Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

2010年のヨハン・クライフ・スハールはトゥエンテの手に

土曜日に国内最初の公式戦であるヨハン・クライフ・スハールがアムステルダム・アレナで行われ、ランズカンピューン トゥエンテがベーカーヴィナー アヤックスを1-0で下してクラブ史上初めてこのタイトルを獲得した。ゴールはルーク・デ・ヨング。

OPSTELLING FC TWENTE

Michailov, Tiendalli, Wisgerhof, Douglas, Carney, Brama, Janssen, Tioté, Ruiz, De Jong en Bajrami.

OPSTELLING AJAX

Stekelenburg, Van der Wiel, Alderweireld, Oleguer, Anita, Enoh, De Zeeuw, De Jong, Suarez, Suk en Eriksen.

トゥエンテは新スピッツのヤンコが太ももの負傷中で欠場。PAOK戦とのCL予選を控えるアヤックスエマヌエルソンがベンチスタートでフェルトンゲンは出場停止。

アレナはトゥエンテサポは一角だけで9割以上アヤックスサポだが2階席はガラガラ。

エノーが開始3分で負傷しリングレンに交代。

ルイスが神出鬼没な動きを見せ、テオ・ヤンセンも高めの位置でパスの選択肢が多いトゥエンテが序盤から積極的なフットボールを見せて主導権を握る。

7分、ステケレンブルフのVdヴィールへのゴールキックをルーク・デ・ヨングがかっさらってあっさり先制。WKで評価を高めたステケレンブルフだがここでは信じられないミス。

その直後オフサイドの判定に抗議のアクションをしたスアレスにブロムが速攻でイエローカード(実際は明らかなオンサイド)。

トゥエンテのプレスの前になかなかボールを運べないアヤックス。15分にもアニタのミスからティエンダッリがエリア内まで侵入してラストパスを出したが、テオ・ヤンセンのシュートはバーを叩いてゴールライン上でワンバウンド。ノーゴールの判定で大きな決定機を逃す。

ブラマの上がりで得たCK。シーム・デ・ヨングのマークを外したルーク・デ・ヨングが頭で狙うも、ここはステケレンブルフの好セーブ。

前半半ばからようやくアヤックスが押し返し始めるが決定機を創るところまでは行かず。スピッツのスクはピッチ上の選手の中で明らかにレベルが数段落ち、エリクセンもほとんどボールに触れない状況で例のごとく脅威を与えているのはスアレスのみ。

35分ハイボールをルーク・デ・ヨングが頭でつなぎ、ルイスがスピードで劣るオレゲル相手に抜け出したがシュートはステケレンブルフがセーブ。

41分、ティオテへのスライディングで対してブロムが迷わずスアレスに一発レッド。明らかにタイミングが送れた危険なタックルでレッドカードは正当。スアレスもまったく抗議せずに静かにピッチを去る。

1-0でHT。スアレスを失った代償はあまりにも大きく、すでに大勢は決したか。

アヤックスは順当にスクを外してエマヌエルソンを投入し後半開始。シーム・デ・ヨングがスピッツに入り、右エリクセン、左エマヌエルソンのコンパクトな4-2-3に。当然トゥエンテの最終ラインにプレスをかけていくことはできず、トゥエンテがゆったりボールをキープして攻撃する時間が続く。

ルーク・デ・ヨングがハンドトラップでイエローカード

前半より明らかにテンポを落として大人のフットボールをするトゥエンテに対し、60分を過ぎた頃からアヤックスは両SBも上がって攻撃に出ようとするがシュートはすべて遠目から。

71分にリングレンを下げてスレイマニを投入し勝負に出る。この時点でエル・ハムダウイのデビューはお流れ濃厚。

トゥエンテも追加点は奪えなかったものの、最後までアヤックスにチャンスを作らせずスコア以上の差で完勝。

終盤ややカードを乱発したもののケフィン・ブロムは厳格にしっかりとしたジャッジでリンゲ引退後のエース格であることを証明した。

ミシェル・プレドーム

「リードすればきっちり勝ちきれるチームなのは分かっているが、私はもっと見たかった。監督としては決して満足していない」

「このタイトルを取れたことはクラブとチームのためには嬉しい」

ルーク・デ・ヨング

「シームにも言っていたんだ、アヤックスのことはよく見ているって。グレゴリー・ファン・デル・ヴィールが前に行こうとする時、連携を失うのは分かっていた。だからマールテン・ステケレンブルフが彼にボールを蹴る時、僕はその間にいるようにしていたんだ」

マルティン・ヨル

「エノーは第1節のフローニンゲン戦も出られないだろう。リングレンも負傷してPAOK戦は多分無理。

スアレスの出場停止のダメージは非常に大きい。前もって分かっていたらリザーブチームをピッチに送り出していた」

スアレスのレッドカードについて

「最初は不可抗力の衝突だと思ったが、他の人から正当なレッドカードだと言われて私もそう理解している。ルイスのタックルは遅すぎた。故意にやったとは思わないが。彼はいつも勝ちたいと願っている選手であり、時々こういう事があるが、今回は我々にとって非常に残念」

昨シーズンまでのフットボールを積極的に向上してきているトゥエンテが、戦力ダウンで未だ調整中のアヤックスを普通に圧倒した印象。

トゥエンテの青ユニかっこいいですね。WKを経験したティオテにフットボーラーとして大きな成長の予感が漂っているような気がしないでもないです。下手にルイスをトップ下に回すよりも、この3センターを継続してルイスに前線でのフリーロールを任せた方がチーム全体のためでしょう。先日いろいろ予想書いたばかりですが、この試合の感じだとトップ3でカンピューンスハップを争える可能性は十分にあると言える良いフットボールでした。

一方PAOK戦ホームで勝てなかったショックが残っていたアヤックスは正直それどころではなかったか。パンテリッチがいなくなったことで選手層の薄さがあからさまに。スアレスエールディヴィジで数試合出場停止処分が科せられるのは間違いないでしょう。デ・ゼーウももう1ヶ月くらい休みたい感じ。エル・ハムダウイのチームへのフィットが遅れると昨シーズの二の舞に。