フェイエノールトのキャプテン ステファン・デ・フライはフロート・オランイェでの経験をバッグに入れてヨング・オランイェでOnder 21のユーロペース・ティートルを狙っている。
ステファン・デ・フライは昨夏からルイ・ファン・ハールによってフロート・オランイェに加えらるまで、ヨング・オランイェでEK予選の大部分に出場していた。21歳のフェイエノールダーは2006年、2007年に続くユーロペース・ティートルを狙うセレクションに加われたことを喜んでいる。「ボンズコーチは僕らの世代のベスト・プレイヤーたちを集めていた。でもその代表選手としての経験もティートルを保証してくれる訳じゃない。僕らがしっかりとしたチームになれば、チャンスは十分あるはず」
今回のEKで頂点を狙うという野望は秘密でも何でも無い。「ボンズコーチはこの大会にプライオリティがあると言っていてくれた。トップ国と自分たちの力を測れる機会だし、オランイェのアジア遠征に行くよりもたくさん試合ができる。僕らの成長のためにもこの大会に出る方が良いんだ」
デ・フライは昨シーズンユース代表からA代表の不動の存在にまで成長した。このチームの多くがボンズコーチ ファン・ハールからの招集をすでに受けていることは、この世代の強力さを物語っているとデ・フライ。「ボンズコーチは多くの若手にデビューするスペースを与えてくれた。それは素晴らしい事。でも彼が僕らを力不足だと思っていたなら、そうすることは無かったはず」。彼はその経験をいまのチームに還元したいと願っている。「レベルはずっと高い。ロッベンはチャンピョンズ・リーグのフィナーレでプレーするし、ファン・ペルシはイングランドのカンピューン。僕らタレントたちも、いつかそのレベルに届きたいと願っている」
「まずはグループステージを勝ち抜くことを考えなければならないだろう。ドイツ(2009年ウィナー)、スペイン(前回大会ウィナー)とタフな相手がいるし、ロシアもこの世代ではOnder 19のユーロペース・カンピューンだ」
デ・フライにとって本大会は決して未知の舞台ではない。彼はオランイェ Onder 17でEKとWKに出場。特にEKのことはよく覚えている。「ドイツ相手のフィナーレで、僕らは延長で負けたんだ。あれはとっても辛かった」。今回ヨング・オランイェが初戦で対戦するドイツには、あの時のフィナーレで対戦した選手たちが何人もいる。「ドイツ相手の試合はいつも楽しいしハイレベル。それに向けて僕らがモチベーションを上げる必要に迫られるとは思えないね」