オランダ代表はドイツ戦での華々しい3-0勝利の3日後に再び隣国相手に好結果を得た。Brusselで世界のベストチーム ベルギーとの練習試合は1-1の引き分けに。オランダ代表はドイツ戦での華々しい3-0勝利の3日後に再び隣国相手に好結果を得た。Brusselで世界のベストチーム ベルギーとの練習試合は1-1の引き分けに。
ベルギーは史上最高のカレンダー･ヤールを送っている。このザイデルブーレンは昨夏のロシアでのWKで3位となり、FIFAクラセメントの堂々のI位。端的に言えば現時点で世界のベストチームだ。
オランイェにとってはこの練習試合は自信を積み、ここ数試合での上り調子をさらに確信させることができるという、得るものが十分ある機会だった。
入れ替え
オランイェのスタメンはドイツ戦から6つのポジションで入れ替え。怪我によるものと、ボンズコーチ ロナルド･クーマンが他の選手を見たいという理由によるものでもあったが、これによりナータン･アケー、ステファン･デ･フライ、ドニー･ファン･デ･ベーク、ケヴィン･ストロートマン、クインシー･プロメス ダンユマ･フルーネフェルトがスタメン出場。ベルギーも入れ替えが必要だったが、代わりに登場したのはAxel Witsel, ドリース･メルテンス, Eden Hazard en Romelu Lukakuといった規格外の選手たちだった。
開始5分で最初の危険なシーンが即ネットを揺らす。Eden Hazarがオランダの守備の穴を脅かし、ファン･デ･ベークの頭を経てボールはドリース･メルテンスの足元に。この元PSV'erがロケットに火を付け、ゴールラインを破った。
ベルギーの嵐
そのままベルギーの嵐が巻き起こり、オランダの守備陣は全力で抵抗を強いられる。その風が収まった時点でオランダの攻撃時が度々映像に映るようにんあり、例えばドイツ戦でスマークマーカーだったデパイのシュートはベルギーのGK Simon Mignoletの足に阻まれた。
その3分後にオランダの素晴らしいカウンターが決まる。ファン･デ･ベーク－プロメス－デパイを経てアルナウト･ダンユマ･フルーネフェルトが最終駅に。代表2試合目のこのClub BruggeのFWがしっかりシュートを決めて1-1.
このゴールがポジティヴな効果をもたらし、それから間もなくプロメスも見事なシュートを放ったがポスト直撃。反対側ではベルギーのワンダーキント Eden Hazardのシュートがシレセンの守るゴールの枠を外れた。
デビュー
HT明けにパブロ･ロザーリオがデビュー。このPSV'erはハンス･ハーテブールと共にダービー･デル･ラーへ･ランデンに登場した。後半は再びベルギーが主導権を取り、シレセンが何度も対応を強いられる展開となったが、ロナルド･クーマンの部隊は再び徐々に抵抗力を示し、果敢に主導権を取り戻して決勝点を狙っていた。そしてアケーとロザーリオのヘディングからあわや2点目というシーンもあった。
Koning Boudewijn Stadionでの試合は1-1のまま終了。ボンズコーチ ロナルド･クーマンは望んでいた結果を得られただろう。世界1位のベルギーとの引き分けは満足できるものであり、NLの決定的な局面に向けて大きな弾みになる。来月 オランイェはフランス(thuis)、ドイツ(uit)と対戦する。
België - Nederland 1-1
5' Mertens 1-0
27' Arnaut Danuma Groeneveld 1-1
Opstellingen:
België: Mignolet; Castagne (73' Meunier), Alderweireld, Denayer, Boyata; Witsel, Tielemans (83' Carrasco), Chadli; Mertens (46' Praet), Lukaku (46' Batshuayi), E. Hazard (46' T. Hazard).
Oranje: Cillessen; Dumfries (46' Hateboer), De Ligt (46' Rosario), De Vrij, Aké; Van de Beek (61' Vilhena), Blind, Strootman (72' L. de Jong); Promes (72' Bergwijn ), Memphis, Groeneveld (61' Van Aanholt).
ロナルド･クーマン
「ドイツ戦3-0勝利の後で再び結果を得るのが重要だったが、この試合は勝ち点を争うものでは無く、どんなプレーを見せるかが主な見所。序盤は苦しんだが、ベルギーの攻撃が素晴らしかったせいでもある。1-0の失点はたった1人のクラッセ。ドリース･メルテンスは素晴らしい選手だ。さらにEden HazardとRomelu Lukakuと、彼らには何も無いところからチャンスを作り出せる選手たちがいる」
「我々は試合の中で良くなっていき、度々フリーマンを見つけ、プレーに奥行きを出せるようになった。1-1のあとはどちらにゴールが決まってもおかしくなかっただろう」
「序盤に苦しむことが多いのは自分たちにより原因があるが、今日で言えば選手たちは常にHazardのような選手相手にプレーしている訳では無い」
「デパイは未だに成長し続けている。今日も彼は素晴らしい選手であることを示していた」
「NLは多くの人が我々は取れてせいぜい1ptだろうと思っていたが、すでに3ptsを得ている。多分まだ取れるだろうし、我々があっさり3位になって降格するとは思っていない。良いフィーリングが戻り、上り調子に入れたのが大きい。たった1ptでも優れば12月のEK予選ドローでグループトップになれる、それが最も重要なこと」
メンフィス･デパイ
「良い試合だったと思う。僕らはもう後退のしようは無い。しっかりした道を進めているし、あとはもう良くなる一方しか無い。多少低調になることもあり得るだろうけど、少なくとも僕らはベースの約束事と戦術を守り続けるべきだし、そうすればさらに先に進めるだろう」
「いまは代表の雰囲気がとてもポジティヴ。上手く行かない時もチーム全体で守れているし、ある選手が一編み落としていれば、チーム全体で修正できている。ミスは許されるし、そうやって全員が信頼しあえるチームになってきている」
練習試合らしい練習試合でした。とにかくデパイの成長ぶりは目を瞠るものがあり、完全にトップレベルの選手になってきてます。
途中出場組ではデビューのロザーリオが出だしからミスが続き、あまり試合に入れず。ファン･アーンホルトは左サイドでアグレッシブさをもたらし、今後も期待が持てるバックです。少なくともブリントより確実に良いと思いますが･･･ トニーは今回も途中出場で良いプレーをしたと言えるでしょう。ドイツ戦のワィナルドゥムが分かりやすい目指すべきスタイルなはずで、良い影響をクラブに持ち帰れると良いですが。
