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拡張工事中のフロールシュ・フェステの屋根が崩壊。死者もでる悲劇に

スタンド30.000席へ向けてこの夏拡張工事を行っていたフロールシュ・フェステ。しかし木曜の12時に轟音と共に一部の屋根が崩壊。工事中だった作業員が巻き込まれ、現在死者が1名(31歳の男性)、負傷者が16名で内一人は危険な状態。さらにまだ崩壊した屋根の下に取り残されている作業員がいる可能性が高いと見られている。

 

ゼーラントでトレーニングキャンプに入ろうとしてたチームはこの日の内にキャンプ中止を決定。ヨープ・ムンステルマン会長もゼーラントから車を飛ばしてエンスヘデへ戻り、夜に会見を行ってショックを受けた心情を語った。

 

「我々FCトゥエンテがショックを受けているのは分かって貰えるだろう。大きな悲劇であり、最初のショックの後にすぐ『工事中の人たちは大丈夫だろうか?彼らは無事に脱出して、今は安全な所にいるのだろうか?』と思った。そして次々と恐ろしい結果を知らされた。この工事現場での災害が我々FCトゥエンテの心を深く悲しませているのは想像して貰えると思う」

 

拡張工事に問題があったのか、事故原因は未だ不明で市の安全管理職員が調査を行っている。トゥエンテのマネージャー ヤン・ファン・ハルストは工事日程を早めるように現場に圧力がかかったのでは?という憶測に対し「私は何も聞いていない。知る限り現場に混乱は無かった」とコメント。

 

現実に目を向けるとトゥエンテは7月17日のオープンデーは中止を決定したが、7月26/27日か8月2/3日にはCL予選第3ラウンドが行われ、8月13日にはエールディヴィジ最初のホームゲームであるAZ戦が組まれており、トゥエンテがフロールシュ・フェステで試合を行えるかどうかは非常に危うい状況と言える。