Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

グイデッティ 「世界最高のスピッツになりたい」

昨シーズン10位という失望の結果に終わったフェイエノールト。補強は必要だったが、財政的余裕は無いために行えるのはレンタルでの補強しかなく、マンチェスター・シティのスウェーデンスピッツ グイデッティ(19)もその一人だった。結果それはフェイエノールトのフロントの大金星であり、クラブを深い谷から引き上げることになった。ロッテルダマースは再び上位に戻り、グイデッティはすでに14得点、フェイエノールトの総得点(39)の3分の1以上を一人で挙げ、大きな価値を見せている。

 

昨夏に君はFC トゥエンテと契約するかと思われたけど、結局マンチェスター・シティと契約を延長した。その理由と、FC トゥエンテとの終わらせ方に後悔は無い?

マンチェスター・シティはファンタスティックなクラブだし、彼らは良い道を突き進んでいる。僕と同じように大きな野望があるんだ。それに監督も僕を信頼してくれている。とにかく新契約にサインしたのは正しい決断だった。どんな事にも理由がある。僕はいまフットボールをとても楽しんでいるし、これまでを振り返っても何もかも幸せだったと感じているよ」

 

最終的に君はフェイエノールト行きを決めた。それははっきり意識しての判断?

「もちろん意識して選んだこと。そうじゃなかったらここではプレーしてないよ。成長するにはここは最高の場所。エールディヴィジは全てのクラブが後方から組み立てをして本当のフットボールをしようとしているんだ。オランダでプレーをするのはとても楽しいよ。NAC ブレダのような『小さめの』クラブとの対戦でも22.000人の人々がスタンドに集まって素晴らしい雰囲気を作り出している。特にアヤックスPSV、FC トゥエンテの『大物』との対戦は楽しい。これらのクラブはELでも楽々と勝ち抜いている。そしてフェイエノールトも明らかにビッグクラブ。それは最初は分からなかったけど素晴らしいクラブだ。実際、彼らは間違いなく欧州のトップクラブに格付けされるのに相応しいけど、これまではちょっと悪い方向へ行っていた。でも今は良い方向へ行っているし、どれだけ多くの人々が集まっているかを見ればこのクラブの偉大さは誰が見ても分かる」

 

君は少年時代をケニアで過ごしたけど、それはマンチェスター・シティやいまフェイエノールトで適応するのに役立った?

「新しい環境に対応すること、何もかも全部にしっかり役立ってるよ。アフリカでの時間は自分がフットボールの中で生きられるチャンスを得られた幸せを僕に実感さてくれた」

 

フェイエノールトから話が来た時はこのクラブについて何か知っていた?同国人のオフェ・キントファルやヘンリク・ラーションの成功などは気にしていた?

僕の子供の頃からフェイエノールトは誰もが知っていた。有名なクラブだからね。僕も15歳の時にスウェーデン代表でオランダと試合をしたんだけど、その時にツアーでデ・カイプを見学したんだ。後で仲間にいつかデ・カイプでプレーしたいと言っていたよ。数年経っていまここにいる。一瞬一瞬が楽しいんだ。こんな献身的なファンと素晴らしい監督たちとチームメイトに恵まれて、時々夢を見ているような気分になる」

 

フェイエノールトは首位争いに加われるのではという声さえある。いまのこの成功を君は説明できる?

「僕らが大きなポテンシャルのあるグループなのは分かっていたけど、それを全て発揮しなければならないね。クーマンというファンタスティックな監督とテクニカル・スタッフがいれ僕らはどこまでも行けるはず。難しいのは分かっているけど、みんなかなり自信を持っているよ。僕らに経験が欠けているとは僕は思わない。クーマンやジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストという素晴らしい師がいるからね。この若いチームの中で楽しんでいる。みんな良く笑うし、お互いにふざけあってる。これは成功するチームに不可欠な要素だと僕は思っているんだ。リーグタイトルを勝ち取る事が現実的かどうか?それは僕には分からない。僕らには夢を持つ権利はあるし、このチームならどんなことでも可能。どんな勝ちでも3ptsだし、AZもそんなに遠くにいるわけじゃない(現在はPSVが首位)。ただ僕らはタイトルを狙うことなく、次の試合に集中している」

 

フェイエノールトは今シーズン成功したと言うためには欧州フットボールを勝ち取る事が必須だろうか?

「ファンは僕らが毎週110%の力を出して、ハードワークすることでできるだけ多くの勝ち点を取ることを望んでいる。僕らがそれを続ける限り彼らは幸せだと思う。このまま続けていれば欧州フットボールへの出場権には十分チャンスがあると思うよ」

 

君は既にロッテルダムでの人気者になった。前半戦での自分のプレーを振り返ってどうだろう?

「ここまでの自分のパフォーマンスには満足している。もちろん改善すべき点はいつでもある。それについてはクーマンがどう直していけばいいかアドバイスをくれている。まだ成長しなければいけない分野はあるし、そのためにハードワークしなければならないのも分かっている。ベストになりたければ誰だってハードワークしなければないけない。僕の夢は世界最高の選手になることだからね」

 

来シーズンもフェイエノールトでプレーするのは選択肢にある?それとも来夏にはマンチェスター・シティへ戻りたい?

「あらゆる可能性がある。未来がどうなるかは誰にも分からないよ。今は僕はフェイエノールトでの今シーズンに集中している。先の事を考えすぎると集中力が弱まるし、ピッチでも影響が出てしまうからね」

 

http://www.goal.com/nl/news/1732/interviews/2012/02/02/2867284/ik-wil-de-beste-spits-van-de-wereld-worden