ブラインス「持っているものを見せる時」

過去2シーズンとは違い良いスタートを切っているルイジ･ブラインス。23歳のMFにとって今季はフェイエノールトでの契約最後の年だ。

今季こそ本当のシーズンになる？

「あまり言いたくないけれど、契約最後の年だからね。持っているものを見せる時だろう。自分に何ができるかは分かっているよ。最初のシーズンのようにね。もう一度自分の力を証明したいし、2007年になぜフェイエノールトが僕を獲ったのかを見せたい」

目標は？

「ただ良いシーズンを送りたい。出場時間を多くしたいと思っている。僕の歳ではなるべくたくさんプレーしないといけないからね。過去2シーズンはあまりに少なかった。その点では今季は良いスタートを切れた。8月はスタメンでたくさん試合に出られたのが良かった。でも満足はしていない」

君はプレースタイルを変えなければならない。ベーンはなぜ昨季プレー機会が少なかったか説明してくれた。彼はもっと毒を見せる必要があるし、タレントだけでは十分でないと言っている。

「彼は正しいよ。やるべきことはたくさんある。ゴールも積極的に取りに行っている。素早くマークについて、ボールを奪い、激しくプレーする。それが意識しなくてもできるようにしないと」

今の調子はどう思う？

「1年前よりも良いけれど、まだ見続けないと。ハードワークしているから強引なスライディングもしないで済んでいる。必要だったらするけどね。僕はいつまでも選手でい続けたい。特にフットボールができる選手でいたいんだ」

ベーンも満足している？

「昨シーズンの最後に彼は僕を起用し始めてくれて、いまはスタメンで使ってくれている。それが十分答えになっていると思うよ。でもこの調子をキープしないとね」

フェイエノールトは来シーズンもルイジ･ブラインスを頼りにできるだろうか？

「まだ考えてないんだ。僕に今できることは、自分の足と語り合って自分の持っているものをクラブとファンに見せることだけ。シーズン後にどうなるかはそれからだ」

「期待の新星」から苦しい2シーズン、今季はやっと頼りになりそうな気がするような、しないような、そんな感じ。

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