我がフェイエノールト

フェイエノールトを中心にオランダ・フットボールを追いかける

バイローの活躍でヨハン・クライフ・スハールを獲得 (JCスハール: PSV-uit)

フェイエノールトは2018-2019シーズンをヨハン・クライフ・スハールを獲得でスタート。ベーカーウィナーはアイントホーフェンで ランズカンピューン PSVと対戦、90分間を終えて0-0の後にPK戦となり、監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはオランダで初めて使用されたABBAシステムによってブラバンダースを破った。

 

試合は激しい出だしとなったが、それはむしろ一部のフェイエノールト・ファンの振る舞いによるもの。ロッテルダムのファンは花火と発煙筒をピッチに投げ入れ、主審 セルダル・ゲズブユクは試合を一旦止めざるを得ず、試合が再開できるまで数分を要した。

 

前半は両チームともチャンスの数は多くない拮抗した内容。PSVは何度もヘディングで脅威を作り、フェイエノールトはHT直前に突然アイントホーフェナールのゴールに迫ったが、サム・ラーソンのクロスをロビン・ファン・ペルシが上手く足に当てられなかった。

 

ティータイムの後、ホームの観客はルーク・デ・ヨングのゴールで歓声をあげることができたが、フェイエノールトのGK ジュスティン・バイローを妨害したことでゴールは正当な取り消し。二分後にケルヴィン・フェルドンクがロッテルダマースの先制点に近づいたが、強烈なシュートはPSVのGK イェルーン・ズートが守るゴールを僅かに外れた。残り15分でPSVの途中出場 ヒルヴィング・ロザーノがチャンスを得たがこれも決められず。

 

フェイエノールトは終盤袖をまくり、その時間帯 トニー・フィレーナがヨハン・クライフ・スハールの決着を規定時間で決めることができたはずだったが、彼のシュートは至近距離でズートに防がれてしまった。

 

こうして歴史上初めてのオランダでのABBA方式によるPK戦が実施。フェイエノールトからスタートし、その後PSVが2回続けてPKを蹴った。このPK戦においてベーカーウィナーの側で最も重要な男は2つのPKを止めたジュスティン・バイローであり、彼の活躍によって最終的にロッテルダマースが5-6で優った。

 

PSV - Feyenoord 0-0 s.s. 5-6


Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük
Gele kaarten: Angelino (PSV), St. Juste, Verdonk (Feyenoord).

 

Opstellingen:
PSV:
Zoet; Dumfries, Viergever, Schwaab, Angelino; Rosario, Hendrix, Pereiro; Bergwijn (83' Mauro Junior), De Jong, Malen (59' Lozano).

 

Feyenoord:
Justin Bijlow; Jeremiah St. Juste (84' Bart Nieuwkoop), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Calvin Verdonk; Jordy Clasie, Jens Toornstra (63' Sofyan Amrabat), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Robin van Persie (81’ Dylan Vente), Sam Larsson.

 

https://www.rijnmond.nl/nieuws/171505/Feyenoord-pakt-Johan-Cruijff-Schaal-met-ABBA-systeem

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「これはタイトルを賭けた試合であり、勝つために全力を尽くそうと我々が望む試合。PK戦の末に勝者としてピッチを降りれたのは素晴らしいこと」


「プレッシャーを掛けるべきタイミングを常にモノにしなければいけない。特に後半はより頻繁にプレッシャーをかけ、ボールをよりキープできた。それによって落ち着きが生まれ、カウンターで危険なシーンを作ることもできていた。前半はそれが上手くできていなかった」


「バイローは第1GKとして初の公式戦で素晴らしい仕事をした。とても安定していた。それはGKとして必要なことでもあるがね。PK戦で彼が2度止めたのも見事だったし、彼にとっても素晴らしいこと」

 

「ケルヴィンは練習試合でもトレーニングでも良くやっていたから信頼した。今日も彼は良いインターセプトを見せていたし、危険なシュートもあった」

 

「とにかく我々は満足している。しかし大喜びする理由はまだ無い」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-na-psv---feyenoord-jc-schaal-1819

https://www.fr12.nl/nieuws/47821-gio-deze-wedstrijd-wil-je-ten-koste-van-alles-winnen.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36715/van-bronckhorst-bijlow-heeft-het-uitstekend-gedaan

 

ロビン・ファン・ペルシ
PK戦はいつだってくじ引きのようなもの。アンジェリーニョが決めていればそれで終わっていたけど、そうはならず、僕らにまたチャンスが来た。タイトルはタイトル。タイトルを掴むチャンスがあるのならモノにしないと」
「ジュスティンは間違いなくファンタスティックなGKで、ケネトもだけどね。ジュスティンはPK戦で相手が蹴るまで長く待つというのをとても上手くやっていた。そのおかげで彼がPK戦でアドバンテージを得ていたんだ」
「今日は戦術的な試合だった。特に前半。僕らは多くのチャンスは無かったし、僕はHT直前の終盤に1回だけだった。何とかボールに触れたけど、それ以上はできなかった。こういう試合ではしっかりポジションを取るのが大事だし、僕らはそれをやってほとんどチャンスを与えていなかっただろう。後半は僕らのプレーが良くなってよりチャンスがあったけれど、ただそれはPSVも同じだったね」
https://www.fr12.nl/nieuws/47818-van-persie-justin-is-gewoon-een-fantastische-keeper.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36714/van-persie-je-weet-nooit-of-je-weer-zo-snel-voor-een-prijs-kan-spelen

 

ジュスティン・バイロー
「この試合も普段通り、落ち着いて臨んだ。僕は冷静な性格だから。緊張はちょっとだけしたけど、普通のもので過剰な緊張は無かった。カタコンベでもう緊張は無くなったよ」
「僕らはチームとして良いプレーをしたし、その結果PK戦になった。PK戦でほとんど正しい方向に反応していた?ベンチとコンタクトを取りながらやっていた。PK戦は決して賭じゃないからね。大抵の選手は別方向に反応させようとするものだし、しっかり見て賭で飛ばないようにしないといけない。それが上手く行った」
「僕はフェイエノールト1で長くプレーできることを願っているよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/47817-bijlow-wedstrijd-benaderd-zoals-ik-dat-altijd-doe.html
https://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/832220/-koele-kikker-bijlow-onthult-penaltytruc-vooral-niet-doen-dat-is-gelukt-.html

 

ケルヴィン・フェルドンク
「PKはとても冷静に蹴れたよ。前半は僕らに最大のチャンスがあったし、後半はもちろんフィレーナにこの試合最大のチャンスがあった」
「ヨングに加わらなければいけないと言われた時に僕は実際こんなに試合に出れるなんて望みは頭から消していた。でも今は突然自分が第1左バック。本当に凄いこと」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/36713/verdonk-geloofde-er-niet-meer-in-had-het-al-uit-mijn-hoofd-gezet

 

スティーヴン・ベルフハイス
「僕らはもっと上手くやれるし、うまくやりたいと思っている。みんなそれに取り組んでいるし、Basel, Fenerbahce en Levante相手に僕らはその力があることを見せていたのに、今日は全くそれが無かったのが本当に残念」
「前に出ようとする時に、前進守備をする勇気が欠けていたと思う。それだと後ろに下がらなければならなくなり、相手のゴールにもう一度近づくのがとても難しくなってしまう。彼らもほとんどチャンスを作れていなかったけれど、僕は今日の自分たちよりももっと主導権を取りたい」
「移籍?残留するという保証はできない。本当に素晴らしい話が来たら考える。でも今のところは来ていないよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/47823-berghuis-baalt-van-spel-feyenoord-dat-vind-ik-wel-jammer.html

 

ヨルディ・クラーシ
「何度か良い時もあったけれど、全体的には僕らはボールを持った時に雑だった。特に前半。後半に入って多少前にプレッシャーをかけ始めた。グループとして上手くコンパクトに保つのは常に簡単じゃ無い。時には前に生きなくなるけれど、僕らにはプランがあったんだ。PSVは前半一つのチャンスも作れていなかったと思う。後半に僕らはより攻撃的に成り、試合も多少面白くなった。PSVは決めてもおかしくなかったかもしれないけど、それは僕らも同じ」
「PKを蹴るなら決めないとね。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストが僕の方に来て蹴りたいかどうか聞いたんだ。僕は『ああ、良いよ』と言ったけど、蹴りたい選手がたくさんいて彼は困っていた。みんな好調に感じていたんだ。だから僕は譲って後の番に回ることにしたんだ」
https://www.fr12.nl/nieuws/47825-matchwinner-clasie-alsof-het-zo-moest-zijn.html

 

なかなか難しい試合でした・・・ 思うようにプレッシャーを掛けてタイミング良くボールを奪うという感じになかなかならないのはやはりカリムの穴でしょうか。相手が雑なので割と簡単にボールは貰えたものの、相手のプレッシャーが早くてほとんどキープできずやり直し、という絶好の守備練習な前半でした。

 

後半はだいぶ落ち着いてボールを持てた感がありますが、それでも相手を崩してという所まではほとんど行けず。全体的に奥行きを作る動きがやはり足りないのと、出し手と受け手の意思疎通がまだ取れていない印象が強いです。結局狭いスペースのファン・ペルシが難しいボールを受け続ける酷な展開になり、終盤出てきたフェンテが良い動き出しとヘディングでのパスでトニーに決定機を作ったのは今後に向けて象徴的なシーンのような・・・

 

この試合よりも重要なEL予選に向けて準備万端な気は全くしませんが、フェルドンクが左バックのスタメンを見事に掴み、何よりもバイローが第1GKとして最初の公式戦でマン・ファン・デ・ヴェーツトライトという活躍は嬉しい限り。イェンスの左肘の怪我が心配ですが、雰囲気は間違いなくさらに良くなりましたし、アユプが木曜に間に合うことを祈ります。