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ヨング・オランイェ、奇蹟を目指すも届かず

土曜日の敗戦でほとんどチャンスの残っていなかったヨング・オランイェ。キエフでの試合は立ち直りを見せ0-2で勝利したものの、ホームでの1-3のビハインドを跳ね返すには十分では無く、PO出場権を逃す結果となった。

スタメン6人を入れ替えたヨング・オランイェ。前線にはドストをセントルム・スピッツに置いて背後にファン・ヴォルフスヴィンケル、中盤トップ下にルーク・デ・ヨング、右にジョン、左にホーセンス、中央にストロートマンという布陣。

主導権を取りに出ずにカウンターを狙うウクライナに対し、ヨング・オランイェは序盤から良いフットボールとか何も考えずにひたすらウクライナゴール前に放り込む。ブルマとカイペルに代わりナイティンクとファン・アーンホルトが入ったDF陣も攻撃的な組み立てを見せる。

サイド、中盤共にスペースが空きがちでセカンドボールをなかなか拾えず押し切れない展開になるものの、それでも十分なチャンスを作ったヨング・オランイェ。CKからドストの頭の折り返しにファン・ヴォルフスヴィンケルが頭で飛び込んだがGK正面。ナイティンクのフィードにジョンが飛び出すもシュートはサイドネット。

なかなか決められなかったものの、HT前に左サイドを駆け上がったホーセンスのクロスから、ニアポストのルーク・デ・ヨング、ゴール正面のファン・ヴォルフスヴィンケルが粘ってファーポストにボールを届けると、待ち構えていたドストが豪快に決めてようやくゴール。

後半立ち上がりウクライナの攻撃にやや晒されたものの、そこを凌ぐとドストの落としからルークが繋いで走り込んだホーセンスがミドルをゴール右に突き刺し2点目を決め、残り20分で1点取れば逆転という状況に持ち込む。

さらにミドルでウクライナゴールを脅かすホーセンス。

しかし疲れと焦りからミスが多くなったヨング・オランイェはここからウクライナの守備に穴を開けることができなくなる。逆にウクライナに主導権を奪われると度々枠なシュートを浴びてクルルのセーブに助けられる展開に。のこ10分でジョンを下げてフェル、ファン・ヴォルフスヴィンケルを下げてワィナルドゥムとカードを切ったがウクライナから主導権を奪い返すことはできず終戦。ヨング・オランイェはEKの出場権を2回続けて逃す結果となった。

STATISTIEKEN:

Oekraïne – Nederland 0-2 (0-1).

Scoreverloop: 44. Bas Dost 0-1, 57. John Goossens 0-2.

Gele kaart: Goossens, Van Aanholt, Strootman.

Opstelling Nederland: Tim Krul, Daryl Janmaat, Dirk Marcellis, Bram Nuytinck, Patrick van Aanholt, Kevin Strootman, Joshua John (79. Leroy Fer), John Goossens, Luuk de Jong, Ricky van Wolfswinkel (81. Georginio WIjnaldum), Bas Dost.

コル・ポット

「2-0で勝ちはしたが、この結果は本当に苦い。選手たちが第1戦から立ち直りを見せたことは賞賛に値する。しかしあの6分間の立ち上がりの遅さが命取りになった。いつも今日のようなプレーをしなければならないんだ」

「今日は最初の1分からチャンスがあった。あれを決めていれば良いスタートを切れたんだが。相手は我々のプレースタイルに完全に驚いていたし、完全にコントロールしていた。戦術をどうとでも変えられる能力があるのが我々のアドバンテージ」

「180分トータルでは我々の方が良いチームだったのは間違いない。第1試合だけでも我々は最高のフットボールをしていたし、たくさんのチャンスを作った。この試合でも多くのチャンスがあった。しかしあの最初の6分間が命取りだった」

正直全然期待してなかったので、後半はエキサイティングな試合になってよかったかなぁと。でも0-2になってからが実際の力の差でしょうか。全くチャンスを作れなくなったのはフェルとワィナルドゥムが入ったせいか、ウクライナが本気になったせいか。多分両方・・・

この世代もこれから暇になるのでまたB代表やりませんかね~。