ヴィム・キーフトを知らない人はググりましょう。
第一印象は、『きっと上手くゆくに違いない』。
私の評価では、カメルーンはコートジボワールほどではないし、日本はセルビアと同等ではなく、もちろんデンマークはアルゼンチンではない。オランダがポット1に入る資格を貰えたのは幸運だった。もちろん、ヴェレルトカンピューン（世界チャンピョン）になるのはどんな国でも倒せなくてはいけないが。
大会でゆっくりと成長していけるのは良いことで、グループステージでブラジル、アルゼンチン、イタリア、スペインらと一緒にならなかったのはボーナスだ。選手達が各クラブから集まってきてWK前に準備できる期間はごく短いからね。大会の初戦まで準備期間も延ばすことができる。デンマーク、日本、カメルーンは良いスパーリングパートナー。しかし実際のところ、私はいろいろ予想するのにはうんざりしている。時期が来ればいずれハッキリすることだ。
2006年のドイツでのWKでは、我々はアルゼンチン、コートジボワール、セルビアと死のグループに入ったが、2試合を終えてトーナメント進出を決めた。スイス＆オーストリアでのEK2008でも違いはなく、イタリア、フランス、ルーマニアという相手にオランイェファンは心臓が止まる思いだった。しかし突破を決めるのはまた2試合で十分だった。二つの大会で注目すべきは、WKもEKも実際グループステージの後で始まるということだ。だからトーナメントでどこと当たるかを考えるのも面白い。日程をざっと見ると、グループFの2チーム、多分イタリアとパラグアイ、がオランイェの次の相手になる。
イタリアはヴェレルトカンピューンとして君臨しているが、先週Vマルワイクに少なくとも二つの希望の光が灯った。フンテラールがカターニア戦で投入されて10分で2得点を決めたことは、きっとターニングポイントになるだろう。スピッツにとっては1度ネットを揺らしただけで世界はまったく変わる。しかしその一方で私たちはぬか喜びはできない。フンテラールは来週もその価値を証明しなければならない。
私にとって、彼が南アフリカで必要かどうかは議論の余地のないことだ。Vペルシの手術もオランイェにとっては悪いことばかりではない。
もちろんロビンは、おそらく彼のキャリアのベストかという素晴らしい状態だった。しかし彼が3月か4月に再びフィットすれば、そのずば抜けたレベルに戻るだけの時間が彼には数ヶ月ある。だがこのガラスのような中心選手に必要以上の期待をかけるのは私はしたくない。
http://www.telegraaf.nl/telesport/columns/willem_kieft/article5500306.ece
前回でのEKでイタリア、フランス、ルーマニアのグループを全勝で抜けた直後にヒディンクのロシアにしてやられたのを考えると、グループステージを余力を持って戦えるのは良いのではないだろうかと、という考え方のようです。
フンテラールとファン･ペルシの話は、この前のイタリアとの親善試合で、ファン･ペルシをオランイェでセントラル･スピッツ（センターFW）で使うのはどうだろうとオランダ中で議論が巻き起こり、最初否定的だったマルワイクも結局スタメンで試すことになったけれど、結局その試合で負傷してご破算になった、という流れでの話。
