フェアにいこう。土曜のフェイエノールトは小さな日本人選手を楽しんだよ。リオはブームを引き起こしている、しかもまだ18歳だ。この選手がトップクラスになり得るということを誰もが認めざるを得ないだろう。とても楽しいアクションで、ゴールまでも決められる。彼が土曜のフェイエノールトをかなり強くしていた。他の選手たちはあの少年のダイナミズムから勇気を引き出されていただろう。
だが私はすぐマイナス面も見てしまう。この男はまだすぐにいなくなるだろう。彼はアーセナルの選手であり、フェイエノールトは借りているだけ。ロッテルダム側は何も言えないんだ。フェイエノールトとして望まない事をしなければならないのなら、ロンドンのクラブとしっかり綱引きをしないと何も得られない。少なくともフッデ氏が、これは偶然で、提携の産物ではないと言っているのを聞いている。私はテクニカル面の人間としてこれには良い気持ちではいられない。短期的には楽しいだろうが、長期的にはそのポジションでプレーできるはずの選手たちにとって悪い事だ。彼らの成長を妨げる事になる。
リオはすぐにロンドン行きの飛行機に乗る事になり、フェイエノールトにはフラストレーションの溜まった左スピッツたちが残るんだ。カブラルはリオよりもそんなに劣っているだろうか？いずれにせよその後はカブラルを使い続けるしかないんだ。私はリオを楽しんでいるのと同じくらいフェイエノールトがレンタルで関係ない相手に手を貸さなければならいクラブポリシーを残念に思っている。自分たちのチームを成長させる方がずっと良い。
私が自分のクラブにまたネガティブな見方を始めたと、みんなが思う事は願っていない。みんなそういう傾向がかなりあるからね。元選手たちが口を閉ざさなければならないか、コーヒーを手に批判を禁止される事もなく熱く「一緒に」話し合えるかどうか。これは多くのクラブに見られる問題だよ。
もっともはもっともなのだけど、現状リオのプレーがチームに勇気を与えているのは否定できないわけで、それに残留争い中なのだから、どうせ数ヶ月のことと割り切るしかないような気がしますが。
