Speelronde 23
07-02-2014
20:00 Vitesse - ADO Den Haag 0-0
フィテッセは出場停止のレールダムに代えてvdストライク。ハーフェナールをベンチに置いてトラオレがスタメン・スピッツ。スタインに代わってフレーサーが監督に就任したADOはファン・ハーレンをベンチに下げ、ホラ、マローン、バッケルでやや守備的な中盤。
フィテッセが7割以上ボール持つも、今日も動きの少ない低調なフットボール。逆にADOはコンパクトな守備からロングボールでフィテッセ守備陣の数多くの対応ミスを突き、ファン・ダイネンを中心にハーフチャンスの数で優ったが決定的シュートには至らずにHT。
フィテッセはヴェイノヴィッチ→ラビアトと代えてややハーフチャンスが生まれたものの、しかし試合イメージに大きな変化は無く時間が経過。65分にファン・ダイネンのポストプレーからバッケルがこの試合初めての決定的シュートもフェルトハイゼンの壁。
お互い交代カードを切って5分間のロスタイム、こぼれ球にハーフェルナールのシュートはポスト直撃。さらにFKからvdストライクのヘディングはコウティーニョがセーブでADOが凌ぎ切ってドロー。
最下位ADOは監督交代での出直しゲームで集中した守備を見せ、まずは現実的に1pt獲得。しかし次節ローダ-uitにアルベルフとベウヘルスダイクが累積で出場停止に。フィテッセは4試合勝利無し。ここ7試合でわずいか1勝と完全にフォームを失う。
ペーター・ボス
「ここ4週間はウィンターストップ前のようなフレッシュさもフィットネスも無くなっている。それが自信に影響を与えているんだ。前半はとても悪かった。非常に不安がってゆったりとしたプレーだった。勇敢さが無く、何度もボールを戻していた。後半は現時点での我々の能力全てを出したが、残念だがそれでも勝つのに十分では無かった」
ヘンク・フレーサー
「酷くタフな1週間の後にエールディヴィジのベターチームとの対戦だったし、へヴィな試合になるのは分かっていたこと。選手たちが試合全体を通じて見せた規律は賞賛に値する。特に前半は3ptsを得るチャンスもあった。プランがしっかり実行されたのは素晴らしい事。後半も良いチャンスはあったが、最後の数分はフィテッセもシュートをポストに当てた。拳が震えたよ。これは第一歩であり、ここからこれを繋げていくことが重要。今シーズンの我々は一つ良い試合をした後に、それを続けられていないからね。それを変えるのが私にとっての素晴らしい仕事だ」
08-02-2014
18:45 PSV - FC Twente 3-2
7’ Santiago Arias 1-0 / 23’ Jürgen Locadia 2-0 / 40’ Quincy Promes 2-1 / 52’ Jetro Willems 3-1 / 3-2, 68’ Kyle Ebecilio 3-2
PSVはレキクの出場停止でヘンドリクスがスタメン。ルイスが戻り、マヘルは今日もベンチでバッカリはベンチ外。トゥエンテは再びエーガンを外してタディッチを10番に。
序盤いい上がりを見せていたアリアスがそのまま単独でフィニッシュまでいって見事に先制。さらにデパイのクロスにロカーディアが頭であわせ、早速ヒディンク効果か珍しくチャンスをモノにし続けて2点のリード。トゥエンテもチャンスは作るもタディッチが右足でバー直撃。それでもHT前に素早いスローインからプロメスが決めて1点差で折り返し。
しかし後半もヒディンク効果か、ヴィレムスがオープンスペースを駆け上がってそのまま右足でのフィニッシュで3-1。試合をコントロールに入ったPSVに対してトゥエンテはカスタイニョスが決定機を例のごとく逃し、CKからエベシリオが密集地帯から3-2と再び試合に緊張感を戻すも低調すぎた前半が高く付いて追いつけず。ロスタイムにはロシア行きが決まったマタフスがお別れ出場。
PSVはここ7年でわずか1勝だった苦手のトゥエンテ戦で大きな勝利。トゥエンテもカンピューンスハップ争いから脱落。
フィリップ・コクー
「素晴らしい勝利。特に後半のファイトとフットボールのバランスにはとても満足している」
「前半はトゥエンテは間違いなく支配していたが、我々はそれに対するリアクションから非常に効率が良かった。実際2-0とリードできたのは非常に奇妙な感じだった。もちろんチームにとって素晴らしいことだが、我々はボールを持った時に全く落ち着けていなかったからね。後半はその点がとても良くなった」
19:45 NAC Breda - Roda JC Kerkrade 2-0
73’ Adnane Tighadouini 1-0 / 87’ Stipe Perica 2-0
ローダはドナルドがチャンスを逃した一方、NACが終盤ツィアゴウィニの美しいゴールとカウンターからペリツァが粘って2ゴールで勝利。
NACは勝ち点を29ptsに伸ばして残留濃厚に。ローダはトマソン体制初の敗戦で最下位グループとの勝ち点差(1pt)を広げられず。
19:45 Go Ahead Eagles - AZ 2-1
36’ Doke Schmidt 1-0 / 86’ Jarchinio Antonia 2-0 / 90+4’ Roy Beerens 2-1
ディック・アドフォカート
「我々は良い流れを続けてきたが、すでに目標を達成したと考えてはならない。今日のようではこのままやり通すことはできないだろう。今日はボールが入ろうとしてくれなかったという気もするが、それでもチーム全体が低調だったという事実は変わらない」
20:45 Feyenoord - N.E.C. 5-1
11’ Søren Rieks 0-1 / 26’ Lex Immers 1-1 / 35’ Graziano Pellè 2-1 / 55’ Jean-Paul Boëtius 3-1 / 59’ Graziano Pellè 4-1 / 78’ Jean-Paul Boëtius 5-1
フェイエノールトはクラーシが初めての子供が生まれるために欠場、ホーセンスが不慣れなコントローラーに。アルメンテーロスが病欠で
ヒグドンのポストプレーから後方フリーのリェクスが豪快なダイレクトボレー、という美しいゴールで先制。クラーシ不在でコントロールに苦しみ、低調な試合をしていたフェイエノールトだったが、ボエチウスの華麗なテクニックから左サイドを駆け上がったネロムのクロスにインマルスがあわせて同点とすると、その後は圧倒。今度は逆サイドで駆け上がったヤンマートがインマルスとのワンツーからクロスをペッレがあわせて逆転。さらにボエチウスがコールワイクに倒されてPKも、ペッレが最近5回で3回目の失敗で追加点ならず。
後半出だしもフェイエノールトがやや雑ながら主導権を取り、クラーシ不在の分の仕事もこなす圧倒的なハードワーカー インマルスが右サイドで飛び出し、ゴール前を通り抜けたクロスをボエチウスが冷静に決めて3-1。さらにネロムのクロスをペッレがワンタッチボレーでフェイエノールトでの公式戦50ゴール目を決めて4-1。しかしNECも見事な攻撃を見せ、ペナルティエリア内でリェクスがネロムとの接触で倒れるとヴィーデマイヤーが再びPK判定。だがこちらもリェクスのキックをムルデルが見事にストップ。NECはここ最近6回のPK中4回を失敗。フェイエノールトは終盤にもカウンターからボエチウスが美しいゴールを簡単に決めて5-1。
フェイエノールトは珍しく悪い立ち上がりから後半に調子を上げる内容で大勝。得失点差でフィテッセを抜いて3位に上がり、2位トゥエンテも視界内に。NECは大敗の上に終盤ヤンチェルが負傷し担架で交代と、長期離脱なら残留争いに致命的なダメージ。
アントン・ヤンセン
「フェイエノールトの高いテンポに大苦戦した。完全な力不足。残念だ。序盤だけが唯一ポジティヴで、得点もできたが、そこからフェイエノールトが次第にスピードを上げてプレッシャーをかけられた。我々はもうチームの中でボールをキープできず、守備面でもフェイエノールトの走り込んでくる選手を捕まえきれなかった。2-1でHTに入れてまだ喜べたが、後半はもう完全に試合から消されてしまっていた。申し分なくフェイエノールトにとって相応しい勝利だ」
09-02-2014
12:30 Heracles Almelo - SC Cambuur Leeuwarden 1-1
23’ Elvis Manu 0-1 / 89’ Mike te Wierik 1-1
ヘラクレスは前節で負傷し欠場のリンセンに代わってブルーンスを起用。カンブールも負傷離脱のオフベチェに代わってヘメン。
お互い主導権を取ろうと攻め合うもチャンスの少ない展開から、左サイドでボールを受けたマヌがそのまま反転、スヘンケフェルトに競り勝ってフィニッシュまで決める素晴らしい単独アクションで先制。
ヘラクレスは前半存在感の無かったブルーンスをHTにタナーネに替えると、タナーネが最初のアクションで上げたクロスにロシュヘウフェルがバー直撃のヘディングと後半開始早々の決定機を作ると、両チームが立て続けにチャンスシーンを作る前半とは一変した展開に。
60分前にはリッツマイエルがペナルティエリア内で明らかなハンドもカンプハイスはスルー。70分にもセットプレーでの競り合いでペナルティエリア内のフェルトマテを途中出場 バルトがつかんで倒したがカンプハイスはこれもスルー。後半明らかに優勢のヘラクレスだったがベル・ハサーニのミドルシュートもバーを直撃。
数回あったカウンターのチャンスで試合を決め損ねたカンブールに対し、終盤アモア、パウェルとエクストラFWを投入したヘラクレス。90分直前に右サイドから駆け上がったテ・ヴィーリクのクロスにアモアも、まさかのQBKでシュートはゴール前を通過。しかし直後のCKにテ・ヴィーリクがあわせて遂に同点。
カンブールは運を十二分に味方にするもアウエー初勝利の絶好機をモノにできず。
14:30 RKC Waalwijk - FC Utrecht 5-2
8’ Romeo Castelen 1-0 / 10’ Jens Toornstra (str.) 1-1 / 79’ Daniel de Ridder 2-1 / 81’ Kenny Anderson 3-1 / 82’ Steve de Ridder 3-2 / 90’ Jean David Beauguel 4-2 / 90+3’ Aurélien Joachim 5-2
ユトレヒトはサロータの出場停止でBarcelona出身のMF ケサダがスタメンでデビュー。
セーダのロングキックをアユプが中盤でヘディング処理を誤り、裏に流れたボールをカステレンが見逃さずに見事なフィニッシュで先制。しかし直後にRKCゴール前でグアノがハンドを犯し、PKで即同点。お互いのミスで振り出しに戻った後は両チームとも次第に雑になり低調な前半。HT直前にデ・リデルのクロスにアグデロが飛び込んだ決定機もセーダが好セーブ。
後半立ち上がりもユトレヒトが主導権を取るもセーダのセーブにチャンスを阻まれ、飛び出したセーダがこぼしたボールも、デ・リデルにフィニッシュはDFがクリア。
終盤に向けて次第に低調になっていた試合だったが、途中出場 ダニエル・デ・リデルが中盤左サイドでアユプの股を抜いて中へ切れ込むと、そのまま右足一閃でスーパーゴールを叩き込んで2-1。さらにカウンターからカステレンのパスからアンデルソンが決めてで3-1として勝負ありかと思われたが、さらに直後にスティーフ・デ・リデルが中央突破からそのままフィニッシュまでいって3-2。
突如目覚めた試合は85分、スティーフ・デ・リデルのシュートがDFの手に当たって再びPK判定、トールンストラが決めて追いつくかと思われたが、名手がまさかのポスト直撃。数分後にトールンストラの処理ミスから途中出場 ボグエルがフリーで決めて勝負あり。
エルヴィン・クーマン
「残り15分の時点では1pt取れれば喜べると思ったよ。そこからの15分間はそうそう見れないものだった。我々は3,4分間で3-1にし、そこからは、これは勝てると思えたが、1分も経たずに我々の守備の中央を突破されて3-2。ユトレヒトが勝つと言うこともできただろう。結局我々がさらに素晴らしいゴールを決めて5-2。スコアだけ見れば我々がユトレヒトを圧倒したと思われるかもしれないが、もちろんそうではない」
「ユトレヒトの側から見れば、彼らは75分の時点で最低1ptは獲得しなければいけないと思っていただろう。あの時点ではその結果が正当だった。しかしフットボールは予測不可能。これまで我々が5得点するなんてほどんど起こらなかったこと」
「今週の我々は最大限のパフォーマンスをした。PSV-thuisで勝ち、GA-uitで1pt。そしてすぐ上にいたユトレヒトに勝った。この勝ち点はもちろん我々にとって素晴らしいもの」
ヤン・ヴァウタース
「悪い流れの後で落ち着きがなくなるのは監督なら誰でも分かること。しかし私の眼にはそれは全く見えなかった。試合でもトレーニングでも良いものがずっと見えていたんだ」
「我々は何もかも上手くいっている段階ではない。試合をコントロールし、チャンスを作ってもゴールをきめられない。勝たなければいけない試合でこの5-2はもちろん悪い結果」
イェンス・トールンストラ
「普段なら僕は結果についてポジティヴに話をする選手だけど、今日は全く僕の試合では無かった。3-1の時のダニエル・デ・リデルも僕が止めなければいけなかったし、4点目は単純にボールを外に蹴り出すべきだった」
14:30 PEC Zwolle - Ajax 1-1
7’ Davy Klaassen 0-1 / 36’ Guyon Fernandez 1-1
今シーズン最も運に見放されているPECと最も運に味方されているアヤックス。裏でボールを受けたフェルナンデスに対し飛び出したフェルメールがフェルトマンと衝突し、フリーになったフェルナンデスが楽々と同点ゴール。ついに運が味方したかと思われたが、後半70分直前にはベンソンのシュートがポストを直撃し、リバウンドを狙ったドロストもバーに命中。
結局ラチマン、サインスバリー、モコチョ、vdヴェルフを怪我で欠いたPECが今回もポストとバーに当てる不運がありながら、ラッキー・アヤックスに今回は運は味方せずドロー。
ロン・ヤンス
「我々はかなり多くの選手を欠いていた。そのため前半は探り探りでアヤックスが圧倒的ではないが支配していた。後半の我々は困惑と不安を捨てることはできたし、ベンソンとフェルナンデスを2スピッツで並べる緊急シナリオも不要だった。アヤックスの方がPECよりもはるかに苦しんでいた後半を見れば我々は勝つこともできただろう。全員でハードワークをし、前半はミスもあったが後半はたった1回のチャンスしか与えなかった。我々のシュートもポストとバーに当たったが、この引き分けには大満足」
16:30 FC Groningen - sc Heerenveen 1-3
33’ Rajiv Van La Parra 0-1 / 36’ Hakim Ziyech 0-2 / 40’ Alfred Finnbogason (str.) 0-3 / 86’ Michael de Leeuw (str.) 1-3
Rood: 38’ Maikel Kieftenbeld / 72’ Kenny Otigba
フローニンゲンはファン・ニーフが今節もスタメン出場。ヘーレンフェーンはルールリングではなくファン・ラ・パラを起用。
序盤のヘーレンフェーンの攻勢から次第にフローニンゲンが盛り返すも、ピッチ状態の悪さから相手のプレッシャーをかわせずにボールロストを繰り返す展開。カウンターからファン・ラ・パラがオフサイドラインのギャップを突いて先制ゴール。さらにブルネットがボール落下点を見失った所からヘーレンフェーンが3対2のカウンターに持ち込み、最後はツィエクが決めて0-2。
さらに数分後にはフィンボガソンが抜けだして、ビゾットをかわしてのシュートに足を滑らせたキーフテンベルトがライン上でハンドを犯すと、ナイハイスがPKと一発退場判定で勝負あり。今シーズンも2試合で5枚のレッドカードが出た北のダービーだが、結局フリーゼンの2勝に。
エルヴィン・ファン・デ・ローイ
「大きな失望の午後。ヘーレンフェーンと同じようなスタートを我々もしたかったが、相手のプレッシャーを全くかわせなかった。とてつもなく多くのチャンスと数々のCKを与え、サバイバルになってしまった」
マイケル・キーフテンベルト
「我々は完全にペストにかかっていた。こんな結果は予想しなかったし、起こるとも思わなかった。前半の僕らのプレーは信じられないし、説明できない。フットボールにならず、競り合いにもいけなかった。起こりうる悪いことが何もかも起きてしまった。今日の酷さは恥ずかしく思わないと」
「あれはハンドだったしPKは正当。ルールを見れば僕はあれでシュートを防いだことになるし、それならレッドカードにもなるだろう。あんな前半のプレーでは主審に不満も言えない」
マルコ・ファン・バステン
「オティクバの退場は安易なプレー。そのまま行かせれば良かったんだ。30分間で11人対10人にしたならもう問題は何もないはずなのに、自分たちで問題を起こしてしまった」
「オランダではイエローカードもレッドカードもあまりに簡単に出されると思う。キーフテンベルトのハンドは腕でボールを止めようとしたのではなく、自分の身を守ろうとしたもの。PKとイエローカードでも私は重いと思う。それがレッドカードで試合はほとんど終わってしまった。試合が可哀想だ」
Stand (暫定)
1. Ajax 23 (14 6 3) 48 47-20
2. FC Twente 22 (12 7 3) 43 51-23
3. Feyenoord 23 (13 4 6) 43 51-32
4. Vitesse 23 (12 7 4) 43 46-29
5. sc Heerenveen 23 (10 6 7) 36 51-40
6. PSV 23 (10 5 8) 35 41-31
7. AZ 23 (10 3 10) 33 37-36
8. PEC Zwolle 23 (8 8 7) 32 34-30
9. NAC Breda 23 (8 5 10) 29 35-39
10. Heracles Almelo 23 (8 5 10) 29 33-38
11. FC Groningen 22 (7 7 8) 28 39-40
12. Go Ahead Eagles 23 (7 7 9) 28 34-48
13. RKC Waalwijk 23 (6 8 9) 26 36-41
14. FC Utrecht 23 (7 4 12) 25 32-48
15. SC Cambuur 23 (6 5 12) 23 24-33
16. Roda JC Kerkrade 23 (5 7 11) 22 35-50
17. NEC 23 (4 9 10) 21 36-58
18. ADO Den Haag 23 (6 3 14) 21 25-51
Topscorers
1 A. Finnbogason (SC Heerenveen) 21
2 G. Pellè (Feyenoord) 18
3 A. Jóhannsson (AZ) 13
4 L. Castaignos (FC Twente) 12
5 Lucas Piazon (Vitesse) 11
6 Q. Promes (FC Twente) 10
Assists
1 D. Tadić (FC Twente) 10
2 M. Martens (AZ) 9
3 Lucas Piazon (Vitesse) 8
4 H. Ziyech (SC Heerenveen) 7