Mijn Feyenoord

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ロスタイムのフラールのゴールでフローニンゲンに勝利!

エールディヴィジ第25節でユーロボルフに乗り込んだフェイエノールト

この週末の雨でただでさえ芝の状態の悪かったピッチはドロドロで、フェイエノールトにとってはほとんどフットボールをするのは不可能だったが、慣れたフローニンゲンはハイテンポで試合に入り、フェイエノールトも応戦。

前半はお互い多くのミス、ファールを犯しつつ、ほとんどフローニンゲンペースで進み、マタフスやエネフォルセンが何度も決定的チャンスを得た。特に中盤から前線へ自在に動くエネフォルセンをフェイエノールトの中盤はまったく捕まえられず、ゴール前にボールが上がると常にフリーにさせてしまっていた。前半だけでエネフォルセンには三度の決定機があり、無失点で終わったのは幸運な結果。

ピッチに苦しんだフェイエノールトはほとんどノーチャンスで、マカーイがトラップから反転して狙ったシュートはルシアーノにセーブされ、ビセスワールのシュートが枠を外れた。

しかし後半が始まるとCKの流れから、ビセスワールからボールを受けたワィナルドゥムが上げたクロスをバイーア素晴らしいヘディングで決めてフェイエノールトが先制。これで自信を得たフェイエノールトフローニンゲンのリスキーな攻撃を冷静に受け止めてカウンター。ビセスワールのクロスにファーのワィナルドゥムが飛び込む決定的チャンス。これはわずかに届かなかったが、ルシウスのトラップミスを突いたビセスワールがボールを奪い、中央のトマソンにクロスを入れると相手DFに当たってそのままゴール。

残り10分で2点差をつけられたフローニンゲンはここからオール・オア・ナッシングで死力を尽くした攻撃に出る。ゴール正面エネフォルセンのシュートはファン・ダイクが素晴らしい反応で弾いたが、こぼれ球をボール前の混戦から最後はマタフスに決められる。さらに5分後、ゴール右でボールを受けようとしたペデルセンにファン・ダイクが飛び出し交錯。こぼれ球を拾われクロスを上げられるとグランクフィストがフラールをモノともせずにヘディングで決めて残り2分で同点に追いついた。

ADO戦に続き終盤に2ptsを落としたかと思われたが、しかしロスタイム、グランクフィストにやられたロン・フラールが攻撃的に飛び出すと、中央のスペースでボールを受け、ヴァイリネンをかわして強烈なミドルシュートをゴール右隅に決めて劇的な決勝ゴール。

FC Groningen – Feyenoord 2-3

Scoreverloop:

57’ 0-1 Bahia

80’ 0-2 Biseswar

83’ 1-2 Matavz

88’ 2-2 Granqvist

90’ 2-3 Vlaar

Scheidsrechter: Blom

Geel: Lucius (FC Groningen) Van Bronckhorst (Feyenoord)

Opstellingen:

FC Groningen: Luciano; Blind, Lucius, Granqvist, Stenman; Holla, Matavz, Lovre, Zonneveld; Nordstrand (76’ Pedersen) en Enevoldsen.

Feyenoord: Van Dijk; De Vrij, Vlaar, Bahia, Van Bronckhorst; El Ahmadi, Tomasson (82’ Castaignos), Fer; Wijnaldum, Makaay (65’ Landzaat) en Biseswar (88’ Cissé).

マリオ・ベーン

「同点に追いつかれた時はもう私にはどうしようもなかった。最後の15分でこの試合は乗り切ったと思ったが、先週のADO戦と同じような結果にならずに済んだ。もちろん3ptsを取れたのを喜んでいるが、今日はとてつもなくラッキーだった」

「前半はほとんど組み立てができなかった。後半は戦術的にいくつか修正を行って改善し、2得点という結果に結びついた」

フローニンゲンはこのスタジアム、この環境ではとんでもないことをやり得るというのは分かっていた。それが今日また現実になった。もちろんロン・フラールのゴールで最終的に勝てて5位と8pts差をキープできたのは嬉しいが、今日はまったく違う結果も十分あり得た」

ロン・フラール

「グランクフィストのゴールが僕を変えたんだ。彼のゴールを防げず、2-2にされて僕は完全におかしくさえなっていた。ボールを持った時に、自分でゴールを決められると何故か確信があった」

「今シーズンは本当に予想を超えたことが起きる。オランイェに呼ばれた後でこんなゴールを決められるなんてね」

「オランダ代表はまだまだ高い目標。どれだけできるかとても楽しみ」

非常に危ない試合でした。試合前から、このピッチでできるのかよ、と不安一杯。正直怪我無く1pts取れれば上出来かという展開でしたが、バイーアのゴールから上手くリードを広げられたのが結果的に良かったです。いや~、冷や汗モノ。フラールはbeker戦のスーパーロングに続いてまたしてもスーパーゴール。しかも大事な場面で決めてくれて本当に助かりました。

次節は代表戦を挟み、またアウエーでローダJC戦。残留争いで必死の相手ですが、ここは確実に3ptsを取りたいところ。