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ハルフェ・フィナーレが終着駅に(ベーカー戦: 020-thuis)

フェイエノールトのベーカー戦が終了。水曜夜にジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはアヤックスにデ・カイプで0-3で敗れ、これにより監督がタイトルを手にお別れを告げることはもうできなくなった。

 

先月の早々の失点から苦しいスタートだったアヤックス戦とこの夜は違う展開に。ホームチームは優勢に立ってベストチャンスを得る。最大のチャンスはサム・ランマースにあったが、アヤックスのGK アンドレ・オナーナとの1対1でポストを直撃。

 

アヤックスもハキム・ツィエク(ポスト)、ドニー・ファン・デ・ベーク(ブロック)らから危険なシーンを作ったが、0-0のままHTを迎えると思われた前半残り1分、ヨルディ・クラーシのスライディングからドゥサン・タディッチの足に当たったボールが最終ラインを越える。主審 ケヴィン・ブロムはこれのCKを与え、そこからマタイス・デ・リフトのヘディングで無情にも0-1に。

 

このゴールが試合のターニングポイントとなり、その後フェイエノールトは一瞬も本当に試合に入ることは無かった。後半開始そうそうの0-2でファン・ブロンクホルストのチームにとって追いつくことはさらに難しくなり、65分目の0-3でほぼ不可能に。

 

こうして現ベーカーハウダー フェイエノールトにとって今年のベーカー戦はハルフェ・フィナーレが終着駅に。日曜にはFC エメンとのリーグ戦が再びデ・カイプで行われる。

 

Feyenoord - 020 0-3
45' 0-1 / 49' 0-2 / 65' 0-3


Scheidsrechter: Kevin Blom
Gele kaarten: van der Heijden, St. Juste, Berghuis, Van de Beek

 

Opstelling Feyenoord: Vermeer; St.Juste, Martina, Van der Heijden, Verdonk (72' Haps);
Clasie, Toornstra, Vilhena; Berghuis, Van Persie (66' Jørgensen), Larsson.

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/halve-finale-dit-keer-het-eindstation-voor-feyenoord---270219

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「結果に失望している。前半我々は上手く試合に入り、先制できるシーンが何度かあった。実際先制に相応しかったが、そのシーンをモノにできなかった。前半は両チームとも上手く試合に入っていて、最高のチャンスは我々にあってと思う。しかしその後かなり低調になり、前に急ぎすぎて中盤で多くのボールを失っていた」

 

「HT直前に0-1にされたが、あれはCKではなかった。クラーシのスライディングのシーンを見ればタディッチに当たってボールがラインを割っている。しかし主審はCKを与え、その後第4審判もブロムもHTに間違いだったと認めた。我々にとっては非常に決定的なシーンだった。この試合で先制点がとても重要なのは誰でも分かること。我々は前半先制のシーンをモノにできず、ああいう形でビハインドを背負えばそれが決定的なシーンになってしまう。0-1の後の選手たちにもスタディオンにも失望感の大きさが分かった。HTのロッカールームは静まりかえっていたし、後半に入ってもそれが残ってあまりに早く2失点目を決められてしまった。その後まだ信じる気持ちが戻り、観客も支えてくれ、トールンストラにまだ良いチャンスがあったが、0-3にされて終わってしまった」


「これでタイトル無しのシーズンになった。空っぽにはなっていないが、もの凄くガッカリしているし、多少腹は立っている。メインタイトルに迫れば迫るほど、それが獲れなければ失望は大きい。それが今の気持ちだが。この失望を受け入れなければいけない。これもスポーツの一部」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-gvb-feyajab-270219
https://www.fr12.nl/nieuws/49955-van-bronckhorst-ik-ben-heel-erg-teleurgesteld.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/39506/van-bronckhorst-dat-is-wel-heel-bepalend-voor-ons-dat-moment

 

ヨルディ・クラーシ
「この試合を経てフィナーレに行けるはずだったけど、こうなってしまったのは残念。僕らは良いプレーではなかったし、特にボールを持った時に雑だった。力を見せられる、今年最高の試合だったけれど、そうんらなかった・・・」
「ブロムはあれがCKだと確信してたし、『VARもCKだと言っている』と僕に言ったけど、HTに『VARは何も言っていなかった』と言ったんだ。信じられないよ。HTにすっかり落ち込んだ訳では無かったけど、僕には感情はある。審判は常にミスを犯すものだけど、あれは重要なシーンだった。HT1分前にビハインドを背負えばチームに何かしら影響は出るもの。

https://www.fr12.nl/nieuws/49953-clasie-hij-was-overtuigd-dat-het-een-corner-was.html

 

ロビン・ファン・ペルシ
「勝つのも全員でだし、負けるのも全員で。そういうもの。嬉しい時もあれば、嬉しくない時もある。今日の僕らは嬉しくは無い」
「前半の僕らは良いプレーをして何度もチャンスを作った。それが決まらなかったのが残念。前半最初の30分間は優勢だったけれど、チャンスを決めなければいけなかった。彼らはCKから0-1にし、彼らの良いゴールだったけど僕らにとっては痛かった」
「交代はジオが0-2のままだったら僕を10番に置いておくプランだったとさっき言ったけど、その直前に彼らが0-3にした。そういうこと」
「もちろん僕はまだタイトルを獲りたかった。僕はスポーツマン。いつだって勝ちたい。でもこれもスポーツには付きもの。いつも全て勝てるわけじゃ無い。これがトップスポーツ。勝つことも負けることもあるし、それに対応しないと行けない。今日の僕らは負けた。とてもガッカリ。僕らは全力を尽くしたけれど、前半チャンスをモノにできなかったのが痛かった」
フェイエノールトでベーカーを獲れれば素晴らしい幕引きだったけど、こうなっても僕は笑顔でお別れを言うよ。もちろん結果は残念だけど、僕はフィナーレでいくつも勝ってきたし、フィナーレでいくつも負けてきた。感謝しているし誇りに思っている。僕のキャリアそれ自体がタイトルのようなもの。フェイエノールトに戻ってきたのは僕にとってポジティヴな体験だった。勝つのも全員でだし、負けるのも全員で。僕はまだもうしばらく楽しみたい」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/39513/bekerwinst-of-niet-mijn-carriere-is-een-prijs-op-zich
https://www.fr12.nl/nieuws/49958-van-persie-dat-is-zwaar-teleurstellend.html

 

ケネト・フェルメール
「何から話すべきか分からない。僕らのスタートは良く、2つの良いチャンスがあってあれを決めなければいけなかった。そうなればアヤックスにもチャンスを来るのは当然だし、そうなった。HT直前に不当なゴールを決められたのが残念。あれで違うフィーリングで後半に入ることになった」
「ブロムは重要なシーンでああいうミスをして、VARもCKだと見ているということを言った。そういうことならそれが不当でもどうしようないし、HTに『申し訳ない、私が見れてなかった』と弁解をされてももう何にもならない」
「もちろん僕らはHTに約束して後半はしっかり入ろうとしたけど、すぐにまたセットプレーから0-2にされた。これが残念。もっとちゃんと守らないといけなかった」
https://www.fr12.nl/nieuws/49957-vermeer-hij-zei-in-de-rust-sorry-ik-had-het-niet-zo-gezien.html

 

イェンス・トールンストラ
「前半の僕らは良いプレーをしていたと思う。相手を痛めつけられる時に僕らはそれをしないといけなかった。前半は実際緊張感がある展開だったし、そこで得たチャンスを決めなければいけなかったけど、僕らはそれを逃してしまった」
「あのCKからになったシーンは僕はちゃんと見えていて100%ゴールキックだったし、それをブロムにも言ったけど残念ながら彼は違うふうに見ていた」
「後半は実際僕らがやろうとしてたことをやられて相手にすぐ主導権を取られた。それはあり得ることだけど、0-1のまま凌ぎ続けないといけなかった。でも残念ながらかなり早くまた失点してしまった」
「僕は試合前にも言っていたけど、これで今シーズンが完全に駄目になった訳では無い。今はこの敗戦を消化して欧州戦を確保するために3位を全力で目指さないといけない」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/39511/toornstra-hij-zag-het-helaas-anders

 

ティーヴン・ベルフハイス
「実際僕らはかなり良いスタートだったけど、自分たちに報いることをしなかった。そしてHT直前に失点し。HT直後にも失点した」
「人間はミスをするモノ。誤審のCKからデ・リフトにフリーでヘディングをさせる理由にはならない。その後0-2になり、僕らの自信が減って相手の自信がさらに大きくなってこういう試合になってしまった」
「VAR制度はまだちょっと修正できるだろう。フットボールでCKやスローインの重要性は誰でも見えるし、多分何かしら考えることはある」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/39515/berghuis-tipt-de-knvb-dat-zou-eventueel-nog-kunnen-worden-aangepast

 

今シーズンこの一戦にかかる、という試合でしたが失望の結果に。特に後半の入りが悪く、その後は相手が引いて快適にリードを守られてほとんどどうにもならず。

 

問題の前半は20分くらいまでだいぶ良かったですが、その後は拮抗した状況で、お互いにあまり良くなかった印象。なかなか上手く前線に運べず、まずそこからじわじわと押し込まれる前半終盤になり、それでも失点の気配はそれほど無かったものの、誤審CKから失点。多少難しい判定だったのでブロムが間違えるのはごく自然ですが、全く必要の無い嘘をついたのが意味不明で、ヴィーデマイヤーやファン・エグモントに普通に怒られるでしょう・・・

 

これで残念ながらベーカーも獲れずジオとファン・ペルシとお別れすることとなり、今シーズンへの失望感はいよいよ大きいです。今後RvCやディレクター陣がどう動くかが気になるところ。