Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

第27節結果。大一番を制したローダが最下位脱出、PSV6連勝

Speelronde 27

 

08-03-2014

18:45 Roda JC Kerkrade - N.E.C. 3-1

30’ Guus Huppert 1-0 / 53’ Marc Höcher 2-0 / 56’ Guus Hupperts 3-0 / 60’ Michael Higdon 3-1

Rood: 90+1’ Victor Pálsson

 

ローダはニメトの負傷離脱でパウエルがスタメンスピッツNECはアントン・ヤンセンが体調不良でデ・フロートとデ・ヒールの両アシスタントが指揮。

 

NECが早めのプレッシャーでローダの組み立てを妨げて主導権を取ろうとするも、ローダもドナルドへの放り込みとヘッシャー&フッペルツの両サイドで裏のスペースを突いて危険なシーンを作る。

30分にボールを置いて蹴ろうとしたヨンソンが突っ込んだパウエルに蹴ったボールを奪われるというこの大一番で信じられない大チョンボ。ゴール前フリーでパスを受けたフッペルツが楽々先制。ローダは4試合403分ぶりのゴール。

HT直前にもゴール前こぼれ球に飛び込んだパウエルがネットを揺らしたが、直前にフィンクがNECのファールをアドバンテージを取って流さずに笛を吹く大チョンボでノーゴール。

 

後半で出しもローダが激しいプレッシャーで主導権を取ると、30mのヘッシャーのFKにヨンソンが飛び出して上を抜かれる、この試合2回目の大チョンボで2-0。さらに素早い攻撃からこの試合素晴らしいプレーを見せていたパウエルのパスをフッペルツが決めて勝負あり。

残り10分でローダはパウエルを下げて負傷明けデムージュが復帰。またしてもヨンソンのキック飛び込んだデムージュが体を当てるも、跳ね返ったボールはネットの上に。ロスタイムには同じく負傷明けのフレデールスも復帰出場。

 

ローダは崖っぷちでの大一番に、凄まじいハードワークを見せたパウエルを初めとして見事な情熱とファイティング・スピリットを見せて連敗を6でストップしての勝利。総得点でNECを抜いて最下位脱出。逆にNECは負けてはならない試合で本来のレベルからもほど遠い出来と、ヨンソンの2回の大ミスを別にしても妥当な敗戦。

 

ヨン・ダール・トマソン

「誰もがとても喜んでいるし、それを見せて良いだろう。残留争いをしていれば今日のように多くのミスもある。しかし我々は良いプレーも何度もあった。我々は何よりもまず戦いに勝たなければならなかったし、それができた。フットボールをするスペースが得られ、我々はそれを上手く使えた。相応しい勝利だ」

「パウエルは経験ある選手。みんなにプレーをさせられるし、彼自身とても良くやっていた。1点目は彼の功績」

 

バリー・パウエル

「これほどハードワークしなければいけなかったのは久しぶり。明日は一日休養日を貰えて良かったよ。ヨンソンの蹴ったボールが体に当たって、一瞬どこにボールが行ったか分からなかった。彼もゴールに戻ろうとしてつぃね。ゴール前に味方を探したらフッペルツが決めてくれた」

「負けたらまかり難しくなっていたけど、お祝いにはまだ早すぎる。まだまだ道は長いよ」

 

ロン・デ・フロート

「我々はボールを持った時が雑で、常に5歩は遅れていた。それはこの試合に臨む姿勢の無さだと思う。やりたい意図は見えていたが、実行力だけ良くなかった」

「ヨンソンは今週スウェーデン代表に加わっていた選手。難しい局面にいるが、私は彼にいう事は何も無い。彼も私が思っていることは十分分かっているだろう」

「まだ7試合ある。簡単な試合は一つも無いが、毎試合自分たちの力を出して臨む。来週はもっとフレッシュでなければならない」

 

18:45 AZ - Heracles Almelo 4-0

16’ Aron Jóhannsson 1-0 / 37’ Aron Jóhannsson 2-0 / 79’ Mattias Johansson 3-0 / Viktor El 4-0

Rood: 24’ Milano Koenders

 

右サイドを駆け上がったマティアス・ヨハンソンからボールを受けたアロン・ヨハンソンが華麗なボールコントロールを見せて先制。数分後には裏へのロングボールを競ったクーンダースの手が一瞬アロン・ヨハンソンに当たってあまりに厳しい一発退場。さらにアロン・ヨハンソンがゴール前で囲まれながら冷静なボールキープからネットを揺らしてAZのエールディヴィジ2000ゴール目で勝負あり。

 

19:45 sc Heerenveen - PEC Zwolle 3-0

37’ Bilal Basacikoglu 1-0 / 68’ Rajiv Van La Parra 2-0 / 77’ Alfred Finnbogason 3-0

 

フィンボガソンが今シーズン通算23点目。エールディヴィジ55試合で通算47点目を決めてジェラルド・シボンのクラブ記録に並ぶ。

 

ルフレッド・フィンボガソン

「誇りに思う。ヘーレンフェーンでは多くの優秀なFWがプレーしてきた。今こうしてシボンの記録に並べたことは光栄。でも来週ヘーレンフェーンでのエールディヴィジ歴代単独トップスコアラーになれるのを願っているよ」

 

20:45 NAC Breda - Vitesse 1-2

8’ Zakaria Labya 0-1 / 10’ Jordy Buijs (str.) 1-1 / 26’ Mike Havenaar 1-2

 

25分、NACがデニー・フェルベークの負傷によりボールを外に出したが、フィテッセはそれを返さずにそのままのどさくさに紛れて決勝ゴール。テン・ラウウェラーウは抗議でイエローカード。その後にもフィテッセがボールを返さず、テン・ラウウェラーウは中指をハッキリ突き立てるファックユー・ジェスチャー

 

イェレ・テン・ラウウェラーウ

「試合前にリスペクトについてパフォーマンスを行っていたが、この試合の終わり方は間違いなくリスペクトを欠いたもの。選手たちはボールを蹴り出す必要は無かったが、今週末リスペクトについてメッセージを出すつもりなら、ピッチ上でもそれを見せなければいけない。だから彼らも単純に僕らにボールを戻すべきだっただろう。それが起きなかったのは1度だけでなく、2度だ」

「ファックユー・ジェスチャーは感情的になったが、するべきではなかった」

「2回目は僕らに怪我人が出たから僕がボールを出した。そうすればまた11人対11人。キープすることもできたけど、リスペクトについて語るなら、それをピッチ上でも見せなければいけない。しかし今夜のフィテッセにはそれが見えなかった」

 

ネボスヤ・グデルィ

「感情的になるのは理解できる。ああいう形で失点すればフラストレーションは溜まる。しかしHTに選手多を冷静にさせた。そうしないとレッドカードを受けてさらに悪くなるリスクがあったからね」

 

ケース・クワクマン

フィテッセがああいうことをしたのは全く奇妙だとは思わないよ。ルールにそう書いてるのか僕は知らないからね。怪我人が出たらボールを返すものだけど、今回の状況はちょっと違う」

 

ペーター・ボス

「どうして彼らは怒ってるんだ?彼らが交代をしたかったから我々がボールを返すべきだったと考えている?ナンセンスだ。そんな話はどこでも通じない。フットボール・マンとして私はこういうデタラメに絶対反対する」

 

20:45 PSV - FC Utrecht 1-0

51’ Jürgen Locadi 1-0

 

PSVは代表帰りのルイスをベンチに置いてナルシンをスタメン起用。ユトレヒトは4-4-2に戻してトールンストラとデ・リデルの2スピッツ

 

試合開始直後からシーズン開幕当初を思わせる素晴らしいフットボールを見せたPSV。低調なユトレヒトに全くボールを持たせずに軽快な攻撃で再三の大チャンスもラストパスが合わず、ライテルの好セーブにもあって前半だけで5,6回の決定機を逃してHT。

しかし後半序盤にアリアスのクロスにユトレヒトDF陣が悲劇的な対応ミスで、こぼれ球をロカーディアがシンプルに押し込んで先制。直後PSVゴール前でアユプのこの試合ユトレヒト初シュートがブルマの手に当たるも、PKシーンをゲズブユクはスルー。

 

全く攻め手が無く、ライテルの孤軍奮闘が続くユトレヒトは残り30分でサロータ&アユプvdフン&アグデロという思い切った2枚替え。果敢な攻撃に出たユトレヒトが多少主導権を取り戻すも、大きなチャンスは得られず、終盤は再びPSVの攻撃の時間。しかしロカーディア、途中出場マヘルが決定機を逃し、最後までライテルの壁に阻まれ続けたが結局1-0のまま終了。

 

PSVは6連勝、暫定でフェイエノールトを抜いて4位に。

 

フィリップ・コクー

「我々は安定感が増してメンタルも強くなった。これは主に自信が付いてきたため。特に前半のプレーは素晴らしかった。ハイテンポでなコンビネーション・フットボールで、中盤とバイテンスペーラーで何度も奥行きを作っていた。唯一良くなかった点はゴールできなかったこと。HT0-0でロッカールームにいたのが奇妙な感じだった」

「後半はたっしょうていちょうに也、ユトレヒトのプレーにも変化があったが、すぐにゴールできてラッキーだった。我々は試合をコントロールし続けていたし、4-0にしていればこの試合にもっと良いフィーリングを持てただろう」

「最終的に何位まで上がれるかは自分たち次第。この調子が維持できて上のチームが勝ち点を落とせばまだまだ面白くなる」

 

ヤン・ヴァウタース

「チームはナーバスで不安げに見えた。プレーに毒がなく、最低レベルを下回っている選手も何人かいた。それがとても悲しい。失点してようやく我々はフットボールをしようとし始めたが、チーム内に多少の怒りと恥ずかしさが見えた。理解できない。フットボールは楽しいものでなければならない。でなければこのレベルの緊張感に耐えられない」

「ブルマのハンドのシーンは私は見ていない。取られるべきだった?PKは欲しかったが、それは問題じゃない」

 

09-03-2014

12:30 RKC Waalwijk - ADO Den Haag 1-1

17’ Roland Alberg 0-1 / 42’ Romeo Castelen 1-1

 

RKCはヨアヒムをベンチに置いてボグエルがスタメンスピッツ。ADOはこの数試合安定していたズヴィンケルスに替えてコウティーニョがスタメン復帰。

 

開始2分でカステレンのクロスにスノがフリーで飛び込んで先制かと思われたがコウティーニョがセーブ。序盤RKCのプレスとハイテンポのプレーに対応できずに危険なシーンが続いたADOだが、次第に落ち着きを取り戻して主導権を取り始めると15分過ぎにマローンのクロスにアルベルフが飛び込んで0-1。

ADOが優勢ながら試合をコントロールしきれず、RKCも雑なプレーで膠着状態の前半。HT直前にカステレンが裏に抜け出して1-1。飛び出したコウティーニョがカステレンと衝突し、カステレンは左膝を負傷。直後にもスノが中盤でマイヤースを踏みつけるもナイハイスはどちらもカードを出さず。

 

後半も一進一退の流れで激しい接触プレーが続き、60分直前に抜け出したファン・ダイネンがファン・ヴェールのタックルで倒されるもナイハイスはボールに行っていると取らず。RKCもカステレンの個人技からダミアーノ・スヘットが決定的シュートを放ったがコウティーニョがスーパーセーブ。75分にはブラーベルのシュートがポスト直撃。結局最後までお互い決め手に欠き、90分間激しい競り合いが続いたフェヒト・ヴェーツトライトはドロー。

 

ADOはフレーサーのもとで2勝3分けといまだ無敗も、16位に差を付ける大きなチャンスを逃した。

 

エルヴィン・クーマン

「先週の結果が頭から離れずに楽しい1週間ではなかった。しかし今日の我々はチームとしてファイトした、それが何より重要。これを私は絶対に見たかったんだ。このやり方なら進んでいける。引き分けでまだ微かな希望が残ったが、私はチームにもっと期待している」

 

サンデル・ダイツ

「序盤以降観客が僕らに背を向けてしまった。全く理解できないよ。彼らは僕らはBarcelonaと思ってるのかもしれない。僕らは最小予算で降格しないように戦っているんだ」

 

ヘンク・フレーサー

「怒ってはいないが失望している。チームと共にみんなであらゆる準備をし、選手たちは全力を出し尽くした。PKシーンが見過ごされたのはとてもガッカリ。疑いなくPKだったと思う」

「今日は間違いなくADOにとって難しいアウエーゲームだった。我々はプランをしっかり実行し、序盤は上手くいっていた。0-1の後は優勢に試合を終わらせる要因が全てあったのに、自分たちでそれを台無しにしてしまった」

「しかし私は選手たちを賞讃する他無い。彼らは90分間全力を尽くしたし、責める事はできない。時には運も主審のクオリティも必要」

 

14:30 Go Ahead Eagles - FC Twente 1-0

33’ Jarchinio Antonia 1-0

 

30分過ぎにグチェーレスがあっさりボールを奪われ、スルーパスに飛び出したアントニアには角度が無かったが、マルスマンがまさかの股を抜かれる大ミスで1-0。70分前にはプロメスのクロスにカスタイニョスが神の手でイエローカードなど、トゥエンテは最後まで精彩を欠いて先週に続いて失望の結果。

 

フーケ・ボーイ

「我々は大きなエネルギーを持って試合に入った。プレースタイルの面では上手く行かなかったが、すぐにプランBに切り替えてコンパクトにプレーしたんだ。集中力を発揮し、全員が良い仕事をしてくれた。プレッシャーはあったが、我々はライオンのように戦った。先週の負けがまだはっきり記憶にあったせいもある。今日は正当な勝利であり、屈強なファイトスタイルは大きな賞讃に値する」

 

ミシェル・ヤンセン

「監督としては何よりも期待している躍動感もインスピレーションも無かった。実際我々が見せたものはあらゆる面で不十分。これは変えていかないといけない。こういう形での敗戦は受け入れられるものではない」

 

14:30 FC Groningen - Feyenoord 0-2

15’ Ruben Schaken 0-1 / 49’ Stefan de Vrij 0-2

 

フローニンゲンは出場停止のキーフテンベルトと怪我のデ・レーウに代わってリングレンとゼーファイクを起用。ペッレが出場停止、ヤンマートが病欠のフェイエノールトは疲れの残るボエチウスをベンチに置き、ファン・ベーク、デ・フライ、マタイセンマルティンス・インディ、コンゴロとCB5人を並べる驚きの守備的布陣。前線にはテ・フレーデとスハーケンの5-3-2。

 

悪質なピッチ上状況でのフットボールを避けてコンパクトな守備で試合をコントロールしたフェイエノールト。15分に中盤に上がったコンゴロのライン裏への狙い澄ましたパスにスハーケンが飛び出して0-1。その後もフェイエノールトカテナチオの前にボールを持たされたフローニンゲンが全く答えを見つけられず、クーマンの狙い通りのスペクタクルの無いローテンポゲームでそのままHT。

 

明らかに攻め手の足りないフローニンゲンはHTにヒアリエイを下げてジヴコヴィッチ投入。開始数分でCKの流れからコスティッチのクロスにジヴコヴィッチが至近距離からボレーシュートも、ムルデルがスーパーセーブ。しかしフェイエノールトがFKの流れからボールを拾い続け、最後はフィレーナのバウンドするシュートにゴール前のデ・フライが触って0-2。

その後もジヴコヴィッチを抑えてフェイエノールトが良いシーンを作る展開。結局最後までフェイエノールトがそれ以上のチャンスを与えずに苦手のユーロボルフで見事な勝利。

 

フェイエノールトクーマンの新戦術が冴えて4試合振りの勝利。

 

16:30 Ajax - SC Cambuur Leeuwarden 1-1

2’ Siem de Jong 1-0 / 54’ Martijn Barto 1-1

 

前半早々にアヤックスが先制するも、その後はシーム・デ・ヨングを初め雑なプレー。アヤックス・サポーターがカンブール・サポーターに花火を投げつけて3人が病院に運ばれ、1人は重傷。アウエーボックスは一時全員避難の事態に。

後半CKからバルトがファン・ラインを振り切って同点。

 

ドワイト・ローデウェーヘス

「選手たちは試合の中でやるべき事をどんどん理解して上手くやるようになっていった。これは大きな賞讃に値する。私の選手たちは誰もエールディヴィジで40試合やっていないと思う。この試合最初の15分間を見れば満員のアレナに圧倒され、あそこで4-0になってもおかしくなかった。しかしある時点からとても良くなり、同点もどのご褒美。我々は70分まで良いプレーができていた。そこでかなり疲れてしまったが、ニーンハイスがまだ何度もワールドクラスのセーブをしてくれた。この1ptはとても嬉しい。ウィンターストップ以降の我々は本当に良くやっているよ」

 

Stand

1. Ajax 27 (17 7 3) 58 57-22

2. Vitesse 27 (15 7 5) 52 54-33

3. FC Twente 27 (13 10 4) 49 57-28

4. Feyenoord 27 (14 6 7) 48 57-37

5. PSV 27 (14 5 8) 47 49-34

6. sc Heerenveen 27 (12 7 8) 43 56-44

7. AZ 27 (12 4 11) 40 46-41

8. PEC Zwolle 27 (8 10 9) 34 39-40

9. FC Groningen 27 (8 9 10) 33 42-45

10. NAC Breda 27 (8 8 11) 32 38-43

11. SC Cambuur 27 (8 7 12) 31 30-36

12. Go Ahead Eagles 27 (8 7 12) 31 39-55

13. Heracles Almelo 27 (8 6 13) 30 36-47

14. FC Utrecht 27 (8 6 13) 30 35-51

15. ADO Den Haag 27 (8 5 14) 29 31-55

16. RKC Waalwijk 27 (6 9 12) 27 39-52

17. Roda JC Kerkrade 27 (6 7 14) 25 38-56

18. NEC 27 (5 10 12) 25 43-67

 

Topscorers

1 A. Finnbogason (SC Heerenveen) 23

2 G. Pellè (Feyenoord) 20

3 A. Jóhannsson (AZ) 16

4 L. Castaignos (FC Twente) 14

 

Assists

1 D. Tadić (FC Twente) 10

2 M. Martens (AZ) 9

3 Lucas Piazon (Vitesse) 8

4 H. Ziyech (SC Heerenveen) 8