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EL予選第1ラウンド第1試合結果

オランダ勢はフェアプレー枠からの出場となったトゥエンテが初陣。遙か格下相手に新戦力が活躍を見せてルーク・デ・ヨング、ミハイロフ等不在の中、問題なく大勝してアウエーゲームを待たずに第2ラウンド進出を確定させた。

 

EL-Kwalificatieronde 1e runde

Twente - UE Santa Coloma 6-0 (2-0)

28' Robert Schilder 1-0 / 29' Robert Schilder 2-0 / 63' Dušan Tadić 3-0 / 71' Joshua John 4-0 / 77' Glynor Plet 5-0 / 79' Glynor Plet 6-0

Root: 84' Joaquim Salvat (2xGeel)

 

トゥエンテのスタメンはGK ボシュケルにブロイケルス、ヴィスヘルホフ、レースラー、カイペルのDFライン、ヴィレム・ヤンセン、ブラマ、スヒルデルの3センターにフェルフーク、プレット、ジョンの3トップ。

 

圧倒的にボールを持ってハーフコート・フットボール状態も、予想通り守りを固めてきた相手をなかなか崩せないトゥエンテ。25分にようやく初チャンス(フェルフークがゴール前でポスト直撃)を得ると、数分後に右サイドからのクロスが初めてプレットに届き、頭で落としたボールをフリーのスヒルデルが決めて先制。その数分後にもゴール前で混戦の中からスヒルデルが2点目、とノーチャンスの相手に対して事実上勝利を決める。

 

カイペル、スヒルデル、ジョンで躍動していた左サイドに対し、ランニング能力を活かすスペースを得られないフェルフークとヴィレム・ヤンセンがイマイチ機能しなかったトゥエンテはHTにこの2人をチャドリとタディッチに交代。ジョンが右サイドに回り、中に絞ってブロイケルスの上がるスペースを作り、左サイドに入ったもチャドリもタディッチとの距離感が近く見事な連携。明らかにフットボールの質が向上した後半は度々美しい攻撃を見せたトゥエンテ。63分にタディッチが追加点を決めると、71分には途中出場フェルの縦パスからタディッチのクロスをチャドリがダイレクトであわせてこの日最も美しいゴール。終盤は相手の戦意が消えて、それまでなかなかシュートチャンスの無かったプレットが2得点。

 

相手に攻められることがほとんど無かったが、レースラーとカイペルが入ったことでDFラインのボール回しは安定。スヒルデルが入った中盤もバランスが良くなり、ゴール前に入る人数も増えた。後半の交代策が分かるとおり攻撃陣のオプションは多く、相手によってやり方を変えることができるため、チームとしての伸びシロは見せられたと言えるだろう。