Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

借金の噂と新チームバスが騒動を引き起こす

EL敗退、エールディヴィジ10位、ベーカー・トーナメントも敗れ、財布には1セントの現金もない。将来への明るい展望も未だ見えず暗い印象しかないフェイエノールト。今週はさらにピッチ外で余計な混乱に見舞われた。

事の起こりはVIが22日水曜日に報じた、『フェイエノールトが今季のサラリーなどを賄うために国外の投資会社から1.000万ユーロを借りた』というニュース。前コマーシャル・ディレクターのChris Woertsが現在所属している会社と思われたが、WoertsはRadio Rijnmondに対して否定。しかし「フェイエノールトへの投資を紹介はしたし、来月以降会合をする。借りた金額は来年返済しなければならないだろう」とコメントしたことでさらに混乱を招き、金曜日に入ってエリック・フッデGMが会見を開き、公式サイト上でも「我々はKNVBのカテゴリー1に置かれている立場。そんな馬鹿な真似はできない」と正式に報道、噂の全てを否定することになった。

しかしそれ以上にファンの非難を招いている事件がある。水曜日にローダJCとのベーカー戦に敗れる悲劇を起こしたフェイエノールトは、木曜の練習後にRingelbergtours社からアウエーへの移動の際に使われる新チームバスを受け取り、クラブサイトで発表。「チームバスは我々がトップクラブであることを周囲に示すモノでなければならない」、「このバスならどこへ行っても1-0でリードして試合を始められるというにと言い過ぎだけどね」とコメントしたマリオ・ベーンだが、財政難の中でのその派手な外装とあまりに楽天的なコメントに対してクラブの現状に絶望しているファンたちからは非難が殺到。マリオ・ベーンが1日明けて再びクラブサイトで「外装は派手になったが、バス自体が新しくなったわけではなくステッカーを貼り替えただけ」と弁明する事態となった。

ベーカー・トーナメント敗退により、フェイエノールトファンの間では「今季はもう終わった」という雰囲気が広まっている。補強がまったくできずに若手に賭けたクラブだったが、結局エールディヴィジレベルのプレーは見せられておらず、「リンカーライチェを目指す」とマリオ・ベーンも目標修正したが、ファンの間では「あまりにも若すぎた。今季は残留を目標にして、来季に向けてスタメンを考え直した方が良い」とさらに悲観的な見方を強めている。

問題点はたくさなるのだけれど、それはまた次回・・・。