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EL予選第3ラウンド第1試合結果。ジュリチッチがヘーレンフェーンを救う大活躍

Europa League - derde voorronde

donderdag 2 augustus 2012,

17:00 FK Anzhi Makhachkala - Vitesse 2-0 (0-0)

63' O. Shatov 1-0 / 74' F. Smolov 2-0

20分で怪我により2人交代のAnzhi。さらにエトーもハムストリングを気にしながらのプレーに。そのせいか慎重でカウンター以外にほとんど見るモノが無い対戦相手に対し、フィテッセはなかなかボニーにボールが収まらないものの35分CKからvdストライクのヘディングがバー直撃を切っ掛けにペースをつかんで数回ハーフチャンス。HT直前、ボニーが相手選手との競り合いで豪快に肘打ちも主審はスルー。

後半はアンジが積極的に仕掛け始めて五分五分の展開に。両チームなかなか決定機には至らなかったがアンジのMFが右サイドから切れ込むとフィテッセ守備陣の対応が遅れて正面からミドルシュートを叩き込まれて1-0。

ルテンはプロッペルを下げてハーフェナール投入。しかし中央に入ったライスの代わりに左サイドに置かれてほとんど存在感を見せられず、フィテッセの攻撃も停滞。逆にエトーのスルーパスにスモロフが抜け出し、角度の無い所から逆サイドネットに決めて2-0。

フィテッセは終盤加入間もないチョマーも投入。vdハイデンに代わりコントローラーに入ったチョマーの縦パスからボニーが決定的を迎えるも決められず。ロスタイム、vdストライクのミスからエトーがチャンスもトドメの3点目は決められずに終了。

後半効率良くチャンスを得点に結びつけたアンジに対し、なかなかチャンスを作れなかったフィテッセが妥当に敗戦。

フレッド・ルテン

「もっと必死になければならない選手が何人かいる。疲れたとしても痛みを我慢できるはずだし、我慢しなければならない。国際試合は限界を超えることが求められるんだ。前半と後半でこれほど大きな差はあってはならない」

「我々はここで1点は決められたはず。来週は簡単ではなくなったが、ホームで選手たちは良い気分でプレーできる。まだ敗退したわけではないし、全力でやらなければならない」

19:30 sc Heerenveen - Rapid Boekarest 4-0 (1-0)

9' F. Djuricic 1-0 / 64' F. Djuricic 2-0 / 69' M. de Roon 3-0 / 89' S. Fazli 4-0

パンケーキ初陣のヘーレンフェーン。しかしアモアの負傷欠場でスピッツはなんとジュリチッチ。アサイディもベンチに入らず欠場。左バックにライタラ、中盤にツィエフ、左サイドにタナネと新人がスタメン出場。

スピッツとして良い動きを見せていたジュリチッチ。8分にライタラからのフィードに抜け出して華麗なタッチで先制。HT直前こそバー直撃と危ないシーンを作られたが、それ以外は終始主導権を取って見事なフットボールを見せたヘーレンフェーン

後半開始5分で精力的に動いていたツィエフが足をつり、ファン・アーンホールトに交代。60分過ぎに高い位置でボールを奪うとジュリチッチが叩き込んで2-0。自陣ペナルティエリアでタナネが相手選手の足にタックルもノーファール。その流れからカウンターを仕掛けると駆け上がったデ・ローンが決めて決定的な3点目。終了直前にもカウンターから途中出場ファズリが4点目。

エースとして勝利の立役者となったジュリチッチは残り5分を切ってスタンディングオベーションの中 ベンチに。終盤ブカレストがようやく攻勢もノルトフェルトのセーブもあり完封。プレシーズンの成績から不安視されていたヘーレンフェーンだったが、蓋を開ければ素晴らしいプレーを見せて快勝。

マルコ・ファン・バステン

「私にとっても、選手たちにとっても、観客にとっても凄く素晴らしい事。こんなスタートを切れて本当に嬉しい。多くのチャンスを決める事ができた。これはプレシーズンには無かったことで、希望と自信を与えてくれる」

「ジュリチッチはいつもゴールを決めようとしているし、奥行きを出そうとする。良いスピッツとしてやれると思ったんだ。彼の走り込みは危険なシーンを作り出せる。彼自身は10番でやりたいだろうが、我々はチームにとって何が良いかを考えなければならない」

アサイディは風邪だ。メディカル・スタッフの検診によると38.2℃の熱があったという話。私自身真っ先に疑問に思ったが、ドクターもフィジオも十分チェックした上で家に帰した方が良いと判断した」

19:45 FC Twente - Mlada Boleslav 2-0 (0-0)

52' L. Fer 1-0 / 58' N. Chadli 2-0

トゥエンテはヴィスヘルホフをベンチに置いて新加入ビエラントがスタメンCB。スピッツはプレット。

完全に相手を圧倒してハーフコートで攻め続けるも、チャドリがチャンスを決められないいつものパターン。フェル、プレットも決定機を逃し、40分チャドリのミドルシュートもバー直撃。

HTにプレットに替えてブリキン投入。すぐ様存在感を見せてチームの攻撃を勢いづけるとフェルのヘディングで先制。さらにGKと1対1になったブリキンがシュートを止められるもこぼれ球をチャドリが叩き込んで2-0。

作ったチャンスの割りに2点止まりのトゥエンテだったが、いきなりブリキンがゴール前で圧倒的な存在感を見せ、デビューのグチェーレスも20分ほどで数回好プレーを見せるなどさらに層を厚くしつつ快勝。

スティーヴン・マクラーレン

「得点数が十分では無かった。来週それを後悔しないで済むことを願っているよ。まだ終わったわけではないからね」

「我々は成長している。それは否定しようがないこと。ただフィニッシュに冷徹に決めなければならない。まだそれが欠けている。2-0にした後も押し続けることを期待したが、これで十分に感じていたように見えた。もう1.2点取れれば私の気分はもっと良かっただろう」