ロナルド･クーマンはマルベラでのウィンター･トレーニングキャンプの進展にここまではかなりポジティヴな感想を抱いている。この監督は金曜の2部練習の間に選手の宿泊するホテルにおいてメディア相手にこの1週間の成果とシーズン後半戦への展望を語った。「我々はウィンターストップ前の良い流れを継続できるようにここでしっかり準備をしているよ」
シーズン前半戦をリーグ戦4連勝で締めくくったフェイエノールト。チームはそれによって自信を深めてきている。「あれらの試合では我々は自分たちの強みを出すプレーができていた」とクーマン。「我々のプレースタイルは多くの体力とパワーを消費スリが、選手たちはそれが我々の強みだと理解してきている。それは多くのトレーニングの成果だ」
12月の好成績でフェイエノールトは今月首位にわずか数ポイント差でリーグ戦を再開させる。チームは完全な集中力を保てればカンピューンスハップの可能性は十分にあるとクーマン。「我々が今シーズン タイトルを獲りたいなら、常に1週間の全てを次の試合へ向けて費やさなければならない。その点でもますます多くの選手たちが求められている事を理解してきている。キャプテンのペッレやベテランのマタイセンだけでなく、他の選手たちもそういう自覚が芽生えてきているんだ。まだまだ良くなるはず」
過去のマルベラでのキャンプのように、クーマンは今回もAユニオールの二人にトップチームのトレーニングキャンプに加わるチャンスを与えた。リック･デッカーとロドニー･ロペス･カブラルには好印象を抱いているとクーマン。「二人とも才能があり、この1週間良くやっている。全てのトレーニングが全体的によりハイ･スピードだし、彼らにとって学ぶことの多い週だろう。リックとロドニーが他の選手たちにしっかり歓迎されてグループにすぐに入れているのは見ていて嬉しいよ」
フェイエノールトは過去2シーズン マルベラでシーズン後半へ向けて良い準備ができているが、それでもチームはリーグ戦再開の初戦でVVVフェンロとアヤックス相手に失望の敗戦に終わっている。クーマン：「ウィンターストップ明けの初戦ではいつも結果の面で良いフィーリングを得たいモノ。今年も良いスコアの側に立ちたいが、アウエー3試合(FC ユトレヒト、アヤックス、ADO デン･ハーグ)で簡単な週にならないのは明らか。だが逆に言えば我々は改めて目を覚まさなければいけないということもないし、それらの試合は我々が前進したということを示せる機会だ」
最後にクーマンはウィンター･トレーニングキャンプの締めくくりとなる土曜のテストマッチについて語って締めくくった。「FC Baselという強い相手の対戦。ああいうチーム相手にどれだけやれるかを見るチャンスであり、我々にとって興味深い試合だ」
http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-we-weten-waar-onze-kracht-ligt
