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ヘーレンフェーンでスペクタクルな勝利 (第3節: ヘーレンフェーン-uit)

フェイエノールトは今シーズンのリーグ戦3試合目でスペクタクルな勝利。アベ・レンストラ・スタディオンでsc ヘーレンフェーンを3-5で破った。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはイェンス・トールンストラ(2)、ロビン・ファン・ペルシ、タイレル・マラシアのゴールで長時間0-4のリードを得ていたが、ホームチームを試合に戻して3-4にまでさせてしまい、途中出場 ヤシン・アユプがロスタイムに試合を決めた。

 

夢のスタート
アベ・レンストラ・スタディオンで満員のアウエーボックスが歓声を上げるまで長くは掛からず。開始4分にベルフハイスのパスでトールンストラがフリーゼンの守備陣の背後に飛び出し、浮かせたボールでワルネル・ハーンの頭上を破って0-1に。さらに15分以内にフェイエノールトが再びネットを揺らす。トールンストラのシュートをゴール前のファン・ペルシがコントロールし、そこから素早い動作で右足を振り抜いてシュートを決めた。

 

トールンストラのヴェレルトゴール
夢のスタートによってフェイエノールトはフリースラントで支配していたが、3点目が決まったのはHT直前にようやく。ハーンのミスキックの直後にトールンストラが40mの距離からがら空きのゴールに決めるヴェレルトゴールだった。

 

マラシアの初ゴール
このMFは得点後にチームメイトから大きな喝采を浴びたが、それはHT直後にプロ・フットボールでの自身初ゴールを決めたタイレル・マラシアも同様。この左バックは左サイドを駆け上がり、冷静にハーンの下を抜いて試合を決める。

 

チャンスを逃す
残り時間でフェイエノールトはさらにゴールを重ねようとしたが、5点目が決まらない。ファン・ペルシのシュートはハーンの拳に阻まれ、ベルフハイスのシュートはポスト内側を叩いてピッチに戻った。

 

緊張の終盤
ヘーレンフェーンは残り20分でモルテン・トルスビーのヘディングでゴールを決める。ジュスティン・バイローにはノーチャンスだった。残り5分にはキク・ピーリがネットを揺らし、さらに89分にデイヴ・ブルトハイスが組み立てのミスを罰して3-4に。ホームの観客がサプライズを信じ始めたが、フェイエノールトにとって幸いにもヤシン・アユプがサム・ラーソンの落としからゴール逆隅にシュートを決めて勝負を決めた。

 

5位
この勝利でフェイエノールトは3試合を終えて6ptsを獲得し、順位表の5位に付けている。来週日曜はNACブレダとのオームゲーム。

 

sc Heerenveen - Feyenoord 3-5
Scoreverloop:
3' Jens Toornstra 0-1
15' Robin van Persie 0-2
45+1' Jens Toornstra 0-3
47' Tyrell Malacia 0-4
71' Morten Thorsby 1-4
86' Kik Pierie 2-4
89' Dave Bulthuis 3-4
90+1' Yassin Ayoub 3-5

 

Scheidsrechter: Jochem Kamphuis
Gele kaart: -

 

Opstellingen:
Feyenoord: Justin Bijlow; Jerry St. Juste, Eric Botteghin, Jan-Aire van der Heijden, Tyrell Malacia; Jordy Clasie (82' Yassin Ayoub), Jens Toornstra (90+2' Renato Tapia), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Robin van Persie, Sam Larsson.

 

sc Heerenveen: Hahn; Schmidt (82. Woudenberg), Høegh, Bulthuis, Pierie; Thorsby, Kobayashi, Vlap; Zeneli (71. Bruijn), Lammers, Mihajlovic (46. Rienstra)
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/spectaculaire-zege-feyenoord-in-heerenveen

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「勝ったから最終的には良い気分。残り15分までは良いプレーだったと思う。ピッチを支配していたが、その後低調になって4-0のリードを危うく失うところだった。大量リードを得たここでちょっと考え方が変わり、それがチームに浸透してしまったのかもしれない。注意力が弱まれば相手に希望を与えてしまうし、不必要に自分たちでトラブルに陥ってしまった。あんなゴールの与え方は良くないし、このレベルでは許されないこと」


「集中力が落ちるのは普通の事だとは私は思わない。自分たちのやる事をやり続けなければいけない。60分間は常に解決策を見つけていたが、それができなくなれば問題に陥る。5-3という結果も全く違うものにできたはず。我々は自分たちのプレースタイルを90分間維持しなければいけない。しかしこの試合ではポジションなモノをいくつも得られた」


「交代を遅らせたのは意識してのこと。我々は上手く試合に入っていたし、90分間プレーできる選手たちが揃っている。交代は変化を与えるためであり、今日はその必要は無かった」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/gemengde-gevoelens-bij-van-bronckhorst---sc-heerenveen---feyenoord
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37026/van-bronckhorst-je-wisselt-om-voor-verandering-te-zorgen-maar-dat-was-vandaag-niet-nodig

 

イェンス・トールンストラ
「70分間は何の問題も無かったと思う。楽にフリーマンを見つけることができていたけど、それを維持しないといけない。70分過ぎからやり過ぎたり、雑になってしまってヘーレンフェーンを試合に戻してしまった。HTにも言っていたんだけど、それは許されないこと。この事は数週間頭に残る。残念だよ、70分間とても良いプレーをしていたからね」
「自分の2点目は決まってくれて嬉しかったよ。今日はあれが最も美しかったんじゃないかな。でもどれも良いゴールだった。タイレルのも、すばらしいソロだったし、良いフィニッシュだった。とにかく僕らは70分間良いプレーをした。結果は違うと思われるかもしれないけど、僕らは良いフットボールができることを見せられたと思う」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37025/toornstra-terwijl-je-zeventig-minuten-lang-erg-goed-speelt

 

ヤシン・アユプ
「順調だね、最初のアシストとゴール。とても良い。自分が監督だったら次の試合は僕をスタメンにするよ」
「全体的には僕らは良いプレーだったけれど、最後にシャープさが足りなくなって試合を危うく台無しにするところだったのが残念。今日のヘーレンフェーンはそんなに良くなかったし、6-0か7-0にできたと思う。僕らがちょっと怠惰になって彼を試合に戻してしまった。試合はもう貰ったと僕らは思ってしまっていた。安易な言い方だけど、最後の笛が鳴るまで試合は終わらない。この試合は男らしく終わらせなければいけなかった。僕らはフェイエノールトヘーレンフェーンに何も許してはいけない。他のチーム相手にこんなプレーでは失敗する」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37027/als-ik-de-trainer-was-zou-ik-me-volgende-wedstrijd-opstellen
https://www.fr12.nl/nieuws/48081-ayoub-we-moeten-dit-als-volwassen-mannen-uitspelen.html

 

タイレル・マラシア
「勝利が最も素晴らしいことだけど、自分の初ゴールもね。でも今日は3ptsが最も重要。僕らは良い試合に入りだったと思う。前半も良かったし後半の入りも良かったけれど、そこから下がってしまった」
「自分のゴールは『とにかく走ってどこまで行けるかやってみよう』と思った。行けるところまで行ってシュートしようとね。大抵僕はクロスを上げるし、アシストで重要な仕事をしたいと前から言っているけど、時にはゴールも決めたいからね」
「得点後はベンチのディランのところに行ったんだ。AS Trencin戦で僕がポストにシュートを当て、彼が次は決まるよと言ってくれたからね。それが今日起きた」
「自分の場所に戻った?ハードトレーニングをして周りの大切な人たちとたくさん話をした」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/37028/malacia-belangrijk-voor-feyenoord-of-ik-mijn-plek-terug-heb
https://www.fr12.nl/nieuws/48082-malacia-blij-met-goal-ik-dacht-laat-ik-maar-gaan-rennen.html

 

予想外に楽々な展開、と思いきや予想外の展開で、まぁ結果的に無駄にスペクタクルな勝利に。ヘーレンフェーンがかなり悪かったので余裕で5点差くらいにできたはずですが・・・ しょうがないですねぇ。

 

最初の30分間ほどはかなり良かったと言える内容。ボテギンが積極的に前進守備をし、クラーシとトニーが中盤を制圧。ボールを持てば前線が流動的に動いてイェンスが奥行きを作るという、全体的にエネルギッシュで前へのプレースピードも高い、久しぶりにフェイエノールトらしいプレーでした。毎回これくらいやってくれれば楽しいシーズンになりますが。

 

いろいろ批判のあるバイテンスペーラー陣に当たりが出なかったのが残念ではありますが、イェンスとマラシアのゴールはとても嬉しい点。イェンスもアユプがフィットしてそろそろお尻に火が付きますが、今日はマン・ファン・デ・ヴェーツトライト並の活躍でした。マラシアも攻守に力強く、完全に状態が戻った印象。ラーソンとの相性が未だによく無さそうなのがアレですが・・・