フェイエノールトのテクニカル・ディレクターであるレオ・ベーンハッカーはフェイエノールトの今後数年間について、財政状況の悪さからライバルとの差は離れる一方だろうとRadio Rijnmondのインタビューで語った。
「私は決して悲観論者ではないが、我々はリアリスティッシュでなければならない。今のプロセスを止めることができなければ、将来中間グループになることも考えられる。このプロセスは人件費カットから始まり、セレクションにまで影響を与えている。契約が終わっても延長できず、若い選手を連れてくることもできない。そうしている内にアヤックス、PSV、トゥエンテといったライバルたちは毎年補強を続けていくんだ。彼らはいつも中位からの補強に狙いを定めているからね」
ベーンハッカーはさらにフェイエノールトがサブトッパーの争いに敗れることさえ考えている。
「ユトレヒトとフローニンゲンは上手くやっている。ヘーレンフェーンも成長を続けている。我々はそれを出来ずにトップ3と引き離されており、4位から7位のクラブからも距離を開けられる可能性が高くなる。私は特にフェイエノールトの財政状況を心配している。改善の兆しが見られなければ、数年でクラブは中位グループの役割を果たさなければならなくなるだろう」
だがベーンハッカーは自分の仕事がフラストレーションの溜まるものだとは考えていない。
「いや、私はただとても心配しているんだ。我々は財政状況を好転させるために全力を尽くしているが、クラブの周りの全ての人がどれだけ悪い状況かを理解してるわけではないんだからね。『なんとかなるだろう』とみんなまだ思っているんだ。だが数年で非常にどうにもならなくなるだろうと私は言える。他のクラブが前進を続けている一方で、我々は依然として交代し続けているんだ」
皮肉にもフェイエノールトは現在5試合を終えて上位7位に入っていない。
「この1年間トップとの距離は離される一方だ。私は決して悲観論者ではないし、逆に、私はいつも最初に何でもできると考えるくらいだが、みんな中位に落ちることを現実的に考えておかなければならないだろう」
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分かってはいるけれど、このタイミングで言わなくても・・・