ロブ･ファン･ダイクとダルレイの負傷で現在オマーンでのトレーニングキャンプで唯一完全にフィットしてるGKとなったエルヴィン･ムルデル。昨夏も第一GKとしてシーズンを迎えたが、8月のフィテッセ戦で薬指の負傷して以来出場がないムルデルだが、火曜のオマーン･オリンピック代表との練習試合では第一GKとして出場することになる。21歳のGKは「多分今この時点では僕が第一GKだろう」と、ウィンターストップの後もゴールを守るチャンスをつかみたいという願いを滞在中のホテルの庭でのインタビューで語った。
「8月の怪我は薬指の小さな骨折だった。その後特注のグローブを付けて試合には出られるはずだったんだけど、次のNAC戦数日前にトレーニングを再開したら全く無理だった。ボールをつかむ度に時速100kmで飛んできたみたいに、とても痛かったんだ。だから正直にクラブにプレーできないと話したんだ」
怪我は完全に癒えたが、その間にロブ･ファン･ダイクが第一GKの座を射止め、前半戦リーグ戦14試合でゴールを守った。
「たしかに難しい状況だった。第一GKとしてシーズンを迎えたから、第一GKとしてシーズンを終えたかった。でもロブはかなり良かったし、監督が彼を変える理由は無かった。でも第2GKになっても監督に信頼されているという印象ちは変わらなかったよ。若いGKにとって信頼感はとても大切なんだ。
二つミスをしても心配する必要は無いけど、怪我は全く別の話。控えが上手くやれば代わりに出ることになるのは当然だろう。監督はフットボールの世界では状況は毎日代わり得るといつも言っている。誰かに何かあったら誰かが代わりにピッチに出る。僕からすると、ロブもダルレイも僕もとても近いところにいるはず。監督はその眼で誰がベストか選ばなければならないし、選ばれなかった選手は受け入れなければならないんだ。怪我をした後も僕もそうだった」
土曜の練習では二つのゴールの内の一つをGKコーチのパトリック･ローデワイクスが守った。ムルデルは笑いながら
「彼も良かったから、あれも選択肢の一つだね。それにいざとなったらバス･ファン･ノールトワイクもいるし、心配はいらないよ」
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