ていて分かっただろう。あの歳でまだ成長している。フェイエノールトにとってファンタスティックな選手だし、彼をオランイェに入れろというヘット・レヒューンの歌が空想だとは私は思わない。彼はどんなセレクションにとっても理想的な選手。誰でも常に良いミックスを選ぶもの。レクスのようなチームプレイヤーはオランイェにおいても有益だ。それにフットボール面でもまだ成長しているからね」

 

「我々はヨルディを組み立てに関わらせたいから、走力のあるMFを求めている。トニーはプレーにかなり奥行きが出せるし、もっとゴール前に出ていかなければいけないんだ。彼の2-0のヘディングはファンタスティックだった」

 

「私は常に良い選手をスタメンに選ぶ。グラツィアーノは伊達に我々のトップスコアラーなのではないよ。しかしペッレの出場停止後の状況は分かっているし、だからミチェルにチャンスが回ってきたんだ。しかし今の我々の最大のストロング・ポイントは守備。3試合無失点で、それが落ち着きを与えている」

 

2014年に入って11試合28ゴールでリーグ最多得点中

「我々には10回の大チャンスで1,2点しか取れない試合も何度もあった。いまはセントルム・スピッツの周りの選手たちがよりゴールを決め始めている。これこそがチームとして必要なんだ」

 

コンゴロは臀部の痛み。様子を見なければわからない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-vertrouwt-op-mooi-slot-van-het-seizoen

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/31550__.php

http://www.fr-fans.nl/nieuws/koeman-we-laten-het-nu-niet-liggen-en-dat-is-een-compliment-11182/

http://www.fr12.nl/nieuws/25536-feyenoord-scoort-er-op-los-28-treffers-dit-ka.html

 

’'’ヨルディ・クラーシ’’’

「スタートは良かったし最初の20分間は優勢だった。その後雑になって何度もボールを失い、ゴー・アヘッドはカウンターから危険なシーンを作っていたけれど、後半からは僕らが支配していたし、ゴ-・アヘッドを完全に圧倒していた」

 

「僕らは毎試合集中してプレーし、チームとしてしっかり効率的にプレーしなくちゃいけない。もうすぐ面ツィアーノが戻って来るのはポジティヴな事。でも僕らは層の厚いセレクションだし、彼無しでも上手くやれている」

 

「僕らは1試合1試合やっていくことが大事。ライバルたちが勝ち点を落としてくれたらどそれはボーナスだけど、僕らは自分たちの試合をしなくちゃいけない。勝ち続ければそのまま2位になれるからね」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/clasie-wat-er-elders-gebeurt-is-mooi-meegenomen-11180/

 

’'’レクス・インマルス’’’

「時にはボールが勝手にゴールに向かって飛んでくれることもある。綺麗に決まってくれて良かったよ。僕らはその後下がってしまって、相手は中盤で簡単に人を見つけられていたけど、後半はもうパスを通せていなかった」

 

「みんなが僕のことをフェイエノールトの推進力として見てくれるのは紛れもない賞讃。自分でもますます価値のある存在になれていると感じているし、それはつまり僕が敵対していた多くの人々に自分の力を証明したということだ」

 

「’Lexie in Oranje’の声援は間違いなく聞こえたよ。ボンズコーチが決める事で、自分ではどうしようもないけど嬉しいよね」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/immers-af-en-toe-moet-je-zelf-voor-de-goal-gaan-11183/

 

’'’ミチェル・テ・フレーデ’’’

正真正銘スピッツゴールだね。前半ヘディングのチャンスを逃したのが不満だったから、ゴールを決められてホッとしたよ。でも一方で僕は数回チャンスを逃しても自分の瞬間が来ると信じて待つことができていた。集中してその時が来るのをじっと待つというのは、僕がフェイエノールトで成長した部分の一つなんだ」

 

「チームがどんどん良くなっていったのは誰の目にも明らかだっただろう。前半まだ時々下がりすぎてしまっていたけど、それ以外はしっかりプレッシャーをかけて相手はかなり苦しんでいた。これはもちろん僕らにとってとても重要な勝利。一番高い所を目指すという気持ちがグループ内に高まっている。そのために僕らは自分たちだけを見なければいけないし、自分たちの試合に勝ち続けなければいけないんだ」

 

’'’ダリル・ヤンマート’’’

「スペースがあれば僕がかなりの脅威になれるのは分かってる。順位表を見る上でも今日勝てば大きいというのはみんな分かっていたから、攻撃的に試合に入ったんだ。前半はまだ時々苦労したし、相手にも数回危険なシーンがあった。後半は僕らがシャープにロッカールームから出てきて、ギアを上げた。その結果がこのゴール数。それに得失点差はこれからの数週間で重要な役割を果たすかもしれないからね。だから僕らは後半は最後まで全力でプレーしたんだ。5-0勝利はもちろん良い気分だよ」

 

「水曜にはまたアルメロで重要な試合が待っている。そこでも僕らはこの数週間の流れを繋げなくてなならない。説得力のある内容で3連勝して無失点。僕らの自信は間違いなく大きくなっているけど、1試合1試合やっていかなければいけない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/te-vrede-blij-met-echte-spitsengoal

 

’'’ジャン・パウル・ボエチウス’’’

「僕らは何度か楽しいフットボールをしたし、冷静さを保つこともできた。後半には5分以上ボールを回すことができた。前半はちょっと落ちた時があったけど、僕らのプレースタイルは多くのエネルギーを使うからね」

「ゴー・アヘッドは数回チャンスがあったけど、僕らは心配はしてなかった。時々ポジションを修正して、それ以降は一つのチャンスも与えなかった」

 

http://www.fr-fans.nl/nieuws/boetius-we-hebben-ons-geen-zorgen-hoeven-maken-11184/

 

 

出だしは久しぶりにかなり良く、先制もしたのに例のごとく下がるgdgd。まぁ無失点でHTに入れたのが大きかったですね。後半2点差にした後も下がったのは困ったもんだという感じですが、珍しくしっかり3点差にした後は余裕の展開で予想外の大勝。たまにはこういうのがあると助かります。

 

フローニンゲン戦から急にフォームを取り戻したステファンが今日もとても良い出来でしたが、やはり特筆すべきはレクス。いつも通りのハードワークはもちろん、ボールを持った時の落ち着きもあり、今日はトニーが奥行きを出していた分、中盤のフリースペースでボールを受けての鋭いパスでプレーを作っていました。素晴らしい出来です。ミチェルも頑張ってるのであとは両サイドの調子がもうちょっと安定すると嬉しいですが。

 

周りがこけてくれたお陰で2位浮上。残り5試合勝ち続ければCLです・・・。