フェイエノールトは先日移籍したロン・フラールの穴埋めとしてヨリス・マタイセンを獲得したことをクラブサイトで発表した。代表82キャップを持つベテランは今日金曜にメディカル・チェックを済ませ、デ・カイプで3年契約にサイン。背番号もフラールの背負っていた4に決定。
32歳のマタイセンの加入はフェイエノールトの若いタレントたちの成長にとって「非常に重大」だとテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール。「我々のセレクションはタレントで溢れているが、ピッチ内外でチームにトップパフォーマンスを発揮するための自信を与え、リーダーシップを取っていたロン・フラールとカリム・エル・アマーディの移籍によって経験豊富な選手が必要なのは明らかだった。いまこうしてヨリスを迎えられたことをスタッフもディレクター陣も非常に喜んでいるよ」
フェイエノールトにとってマタイセンを獲得できたのは予想外のチャンスがあったためだった。彼の元所属クラブ Malagaが深刻な財政難のために契約中にも関わらず彼の放出を許したのだ。「そうでなければ彼の獲得が不可能だったのは間違いない。こうして合意できてみんなにとって喜ばしい結果になった」とファン・ヘール。
ファン・ヘールにとってマタイセンとはヴィレムII、AZで共に多くの成功を収めてきた古くから知った仲。「彼の15の頃からかな。ヨリスは経験豊富で、インテリジェンスがあり、フットボールへの貪欲さと、力強いリーダーシップというクオリティも備えている。フェイエノールトがこれから数年、彼の経験によってとても喜ぶことになるだろうと確信しているし、多くの若手にとっても彼の加入でその成長を早めることになるはずだ」
ヨリス・マタイセン自身もこの合意に大きな喜びを感じている。「まとまって嬉しいよ。国外でもう6年間プレーしたいし、オランダに戻る気持ちもできていたんだ。マルティン・ファン・ヘールと最初に話をした時から、このクラブに来ることには良いフィーリングを持っていたし、是非フェイエノールトに行きたいとオープンに宣言していたからね。昨年のフェイエノールトで起きた事は遠くから観ていたけれど、素晴らしかったと思うし、今こうして自分が加わったことでそれをこれからのシーズンに続けていくための力になれれば本当に素敵なこと」
32歳のマタイセンはフェイエノールトの若いセレクションの中で年長者の一人になる。
「自分の経験でこのグループに貢献できることを期待しているし、リーダーシップは特にスポーツ面で出さないと行けないだろう。このクラブには多くの素晴らしいタレントが揃っている。オランダ代表に私の他に二人招集されたのは伊達ではないよ」
マタイセンは今週日曜のユトレヒト戦には登録が間に合わないためまだ出場できない。
「フィットしてしているけど、まだ3週間しかトレーニングをしていない。土曜がこのグループとの最初のトレーニング。来週はオランダ代表に参加するだろう。来週土曜のヘーレンフェーンとのホームゲームに照準を合わせている。デ・カイプでプレーするのは大好きだし、楽しみにしているよ」
テクニカル・ディレクター ファン・ヘールによれば、マタイセン獲得後もまだ攻撃面での補強を行うだけのサラリー分の余裕が予算にはあるとのこと。
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120810_mathijsen
http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120810_mathijsen_2
3年契約に多少言いたいことが無くはないですが、貴重なベテラン&お話役としては大歓迎。まだまだ多少は働けるでしょう。ネロムが安心して見てられるのならロッカールーム内の仕事だけでも良いんですがねぇ
あとはスピッツ、というかグイデッティ待ち。