水曜日にDe Telegraafが報じたところによると、先週テオ･ボスを解任したフィテッセの新監督がバルセロナのドリームチームでヨハン･クライフのもとプレーしていたアルベルト･フェレールに決まったとのこと。フィテッセからは現時点でまだ正式な発表はない。その後複数メディアがアシスタントとしてSCカンブールの監督スタンレイ･メンゾが引き抜かれると報じており、これはカンブール側が認めている。
フェレールは40歳のスペイン人。現役時代バルセロナ、チェルシーでプレーしたが監督としてトップチームを率いた経験は無い。
近年スペインメディアで最も評価の高い解説者の一人であり、グアルディオラと似たようなフットボール観を持っていると言われ、昨年はこう語っている。
「私の理想とするチームはソリッドな戦術をベースにモダンなフットボールをするチーム。 『モダンな』というのはダイナミックでスペースを探して全体をコントロールするという意味だ。 それはバルセロナのフットボールにとってこの十年ベースになっているスタイル。私はインテリジェンスがあり、ピッチ上で決断を下せる選手が好きだ」
経験は欠けているが、監督としてのクオリティには自信があるとコメントもしている。
「いつも経験がないと言われるが、私は自分がやれる自信がある。 ペップ（グアルディオラの愛称）を見てくれ。彼は慣例だったフットボールの法すべてを壊してあっという間に頂点に立った。 ペップと私はバルセロナ時代に何年間も一緒に学びあった仲。私たちはフットボール選手としてだけでなく、監督としても自分たちをトレーニングしてきたんだ」
http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/vitesse/8042665/Oud-Baraspeler_Ferrer_volgt_Bos_op.html
フィテッセはこの夏に新オーナーに就任したグルジア人 ジョルダニアのもとエールディヴィジのトップクラブを目指しており、今季5位以内、来季3位以内、そして三年後のカンピューンという目標を立てている。
