Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

NEC戦反省会 いろんな意味でトゥエンテ戦のダメージが重かった

トゥエンテとのbeker戦から中3日、マリオ・ベーンが昨季まで監督を務めていたNECナイメヘンで対戦。当然マリオは英雄扱いで、凱旋を歓迎する段幕が多数のなんか妙な雰囲気。

フェイエノールトのスタメンは予想通りトゥエンテ戦後半を受けてカスタイニョスとマカーイの2トップ。いつもの3センターにワィナルドゥムが左サイドでやや高めに張る変形4-4-2。

序盤からいつも通りコンパクトな陣形で前からプレッシャーをかけるNECに対し、例のごとくドタバタするフェイエ。前線でボールを落ち着けられる選手がおらず、中盤3センターはボールを繋げられない、よく見る展開でNECが一方的に攻める45分間。まぁNECの攻撃はサイディのスピードとホーセンスのごくたまーに枠に行くミドルにさえ気をつけていればそんなに怖くないので、フェイエノールトのDF陣は冷静に対応・・・とは言いきれないモノの、多少ドタバタしつつ、まぁ無難に抑えてました。カスタイニョスはシュート1本打ったかな。

どうしようもなかった前半が終わってHTにカスタイニョスとランツァートに替えてビセスワールとブラインスを投入。これで本来の4-3-3か、と思ったら相変わらずワィナルドゥムが左サイドの中途半端な位置にいてビセスワールが動き回る4-4-2のまま。右サイドは誰もいない・・・ なんで4-3-3にしなかったのか非常に疑問なんですが、誰も訊いていないのかマリオのコメントがありません。残念。

というわけで後半もあんまり良くなかったですが、60分過ぎからNECの運動量が落ちてきたのか、ビセスワールが縦に抜け出せるスペースが生まれて2度ほどチャンス。この時間帯のブラインスはなかなか良かったですね。これで自信とフィジカルとミドルシュートが備わればトップ下任せられるのだけれど。結局ビセスワールのシュートがバー直撃が唯一のハイライト。ワィナルドゥムが少し左サイドから中央へ仕掛ける動きを見せましたがシュートには至らず、最後まで中途半端な感じ。

終盤NECに攻め込まれるもムルデルの好セーブで凌いで終了。CKで1回危ないシーンがあったものの、ニアのポストに立ってたカリムに当たって事なきを得ました。

というわけで4-4-2は見事に不発。それ以前の問題ですね。というかワィナルドゥムの役割がよくわかりませんね。特に後半はビセスワールも例のごとく左に流れるので左サイドに厚みがあるのは良いとしても、デ・フライの仕事が多すぎるような。ジオも働かないし。

若いチームが不安定なのは仕方ないとして、トゥエンテ戦の後遺症がここまで出るかという試合でした。良かったのはムルデルが引き続き良いセーブを見せてくれたことくらい。一転して契約延長の交渉が始まったようで、上手くまとまると良いですが

これで5位AZと暫定1pt差。水曜日に雨で止まったフィテッセ戦の後半45分。これは本当に必勝。交代枠は三つ残っているので総力戦になるか。マリオは「スピッツを5人使うかもしれない」と言ってますが、お願いだからウィンガーちゃんと使って4-3-3でやって欲しい。サイド使わないとプレッシャーかけられると全くフットボールにならない怖れが・・・。

NEC – Feyenoord 0-0

Scoreverloop:

-

Scheidsrechter: Nijhuis

Geel: Castaignos, El Ahmadi, Bahia (Feyenoord), Nuytinck, Sibum, Pothuizen (NEC)

Opstellingen:

NEC: Babos; Pothuizen, Zomer, Nuytinck, Davids; Sibum, Radomski, Fejzullahu (84’ Ten Voorde); Saidi, Vleminckx en Goossens.

Feyenoord: Mulder; De Vrij, Vlaar, Bahia, Van Bronckhorst; Landzaat (46’ Bruins), El Ahmadi, Fer; Wijnaldum, Makaay en Castaignos (46’ Biseswar).

マリオ・ベーン

「前半は今シーズン最悪のプレーだった。シャープさもフレッシュさもなく、あれでは何試合やっても勝てないだろう。トゥエンテとのカップ戦が多くの選手に負担になっていた」

ムルデル

NEC相手だったら3ptsを取らなければならない。最終的に1pt取れて良かった、それが辛い」

「自分自身のパフォーマンスには満足している。監督の信頼を得られていることは嬉しい。第3GKと突然でも第1GKなのは凄い違いだ。監督がこれからの数週間を難しい仕事でも任せてくれることを期待している」

「前半の僕らはまたほとんど組み立てができていなかった。大部分はNECが早めのプレッシャーをかけてきたためだ。後半は彼らはもう積極的ではなくなり、僕らは前線に動きが出てきた」

「トゥエンテ戦を弁解理由にしてはならない。もちろん2連戦は大変だけれど、これがどれだけ重要な試合かはみんな分かっていたはず。僕らは4位になりたいんだから、こういう試合に勝たなければならない」

先週めでたくスハーケン獲得が決まった一方でこんなニュースも。

ドン・レオ 「選手を買うお金は全くない」

「ディレクターとしては苦しい状況だ。夜も眠れないし、フラストレーションが溜まる。

選手の移籍で収入がでる可能性もあるが、それらのお金はすべて負債の返還に使われるだろう。

つまり来季へ向けて選手を買うお金は全くないということ」

ワンデルソンは現状では無理、バボビッチはなんとか引き留めたい云々。

「だがピッチ外の財政問題とは逆に、マリオと仲間たちが1年目から素晴らしい仕事をしてくれているのは大きな収穫」

http://www.voetbalprimeur.nl/site/nieuws/128372/Beenhakker_Totaal_geen_geld_voor_spelers.html

例のごとく、どっかの若いタレントをレンタル狙いで。