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KNVB beker ハルフェ・フィナーレ: ヴェレンロイテルがPK戦で3連続ストップ!ヴィレムIIがAZを下してフィナーレへ

KNVB beker: halve finales

 

woensdag 27 februari
20:45 Feyenoord - Ajax 0-3
45' 0-1 / 49' 0-2 / 65' 0-3

 

フェイエノールトはファン・ベークが出場停止でマルティナがCB、怪我から戻ったシン・ジュステが右バック。スピッツは再びヨルゲンセンを外してファン・ペルシ。

 

出だしボールをキープできなかったフェイエノールトだが、8分にファン・ペルシのパスからラーソンに最初の大チャンス。これはポスト直撃も、このプレーでフェイエノールトが試合に入り、直後にもシン・ジュステの上がりからファン・ペルシにシュートチャンス。その後は長く均衡した時間が続き、高い緊張感の中でお互いに大きなチャンスが無く試行錯誤の時間帯。前半残り数分でブロムの誤審で与えられたCKから0-1.

 

HT明けフェイエノールトが全く試合に入れずプレッシャーを受けるとゴール前での雑なプレーが続いて0-2. 60分過ぎにシン・ジュステのパスからトールンストラに大チャンスも大きく枠外に。フェイエノールトヨルゲンセン投入の準備をするも、交代直前に崩されて0-3で勝負あり。

 

donderdag 28 februari
20:45 Willem II - AZ 1-1 s.s. 2-1
23' Calvin Stengs 0-1 / 64' Alexander Isak 1-1


ヴィレムIIはフルザイが負傷欠場でエズビリスが左バイテン。AZはスヴェンソンがフィットせず欠場でファン・ラインが右バック。

 

先週末のエールディヴィジでは2-1となった両者の再戦。再びヴィレムIIが出だしから激しく前にプレッシャーを掛けてAZのミスを誘い、主導権を取らせないスタートとなったが、今日はヴィレムIIがなかなかゴールに近づけず、次第にAZもボールを持てるようになると、20分過ぎに中盤でボールを受けたステングスがトラップしつつの反転から強烈なシュートを決めてスーパーゴールで先制。その後はAZが落ち着いて試合をコントロールし、ヴィレムIIはボールを持った時が雑で全くチャンスを作れず前半終了。

 

HTにヴィレムIIはエズビリスに代えてパフリディスを投入、クラウリーを左サイドに移してパフリディスを第2スピッツに置いて反撃に出る雑なプレーが続き、AZのカウンターも雑でお互いにチャンスを作れず時間が経過。60分過ぎにパフリディスのパスをフリーのイサクが右アウトサイドでのトラップから左足で綺麗に決めて同点とすると、その後もスタンドの声援を受けてエネルギッシュなヴィレムIIがやや優勢に立つも、雨の降り始めた終盤は大きなチャンスは生まれず、AZは残り数分で存在感の無くなったステングスを下げてジョンセンを投入しつつ延長に。

 

延長開始早々パフリディスがターンから決定的シュートも枠の右に。延長もヴィレムIIが主導権を取り続けたがそれ以降はチャンスが無く、延長後半開始直後には途中出場 ワインダルとの接触で負傷したパラシオスが担架で運ばれてクリスティンソンと交代すると、そのクリスティンソンが117分目にゴール前フリーでシュートの大チャンスも右ポストを直撃。最終盤もヴィレムIIが攻勢を強めたがロスタイムのFKからターピアが一歩届かず120分間終了。

 

PK戦はヴェレンロイテルが1人目のコープマイネルスをいきなりストップも、ビゾットも2人目クラウリーをストップ。ヴェレンロイテルはティル、ファン・ラインと連続で止めて3連続ストップ。ヴィレムIIはマイスネルも枠外に外したが、AZ5人目のジョンセンが右ポストを直撃して決着。スタンドのファンがピッチになだれ込んで選手と共に一大フェストに。

 

ヴィレムIIは2005年以来のフィナーレ進出。AZは今日も終始低調で力無いプレーに終わり、3年連続でのフィナーレ進出はならず。

 

アドリー・コスター
PK戦はくじ引きのようなもの。トレーニングはしていたがどうなるかは誰にも分からない。我々は素晴らしい事を成し遂げた。前半はそれほど良くなかったが、HTに立て直し、延長も良かったし、実際そこで勝っておくべきだっただろう」
「まだ残留を決めていないリーグ戦が重要なのは間違いないが、これが勢いを付けてくれるはず。我々には大きなポテンシャルがる。AZに3回勝てるのだからね」

 

ヨルデンス・ペータース
「僕らは試合全体を通してほとんどチャンスを与えなかったけど、ボールを持った時に雑だったと思う。HTにその話をして、後半は自分たちが主導権を取って120分目までもう手放さなかった」
「優勢だったチームがPK戦で負けるのは良くあること。延長委が終わった直後に僕も少しそんな気になったけど、僕らはお互いに『ポジティヴでいよう、試合は実際いま始まったばかりだ』と言い合ったんだ。それが鍵だったかもね」

 

ジョン・ファン・デン・ブロム
「このPK戦は酷いキックか上手く止められるかのどちらか。GKに3回止められれば、酷いキックだったというのが結論。原因は説明できない。不動のPK'erたちだったことに議論の余地は無いが、5人中4人失敗するのは奇妙」

 

ケルヴィン・ステングス
「前半はお互い多くのチャンスは無かったけど、僕が良いゴールを決めて何の問題も無かった。でも後半の僕らのプレーを見たら・・・ ヴィレムIIペナルティエリアに押し込まれていたし、そこは彼らを褒めるべき。この前の日曜日も僕らは良くなかったけど、ちょっとそれと同じ感じだった。僕にとって初めてのフィナーレになるはずだったから残念な気持ち。でも僕らは前に進むしか無い。まだリーグ戦での3位争いが残っている」