Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ナイメヘンで90分目に1ptを拾う

日曜午後に行われたエールディヴィジ第6節、フェイエノールトはナイヘメンででのN.E.C.相手のアウエーゲームで90分目にブルーノ・マルティンス・インディが同点ゴールを決め、1ptをなんとかものにした。フェイエノールトはホッフェルト・スタディオンでレクス・インマルスと途中出場 ジャン・パウル・ボエチウスのゴールにより2度のリードを奪ったが、どちらもホームチームが即座に同点に。N.E.C.は残り15分で3点目を決めたが、フェイエノールトも最後に火中から引き分けという結果を掬い上げた。ボエチウスは膝の怪我による長期離脱からカムバックを果たしている。

 

フェイエノールトがHTにリードを奪えていなかったことに対しては、チームは自分たちを責めるべきだろう。今シーズン アウエーでの初勝利を狙ってフェイエノールトは力強く試合に入ったが、但しゴールを決めるのにあまりにも多くのチャンスが必要だった。共に旅してきたサポーターたちが前半歓声をあげることができたのは30分過ぎにレクス・インマルスがトニー・フィレーナのクロスをマーカーの上からヘディングで叩き込んだ、たった1度だけだった。

 

ステファン・デ・フライが滑ったことでチャンスを与え、エルヴィン・ムルデルが見事にセーブしたミシェル・ヒグドンのシュートを除けば、HTまでピッチの反対側でN.E.C.が危険なシーンを作ることはほとんど無かった。それ故に、先制後にホームチームにすぐに同点にされたのはさらに悔やまれる。このゴールをフェイエノールトはよく反省する必要があるだろう。至近距離からのナヴァロネ・フォールのシュートをムルデルがセーブしたが、その後守備陣がボールをクリアできずに、数秒後に新人 サムエル・ステファニクに拾われて同点ゴール。

 

後半もフェイエノールトがほとんどボールを持っていたが、チームはあまりに雑でドタバタしたプレー。それでも何度かフェイエノールトがガスを入れ直してN.E.C.をトラブルに陥れてはいた。上手くいった攻撃からペッレに2回チャンスが訪れたが、どちらもネットを揺らすことはできず。

 

残り30分で予定通りジャン・パウル・ボエチウスが5ヶ月間の負傷離脱から復帰、途中出場すると、フェイエノールトに対して良いお手本を示した。ピッチに入って5分もしないうちに、インマルスのパスで抜け出すとGKとの1対1をとてつもない冷静さで決めた。

 

このゴールはピッチ上だけではなくフェイエノールトのベンチにとっても安堵感を与え、控え選手全てがボエチウスのゴールを祝福しようと立ち上がった。しかしそのお祝いも長くは続かず、控え選手たちがまだ立っている間にスコアボードはすでに同点に。このゴールもフェイエノールトの雑な守備の結果であり、シュートがバーを叩いた後に至近距離でフィクトール・パルソンが押し込んだ。

 

20分の残り時間はフェイエノールトにとってミスを取り返すためにまだ十分な時間だったが、自分たちがもう一度得点する代わりに、残り10分あまりで追い詰められる立場に。またしてもチームの守備が完璧とはいかず、左サイドからのクロスにゴール前で完全にフリーのステファニクがこの午後2点目。

 

フェイエノールトが火中からまだ1ptを拾えたのは終盤のアレス・オフ・ニーツ戦術のおかげだった。ゴール前のこぼれ球をマルティンス・インディが押し込んで最終結果に。

 

N.E.C. – Feyenoord 3-3

 

Scoreverloop:

26’ 0-1 Immers

30’ 1-1 Stefanik

67’ 1-2 Boëtius

70’ 2-2 Palsson

77’ 3-2 Stefanik

90' 3-3 Martins Indi

 

Scheidsrechter: Blom

 

Opstellingen:

 

N.E.C.: Johnsson; Vermijl, Van Eijden, Haitz (63’ Cmovs), Conboy; Stefanik, Palsson, Foor (87’ Stutter); Jantscher, Higdon en Rieks (79’ Hemlein).

Feyenoord: Mulder; Janmaat, De Vrij, Mathijsen (80’ Te Vrede), Martins Indi; Clasie, Immers, Vilhena; Schaken (63’ Boëtius), Pellè en Armenteros (77’ Goossens).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/nec-feyenoord-eredivisie-2013-2014/verslag

 

ロナルド・クーマン

「あらゆるリスペクトを払っても、NECのようなチームに2回リードを奪ったのなら、それを手放す事などあってはならない。我々のミス。しっかり守れなかったし、得たチャンスを最大限に決めた訳ではない。それなら引き分けになる」

 

「リードを奪ってHTに入らなければならなかったのに、そうはならなかったのは我々に原因がある。この試合のいくつかの特定の状況において、我々は何が求められていた判断するのにあまりに苦労していた。2失点目の時も、ピッチサイドから見ていてクリアできると思ったが、そうはならなかった」

 

「今日は試合前は良い気分だったが、残念ながらかなり落ち込んでいる。アウエーゲームで3点取れば十分なはずなのに、今日はそうではなかった」

 

「最終的に理想のスタメンにしたいのはもちろんだが、今日のチームはまだそうではない。ボエチウスは途中出場だったが、私の眼から見て彼は若くてもプレーすべき選手。彼の活躍が見れたのが今日のプラスポイント。入ってすぐゴールも決めた。それで彼のクオリティはすぐ分かる」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/koeman-teleurgesteld-na-gelijkspel

 

ジャン・パウル・ボエチウス

「数分後に失点したおかげでお祝いはすぐ終わってしまった。失点の仕方についてはチームでしっかり考えなければならない。あまりにも多く失点してしまった」

 

「復帰した試合で1ゴール1アシストは嬉しいけど、今は失望感に支配されているよ。個人的パフォーマンスは良かったけど、それよりも3ptsを取りたかった」

 

「フィジカルはスタメンでやれるだけの状態だし、何の問題も無い。監督が僕を必要としてくれるなら準備はできている」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/bo%C3%ABtius-%E2%80%98er-zat-veel-meer-in-voor-ons%E2%80%99

 

ステファン・デ・フライ

「僕らが得たチャンスの数を見れば勝たなければいけない。効率性が低すぎる。そして僕らは与えたチャンスで簡単委失点してしまった。それでは終わってみれば1ptでも喜ぶしかない」

 

「信念の問題かどうか僕には分からないけど、いくつかの局面で相手を引き離すのに失敗した。非常にドタバタした時間帯も試合の中であった」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/23640-de-vrij-met-bekend-verhaal-we-geven-het-te-ma.html

 

ブルーノ・マルティンス・インディ

「こうなったのは序盤に得たチャンスを決められなかったから。NECにはセットプレーでやられた。約束事はハッキリしていたのに、それがしっかり守られなかった。練習していたのに、とても残念」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/23639-martins-indi-afspraken-werden-niet-goed-uitge.html

 

レクス・インマルス

「この結果はとてつもなく大きな失望。ここで勝ち点を落とすことは許されなかった。2回リードしたのに、失点の仕方を見れば僕らが良くなかったのは間違いない。昨シーズンも何度も同じようにやられていた」

 

「今日の僕らはもっと高いレベルを保ってもっと効率良くやらなければいけなかった。それができていれば前半でNECを引き離せていただろう。でも彼らがサドルを回し直す手助けをしてしまった。失点の仕方は酷かった」

 

「ブロムの笛はかなりNECに有利だったと思うよ。まるでフットサルのように、接触の度にファールを取られた」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/23638-immers-hoe-wij-die-doelpunten-weggeven-was-sl.html

 

 

待ちに待ったボエチウスがやっと戻って来てくれました。いや~、思ったよりずっと早くて嬉しい限り。さっそくゴールとアシストも決めてくれて、これで試合に勝ってれば万々歳でしたが・・・・・・

 

毎度毎度メンタルの問題と言えばそれまでですが、今日もステファンが最初のミスの後は組み立ての仕事をほぼ放棄してボールを預けられたマタイセンは中盤に出し所がないためにペッレに向けてロングボールを蹴るの繰り返しが延々。失点の仕方はアフォなだけですが、フットボールを放棄するのは全くもって許せない行為。ほんと、いい加減にしてもらいたいもんです。

 

せっかくの上との差を詰めるチャンスもフイにして、「私のフィーリングではこれがベストのDFライン」と試合前に言っていたクーマンが来週どうするかは見物。あとはバッカルは本当に来るんですかねぇ。そしてレクスさようなら、になるのかどうか。今日のトニーはかなり良かったので、トニーとボエチウスのコンビが活きるフットボールをしてもらいたいもんです。