Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

オランダ語フットボール用語

ネットでオランダのフットボール実況を聞いたりツィートを追ったりしている時に分かるとちょっと嬉しいかもしれない用語集。

 

選手、ポジション編
[doelman] ドゥールマン。doel(ゴール)を守る人でGKのこと。オランダ・フットボールイングランド文化の影響が強いのでKeeper(キーペル)と呼ぶことも多い。
[verdediger] フェルデーディヘル。守る人。後衛の意味のachterin(アハタリン)が使われることも。
[rechts(links)back] レヒツ(リンクス)バック)。右(左)バック。サイドバックとわざわざサイド-は付けません。
[vleugelverdediger] vleugelver(フルーヘル)が翼で「ウィングバック」の直訳。
[middenvelder] 中盤(middenveld)の人でMF。タイプに応じてverdedigende middenvelder(守備的MF)、centrale middenvelder(セントラルMF)、aanvallende middenvelder(攻撃的MF)がいる。
[controler], [spelverdeler], [spelmaker] 中盤の選手のタイプ分け。ポジションではなくポジションプレーの流れの中での役割を示すので、一人の選手が複数の名前で呼ばれて混乱することもありますが。コントロールする人とプレーを分配する人とプレーを作る人。
[punt naar achteren / voren] プント・ナール・アハテレン/フォーレン。中盤の三角形の頂点を前に置くか後ろに置くか、4-3-3でいつも問題になるアレ。
[aanvaller] アーンファラー。攻める人でFW。
[vleugelaanvaller] フルーヘル・アーンファラーでいわゆるウィンガー。フルーヘルが翼。アウト・サイドの選手ということで buitenspeler(バイテンスペーラー)と言うことが多い。
[spits] スピッツ。「先端」の意味で、わかりやすく言うとトップ。オランダでは3トップの中央の選手(centrumspits)を指す場合が普通、得点力のあるウィンガーをvleugelspits(フルーヘルスピッツ)と言う場合もある。つまり3トップは3スピッツと言う。
[aanvoerder] アーンフールデル。率いる人でいわゆるキャプテン。
[routinier] ルーティーナー。ベテラン。良い意味でも悪い意味でも。
[talent] タレント。才能のある人。オランダではブレイク前の若手を指す。「タレントとクオリティは違うんだ…」

 

試合編
[wedstrijd] ヴェーツトライトで試合。勝負という意味で単に[duel] ドゥエルと言うことも。
[aftrap] あふとらっぷ。英語のキックオフ直訳でいわゆる試合開始。後半開始の時は"De bal gaat weer rollen!"「ボールが再び転がり出した!」が常套句として好まれます。
オランダ語ではトラップはいわゆるトラップでは無くキックのことで、ボールを受けるいわゆるトラップは[aanname] アーナーメ。
[rust] ルスト。休憩時間。つまりハーフタイム。
[basis, bank] バースィスでスタメン、バンクでベンチ。
[wissels] 交代。HT明けに交代がなければだいたいの実況者はgeen wissels(ヘーンヴィソルス)と言います。
[thuis, uit] タイスでホーム、アイトでアウエー。"○○-uit ist altijd lastig." 「○○とのアウエーゲームはいつも難しい」は広く愛用される自虐ネタ。
[doelpunt] ドゥールプント。得点。決まれば嬉しいし決められると泣きたい。
[paal, lat] パールがポストでラートがバー。呪われたように当たるアレ。併せてhoutwerk(木造品)やaluminium(アルミニウム)と呼ぶことも。
[eerste, tweede] 第1の、第2の。-halfで前後半。eerste paal(エールステパール)でニアポスト、tweede paal(トゥヴェーデパール)でファーポストなど。
[buitenspel] バイトスペルで「外側の場所」という事でオフサイド。酷い時は3mくらいのが見逃されて一生許さない結果に。
[vrijtrap] フライトラップでFK。良いキッカーがいれば楽しいけど下手だとストレスが溜まるアレ。
[Overtredingen] オーフ(ェル)トレーディゲン。違反行為でファール。実況は単純にフライトラップで済ませることが多い。
[geel, rood] へールとロートで黄色と赤。kaartをつけるとgele kaartでイエローカードrode kaartでレッドカード。アマチュアでは青もあるとか。
[Hoekschop] フークスホップ。角からのキックでCK。単純に言えばcorner(コーネル)。
[zestienmetergebied (16m)] 16m領域。つまりペナルティ・エリア。ここまでは大抵上手くいくので、問題はここから先。
[strafschop], [penalty] ストラーフ・スホップ。スホップもキックの意味で罰則のキックでPK. 11mと言うことも。オランダ人は馬鹿みたいによく外します。
[ignooi] 投げるでスローイン。オランダではロングスローをする人はほぼ皆無。一時ヴィレムスがやっていたような。
[kans] カンスでチャンスの意味。grote kans(フローテカンス:大チャンス), halve kans(ハルフェカンス:ハーフチャンス)などなど。
[bijna] バイナ。ほとんど。"bijna doelpunt!"で「ほとんどゴールだったけど決まってませんよ」の意味。残念賞。"bijna!"だけも「惜しい!」の意味で試合中は頻出。
[steekpass] ステークパス、「突き刺すようなパス」ということでいわゆるスルーパス。出せる人が減りました。
[voorzet] フォールセット。事前準備の意味でクロスなど。
[omhaal] オムハールでオーバーヘッド。中途半端の高さだとhalve omhaal. ペッレが好きだったアレ。
[mooi, slecht] モーイが素晴らしい、スレヒトが悪い。
[slordig] スロールディヒ。雑な。試合中はもちろん試合後の反省コメントの定番。
[tijdrekken] タイドレッケン。時間を伸ばすで時間稼ぎ。GKが急に倒れたりするアレ。
[dubbele dekking] ダブル・デッキング。dekkingがカバーすることで、ボールを持った選手を2人でマークすること。サイドの攻防でよく聞く言葉。

 

コンペティション
[Eredivisie] エールディヴィジ
[kampioen, landskampion] カンピューン、ランズカンピューン。リーグ戦(エールディヴィジ)の優勝者。
[beker] ベーカーでカップ、カップ戦。オランダではサッカー協会のKNVB bekerを指す。優勝すればbekerwinner(ベーカーヴィナー)
[Jong] ヨング。通常ユース(19歳以下)卒業後の21歳以下のカテゴリーだが、オランダではリザーブチームとしても機能。最近は下部リーグに参加するチームもしないチームも。
[Belofte] 「将来性のある」の意味。beloften-elftalでリザーブチームの名称に。
[Eerste Divisie] エールステ・ディヴィジ。第1ディヴィジョンの意味ですが2部リーグ。普通スポンサー様の名前でJupiler League(ユピラー(ジュピラー)・リーグ)。
[koploper] コップローパー。先頭を走る人で首位チーム。
[hekkensluiter] ヘッケンスライター。「しんがり」の意味で最下位。
[Rode Lantaarn] 赤ランタン。ツール・ド・フランスで前回レース最下位の奏者に赤ランタンが付けられることから、フットボール界での前節終了時最下位チームの表現に使われる。
[linkerrijtje/rechterrijtje] リンカーライチェとレヒターライチェ。順位表で18クラブを並べた時の左半分(上位)と右半分(下位)。