1989年にFC フローニンゲンからフェイエノールトへ来たジョン･デ･ヴォルフは4年後にクールシンゲルのバルコニーに立った。「クラブがこの選手たちをキープできればフェイエノールトは必ずもう一度そこに立てる」と往年の名マーカー。「タレントはいる。しかし選手も含めてクラブの全員がそれを望まなければいけない。選手たちが去るかもしれないと意志を見せている話を読むと、私には理解できない。20歳そこらの選手たちがだ。私はこう言いたいね。『みんなでもう2年残ってカンピューンになってから出て行け』と」
デ･ヴォルフは現在のフェイエノールトのプレーをを毎週見て、将来性があるのは分かっている。「足りないのは容赦の無さだ。もしかしたらこの選手たちは1993年の我々よりも良いフットボールをできるかもしれないが、我々には絶対に勝ちたいという意志があった。確かに私が21歳でスパルタでプレーしていた時にそういう本能はまだ弱かったが、しかし間違いなくあった。フェイエノールトでカンピューンになった時、我々もセットプレーから多少の失点はしたが、18回は無かった。我々DFには絶対に決めさせないというオーラがあったんだ。どんなスピッツ相手にも私はこう言えたよ。『ペナルティエリアから出て行け、そうしないとぶん殴るぞ』とね。CKの際には我々は味方の最もヘディングの強い選手を相手のその選手に当てて、その後は生きるか死ぬかだ。事はシンプルであり、それはトレーニングするしかない」
しかし今のフェイエノールトは気に入っているデ･ヴォルフ。「彼らがセットプレー以外からはほとんど失点していないのを忘れてはならない。守備組織は機能している。このチームがこのまま成長し続けてもっと毒が出てくれば、再びカンピューンになるのを見れるだろう」
http://www.fr12.nl/nieuws/21472-de-wolf-ik-mis-de-over-mijn-lijk-mentaliteit.html
