Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

KNVB-bekerfinale 第2試合 がっかり感だけのシーズン最終戦

残念ながらジオが負傷で欠場、左バックはデ・クレア。それでセレクションに空きが出来たためか、念のためにデ・グズマンがベンチ入り。中盤はいつものフェルとカリムのコンビに、右ランツァート、左ワィナルドゥム。前線はトマソンマカーイのだいたい4-4-2。

スタンドが盛り上げてくれたので出だしは悪くなかったんですよ。とにかく失点を0に抑えつつ、早めに点を取りたいなぁという考えなので、前線のプレスが利いて良いペースで試合に入ったかと思ったんですが。

アニタのプレスを受けたランツァートが何を慌てたか後方スアレスにバックパスをかましてあっさり失点。これでもう終了。スタンドも見てる自分もぽかーんですよ。第I試合に続いてミスから致命的な失点をしてしまい、残念ながら現時点でのクオリティの差が出たかと。

これで早々に「終わった試合」になってしまったので、正直その後何が起ころうと大した事ではないんですが・・・

トマソンはなんどか決定的なチャンスを得るもあと一歩届かなかったり、滑ってシュートミスしたり。ミスで落ち込んだランツァート同様、ワィナルドゥムも全然ダメでした。出だしからチームの勢いに乗れてない印象でしたが、最後までピッチを右往左往。なかなか才能を活かしきれません。

フェルとカリムのコンビはこの日も頑張ってたんですが。特にフェルはトップ下が誰もいないので2トップへのスルーパスを狙い放題。昨シーズン、フェルベークにトップ下をやらされたのが活きてるのか、いままであえてコメントしませんでしたが、いまスタメンで一番スルーパス上手いんじゃないか?ムルデルは失点はしょうがないとしてもキックのミスが多すぎ。

後半頭から仕方ないのでデ・グズマンを投入。押されていた右バックもデ・フライからスヘンケフェルトに。

ひさーーーーーーーーーーーーーーーーし振りにデ・グズマンが入ると、「あ、本来は中盤はこうだったな」という感じになります。やはりクオリティが段違い。特に16mでのクリエイティビティはいままでチームにまったく欠けていたもの。デ・グズマンのパスからカリムがネットを揺らすも、微妙なオフサイドの判定で取り消し。しかし見事なFKがポストに当たって跳ね返りをつめたトマソンがゴール。だからなんだという状況ですが。

早々にやることなくなったフェイエノールトサポーターは軽くアヤックスを中傷して放送で注意受けたり、マリオ・コールしたり。ラスト5分を切ってKNVBから引退においこまれるリンゲがブロムに交代。リンゲ、お疲れ。スタンドからは拍手と軽いブーイング。

とりあえずこれでシーズン終了です。マカーイさんお疲れさまでした。ランツァートとホフラントとデ・クレアもさようなら。デ・グズマン、もう少し仕事して欲しかったよ。

今季のまとめはまた改めてしましょう。

Feyenoord – Ajax 1-4

Scoreverloop:

4’ 0-1 Suarez

64’ 0-2 De Jong

72’ 1-2 Tomasson

77’ 1-3 De Jong

83’ 1-4 Suarez

Scheidsrechter: Luinge (88’ Blom)

Geel: Alderweireld, Suarez (Ajax), El Ahmadi, De Cler (Feyenoord)

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; De Vrij (46’ Schenkeveld), Vlaar, Bahia, De Cler (75’ Hofland); Wijnaldum, Landzaat (46’ De Guzman), El Ahmadi, Fer; Makaay en Tomasson.

Ajax: Stekelenburg; Van der Wiel, Alderweireld, Vertonghen, Anita; De Zeeuw, De Jong (84’ Lodeiro), Enoh; Suarez, Pantelic (78’ Rommedahl) en Emanuelson (62’ Eriksen).

マリオ・ベーン

「選手たちの失望感はとても大きい。だが我々は遙かに強いチームのクオリティに負けたのであって、それは恥ではない」

「最初の失点がチームから自信を奪った。選手たちは素晴らしいシーズンを送り、いろいろな事を成し遂げてきたが、1年間いつも上手く行っていたわけではない。チーム内の真の信頼が無くなり、ピッチの中で口論しているように見えた」

「カリムのゴールが取り消されたのは残念。あれが決まっていれば立ち直る時間があったかもしれない」

「とにかく、憂鬱でがっかりな終わり方だ。だがそれでも、4位で終われたことが帳消しにされるほどではないと私は思う」

ロイ・マカーイ

「3分で全て終わった。シンプルだ」

「早々に0-1にされた後も私たちはチームとしてよく粘っていたが、いくつか小さなチャンスを作っただけ。HT後にはよりリスクを冒し、ピッチ中で1対1を仕掛けた。観客のために、少なくともこの試合は勝たなければならなかったが、残念ながらそれもできなかった」

「90分間サポートしてくれたファンは賞賛されるべき」

「決勝が2試合になると聞いた時から、私にとって魅力は無かった」

ロン・フラール

「とてもがっかりしている。あんなにすぐゴールを決められるのは当然あってはならないこと。取り返そうとしたが、難しい話だった」

「2試合を通して僕らは負けて当然だった。シーズンがこんな形で終わることにみんな腹を立てている。いまは失望感しかないけれど、今シーズンを振り返って、リーグ戦での素晴らしいパフォーマンスを振り返らなければ」

ヨナタン・デ・グズマ

「再びフィットできて決勝の間にまたプレーできたのは僕にとっては良かったけれど、試合自体は明らかにとても残念なものだ。こういう形でフェイエノールトにお別れを言わなければならないのはとても残念」

「ここでプレーさせてくれたフェイエノールトにはとても感謝している。クラブは僕を12歳の頃から世話してくれたし、良いトレーニングを受けさせてくれた。5年以内にトップチームに上がるという目標を果たせたのも、ユースの監督たちの手助けがあったからだ」

「トップチームに上がってからの最初の3年間は僕にとって素晴らしいものだった。でも残り2年間は不運だった。こういう悲しい2年間の後にお別れを言わなければならないのは辛い。違う道が残されていれば良かったが、もう過去は変えられない。先へ進むかしないんだ」

「来季どこでプレーするか、いまは待って、どうなるか見てみる。僕は国外の自分にあったクラブでプレーしたい。いつかロッテルダムに戻ってくるのは間違いない。子供もいるし、フェイエノールトは僕の人生の重要な一部だからね」