Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ケルクラーデで敗れて無敗ストップ。ついでにシーズンも終了

日曜に行われたエールディヴィジ第28節、フェイエノールトケルクラーデローダJCと対戦、3-0で敗れて順位を上げる事はできなかった。前半までのアノアール・ハドウィルとマッズ・ユンケルのゴールで2-0とリードを許すと、終了直前にディエゴ・ビセスワールがアンラッキーなOG。リンブルフでの敗戦でフェイエノールトの無敗は6試合で終わった。

ケルクラーデでは家族の不幸で2試合欠場したエルヴィン・ムルデルがゴール前に復帰。HT直前にリロイ・フェルとヴィレム・ヤンセの接触で主審ケフィン・ブロムが簡単にPKを与えたが、このGKはユンケルのPKを見事にセーブ。しかし直後のCKからこのデンマーク人に得点を許してしまう。

HT直前突然2-0とされたことがフェイエノールトにとって非常に痛かった。序盤にケルヴィン・レールダムのアンラッキーなハンドで与えたFKをハドウィルに決められ、フェイエノールトはすでにリードを許していた。死の時間帯の二つの失点以外、フェイエノールトホームチーム相手に脅かされる場面はなく、HTのスコアはロッテルダマースにとってかなり辛いものだった。

リオの危険なアクションを始めとして攻撃を仕掛けていたフェイエノールトだが、最後の局面で鋭さと正確性を欠いていた。後半もフェイエノールトは攻撃的姿勢を見せるものの、あまり変化は感じられずローダJCのGK プルゼミスラフ・ティトンを脅かすまにではいかないままに時間が過ぎる。

状況を打破するためにフェイエノールトの監督 マリオ・ベーンは残り30分にマルセル・メーウウィスをジェルソン・カブラルに替えてアタッカーを増やし、残り15分にはさらにセーレン・ラーセンをピッチに送り込む。だが最後の攻撃も実る事はなく、比較的容易にローダに勝利を許してしまった。

Roda JC Kerkrade – Feyenoord 3-0

Scoreverloop:

8’ 1-0 Hadouir

43’ 2-0 Junker

90’ 3-0 Biseswar (eigen doelpunt)

Scheidsrechter: Blom

Geel: Bahia (Feyenoord)

Opstellingen:

Roda JC Kerkrade: Tyton; De Fauw, Addo, Wielaert, Hempte; Delorge, Vormer, Janssen, Sutchuin (83’ Bodor); Hadouir (71’Skoubo) en Junker (83’ Pluim).

Feyenoord: Mulder; Leerdam, Vlaar, Bahia, De Cler; Meeuwis (63’ Cabral), Wijnaldum (77’ Larsen), Fer; Biseswar, Castaignos en Ryo.

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail/S1/10010000038143-999-10010000000003.aspx

マリオ・ベーン

「まだ諦めてはいない。私は先の事についてはいつもポジティブだからね。POの可能性が残っている限り、それを信じ続ける。さらに苦しくなったのは確かだが、良い結果を出すために残り6試合全力を尽くすつもりだ」

「またリスタートからの失点。約束事が守られていない事にはフラストレーションが溜まる。このレベルではあってはならない事だ」

「もし5人の選手を替えて残り1時間あっても点を取れる気がしなかった。後半はまったく迫力が無かった」

エルヴィン・ムルデル

「家は喪に服している最中だし、フェイエノールトが今は僕の自分を表現する場所。でも家に帰る時に1回は父親の事を考えるよ」

「欧州戦POはかなり遠のいてしまった。残りの6試合で良い結果を出したい。後は他のチームが勝ち点を取らないように期待しよう」

「試合前のサポーターの歌は嬉しかった。とても励まされたよ。彼らの支えをとても嬉しく思う」

「PKを止められたのはよかったけれど、結局30秒後にゴールを決めては何にもならない。CKからローダに2-0にされたのは痛かった。あのゴールの前に同点にできていたかもしれなかったからね。残念だよ。僕をサポートしてくれたチームメイトのためにお返しをしたかったんだけど。クラブは何度も僕を温かく励ましてくれた。お陰で悲しみも晴れてきている」

ワィナルドゥムとレールダムがヨング・オランイェを辞退

ワィナルドゥムは先週のNAC戦で痛めた足首がローダJC戦で再び悪化。レールダムは臀部の負傷。

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20110320_wijnaldum_leerdam

久々にどうにもならない敗戦です。ハドウィルのFKは仕方ないとして、CKからバイーアがアドに前にいかれ、ファーポストでもジニがユンケルから眼を離してあっさり失点。せっかくエルヴィンがPKを止めたのに、HT直前になんというgdgd

試合全体を通しては、勝っていたチームをいじったのは結果的に失敗だったでしょう。レールダムはほとんど組み立てに絡めず、フェルもトップフォームにはほど遠い出来。PKシーンも不用意すぎる。ステファンのいないDFラインから中盤で組み立てのパス回しはほとんど見られず、終始ビセスワールとルクに向かって蹴り込むだけでした。バイーア、7年間お疲れさま。しばらく逆転勝ちが無かったので早い時間帯の失点からどうやれるか期待しつつ観てましたが、多分落ち着いてはいたんだけれど、ほとんどフットボールにならないという困った結果に。まぁ今回はローダの守備も良かったですが。メーウウィスとジニに替えてカブラル、ラーセンと入れた一か八かの状況でもほとんどボールが入らず。

良かったのはビセスワールくらいでしょうか。妙に好調を維持していますが、なんなんでしょう。ルクは前半ビセスワールの縦パスで抜け出したループを決めておきたかった。ロスタイムにもバー直撃。ジニはフォルメルにかなりやられてましたが、1回フィジカルで負けずに前へ出てルクにパスした良いシーンがあったので、ああいうのが増えると良いですね。まだまだ伸びシロはありますよ、うん。リオはなんでスペースがあるのに中に入ってシュートを狙わないのかちょっと謎。

代表戦を挟んで残り6試合。次はデ・カイプでAZ戦と好カード。ここで連敗しないで勝ち点を取れるかどうかが大きいですね。まぁPOは最初から期待してないので良いんですが、12位以上はキープしたいところ。カブラルとフェルがJOで良い感じにリフレッシュしてくれる事を期待。でもスタメンはまた元通りでしょうね。