これまでも酷いクラシケルはやってきたが、昨日ほど酷いのはこれまで無かった。
私は本当に怒っている。我々はオランダでもう本当に良いモノを提供できないのか？昨日はベルギーのトッパー Club Brugge対Standard Luikも見た。我々はいつもベルギー･リーグについてとても軽蔑的だが、あの試合はフェイエノールト－アヤックスより遙かに観る価値があったよ。実際私にはこれより酷いクラシケルは思い出せない。
どうしてこうなったのか、もちろんみんな疑問に思っているだろう。この試合にはプレッシャーがかかっていたとみんなが言っているようだ。プレッシャー？オランダ･リーグには何のプレッシャーも存在しないよ！ここでは5，6試合負けてもカンピューンになれる余裕がある。プレッシャーなど感じようがないだろ？
試合前はみんなフェイエノールトがアヤックスを倒すだろうと確信していた。しかしそれも全くの無駄だった。私は試合前から安心はしていなかったよ。実際フェイエノールトはこれまで何回も差を詰められるチャンスがあったのに、彼らはそれをつかめていなかったからね。
ペッレがFC トゥエンテ戦後にしたことは絶対にあり得ない。しかし一方で私は理解もしている。彼は今年フェイエノールトがカンピューンになれると感じていたのに、NAC相手に2ptsを落とし、トゥエンテ相手には0－2のリードを失った。誰だって落胆する。
私にはフェイエノールトを見ていて心に届いてくるものがない。ベンチに座っているのは誰だ？クーマンはFKのスペシャリストだったし、ファン･ハステルも同じ、ファン･ブロンクホルストも同じだ。そしてフェイエノールトの今のFKを見てみろ。本当に悲しくなる。そこをもっと練習できるはずだ。あれだけのスペシャリストたちがいるんだからね。
実際私が最も酷いと思うのは、フェイエノールトがアヤックス相手に自分たちのラストチャンスを取りにファイトするという姿が見れなかったことだ。クオリティが無いならファイトし続ける、その姿勢を見せなければいけない。私には何の火も見えなかった。
最後のトレーニングには10.000人のサポーターが来たと思う。彼らはフェイエノールトを誇りに思いたいんだ。それを選手たちは感じていないのか？彼らは最初からアヤックスののど元をつかまなければならなかった。それならどんな形であれ、頭を上げてピッチから出られたはず。
