フェイエノールトは今シーズン最後のデ･カイプでのリーグ戦でスパルタ･ロッテルダム相手に再び強さを証明。ヘット･カステールで0-7の勝利を収めていた監督 ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストのチームは自分たちのスタディオンでは多少少ない点差で3-1. スティーヴン･ベルフハイス(2)、スパルタのFG フレデリク･ホルストがフェイエノールトのゴールを記録した。
完売のデ･カイプでのスタッツダービーは低調なスタートながら、両チームともにチャンスが訪れると十分楽しめる内容に。例えばロビン･ファン･ペルシの素晴らしいハックボールがニコライ･ヨルゲンセンをスパルタのGK ヤニク･フートと1対1にさせ、このデンマーク人スピッツがチップでゴールを決めたが、オフサイド誤審によってヒフラーによって(不当に)取り消されてしまった。
その直後にもベルフハイスがデ･カステールヘレンの守護神と1対1になって先制点に近づいたが、フートを破るにはボールに僅かに届かなかった。ピッチの反対側ではデロイ･ドゥアルテ、ロベルト･ミューレン、トーマス･フェルハールが危険な存在になっていたが、スタメン起用されたエリック･ボテギン、ジュスティン･バイロー、ヤン･アーリー･ファン･デル･ハイデンの対応によってスパルタのゴールはなかなか生まれず。
スパンゲンのクラブが得点を決めたのは35分、非常に見事なシュートによってだった。フレッド･フライデーがゴール逆隅への強烈なシュートでバイローとノーチャンスにし、デ･カイプでビジターチームに先制点をもたらす。この先制は1分後にはファン･ペルシによって帳消しにされかけたが、このベテランのシュートはGKによってセーブされてしまう。
ロスタイム最初の1分に同点ゴール。ファン･ペルシがベルフハイスに測ったようなクロスを上げると、クラブトップスコアラーでもあるこのバイテンスペーラーは頭で押し込むだけで良く、1-1に。これはファン･ペルシにとってエールディヴィジでの今シーズン初アシストであり、ネルソンにとってはリーグ戦15ゴール目。さらに付け加えるならベルフハイスは12アシストも記録しており、今シーズン27ゴールに直接絡んでいる。
65分の2-1となった攻撃には多くのフェイエノールトの選手が絡んだが、ゴール得点者として記録されたのはスパルタのDFだった。カリム･エル･アマーディの右サイドでの良いアクションとボエチウスの飛び出しから、フレデリク･ホルストが最後の一押し。ボエチウスがゴールを消えたかに思われたが、間に入ったホルストによってボールはボールラインを超えた。
フェイエノールトはその後ボエチウスとケヴィン･ディクスに代えてイェンス･トールンストラとバルト･ニューコープを投入し、3点目を狙い続けた。それが生まれたのは終盤、再びエル･アマーディが右サイドで力強い突破を見せたシーンからだった。彼が再び低いクロスを入れると、ベルフハイスがこの午後2点目で今シーズンの16ゴール目。これにより3-1とし、最終スコアとなった。
Feyenoord - Sparta Rotterdam 3-1
Scoreverloop:
35' Fred Friday 0-1
45’ Steven Berghuis 1-1
65' Frederik Holst 2-1 (e.d.)
83' Steven Berghuis 3-1
Scheidsrechter: Dennis Higler
Opstellingen:
Feyenoord: Justin Bijlow; Kevin Diks (76' Bart Nieuwkoop), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi, Robin van Persie, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius (76' Jens Toornstra).
Sparta Rotterdam: Jannik Huth; Frederik Holst,Sander Fischer, Bart Vriends, Sherel Floranus; Deroy Duarte, Robert Mühren, Ryan Sanusi; Thomas Verhaar (73' ), Fred Friday, Stijn Spierings (73' ).
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/berghuis-mooie-prijs-voor-mij-persoonlijk
ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルスト
「やっとディックに勝てた？ああ、そうだね。何度か機会はあったが今日やっと勝てた。今日は苦しい試合だったが最終的には3ptsを得られた」
「前半はかなり低調で、全ての面で我々本来のレベルをかなり下回っていた。後半は良くなったが、それでもまだ我々が届くはずのレベルでは無かった。実際このシーズンは先週で終わっているので理解はできる。我々にはもう目指すモノは無く、そうした中での試合は最も難しいものなのは自分の経験からも分かっているし、それが今日また示された」
「失点から上手く立ち直ったと思う。前半の失点は妥当だったし、もっと差を付けられてもおかしくは無かっただろう。HTに何か言った？ああ、ホームゲーム最終戦なのだから勝ちたかったし、こうではいけないと言った。幸いにもHT直前に1-1にし、後半は良くなり、ファンタスティックなゴールを2つ決めた。特に3-1のゴールはブロックからの我々の持つ走力を活かしたダイナミックな攻撃だった」
「ロビンは自分の調子が良いと感じていたので最後までやらせた。毎試合彼とはどういう感触かコンタクトを取りながらやっている。今日のロビンは明らかに調子が良かったと思う。これは良いサイン。どうなるか待ってみよう」
「私がジュスティンと彼の成長ぶりにとても夢中になっているのは誰もが知っていること。今シーズンの彼はジョーンスの控えとしての役割を見事に果たしてくれたし、シーズン最後の数試合で彼を見たい。今日の彼は油断せず、とても上手くセーブしていたと思う。大きなタレントを備えたGKなのは誰でも分かる。もちろんまだこのレベルで多くの試合をこなしてはいないが、ヨング･オランイェでも数試合やっているし、今シーズン最初のトゥエンテ戦も良かった。ジュスティンに将来があるのは今日も示された」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-begrip-voor-mindere-uitvoering
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35793/van-bronckhorst-voor-vandaag-was-dat-een-goed-teken
http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/43385__.php
https://www.fr12.nl/nieuws/46964-lof-voor-bijlow-dat-hij-de-toekomst-heeft-bleek-ook-vandaag.html
カリム･エル･アマーディ
「前半は全て満足できない内容だった。とても雑で、みんなまだベーカー獲得のフェスト中のような感じだった。プレッシャーが無ければ僕らは本来のレベルにならないというのは僕らの意図では無い。ベーカーフィナーレにピークを持っていなければならないのは分かっていたけど、この試合でも全力でやらなければならないことも僕らは分かっていた。でも前半はそうならなかった」
「このチームにはもっと力がある。昨夏獲得された選手たちもみんなトップ補強。僕らはシーズン最初に多くの怪我人が出てしまったけれど、それは失望のシーズンに対する弁解にはできない」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35795/el-ahmadi-er-zit-veel-meer-in-dit-elftal
スティーヴン･ベルフハイス
「フェイエノールトはオランダ最大のクラブ。ヘット･レヒューンは誰でも知っている有名な存在。彼らからスペーラー･ファン･ヘット･ヤールに選ばれたのはとても誇りに感じる。スーパーだ」
「良いシーズンの締めくくりになった？全く違う感情だね。もっと上手くやれたはずだと感じている。冬明けも僕らはかなり酷かった」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/berghuis-mooie-prijs-voor-mij-persoonlijk
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35790/berghuis-feyenoord-is-de-grootste-club-van-nederland
ロビン･ファン･ペルシ
「フル出場はとても嬉しい。監督に交代したいか聞かれたけど、多分ジョークだっただろうし、僕も最後までやりたかったからね。最後はちょっとタフだったけど、最後までやれて良かった。しばらく無かったからね。でもフル出場したいと強く思っていたんだ。今シーズン僕は短い時間のプレー、60分程度や80分程度の出場だったけど、ようやくフル出場できた。素晴らしい瞬間だし、ハッピーだよ」
「フェイエノールトが僕と続けたがっているのは明らかに言って貰っているし、それはとても嬉しい。これから数週間で全てを並べて選択する。今はまだ何も無いよ」
https://www.fr12.nl/nieuws/46963-van-persie-over-toekomst-ik-ben-er-nog-niet-uit.html
ニコライ･ヨルゲンセン
「山あり谷ありの試合だった。僕らは本来の力かするとあまり良いプレーでは無かったけど、勝ったことが何より重要。来年はティートルを目指さなければならない。今年欧州戦の出場権を獲得できたのは素晴らしかったけれど、来年は絶対にもっと良くないといけない」
「自分の去就のことは気にしていない。僕はここでプレーできてハッピーだけど、何が起きるかは誰にも分からない。これが僕の最後のホームゲームなら、僕のゴールが取り消されたのはとても残念。でも多分僕はまだまだここでたくさんプレーするだろう」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/35796/jorgensen-onzeker-over-toekomst-je-weet-nooit-wat-er-gaat-gebeuren
ベーカーフィナーレの後の燃え尽き症候群で予想通りgdgdでしたが、スパルタが1点だけに留めてくれたので後半それなりに立て直して普通に勝利。クラーメルもネロムもいないのが残念でした。
ファン･ペルシは良かったですし、コメントを聞いても多少延長に向けてポジティブな雰囲気。ただ今日はカリムがさすがの出来でした。依然このチームでは別格なので、果たしてアムラバトがこの壁を越えられるのかどうかちょっと心配になります。
これで最終節はヘーレンフェーン-uit. 向こうまだPOが決まっておらず得失点差も絡みそうな状況ということでそれなりに真剣でしょう。今日はあまり入れ替えずバイローがさすがのプレーを見せた程度でしたが、来週も多くの入れ替えは無いでしょうねぇ。
