Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ファン・ペルシが均衡を破って勝利 (第24節: ヘラクレス-thuis)

フェイエノールトは日曜午後にヘラクレスアルメロ相手に今シーズン3回目の勝利。デ・カイプでのリーグ戦はロビン・ファン・ペルシが1-0のマッチウィナーとして自身のスタメン出場に花を添えた。

 

バルト・ニューコープ、ケヴィン・ディクス、ジャン・パウル・ボエチウス、ロビン・ファン・ペルシがスタメンに並んだフェイエノールトはアルメルース相手のホームゲームでシャープなスタート。最初の3分間でトニー・フィレーナとスティーヴン・ベルフハイスが最初のチャンスを得たが、MFはヘラクレスのGK ブラム・カストロにセーブされ、ベルフハイスのシュートはサイドネットに。

 

しかしその後はヘラクレスのターンに。ビジターチームはブランドリー・クヴァス。ジャミーロ・モンテイロ、ロビン・プロッペル、フィンチェント・フェルマイらが次々にブラッド・ジョーンスの守るゴールに襲いかかったが、フェイエノールトの守護神がクヴァスのゴールを自ら防ぎ、モンテイロ、プロッペル、フェルマイの(遠目からの)シュートはチームメイトがサポート。

 

ホームチームはそれに対してHT直前にフィレーナのミドルシュートとスフェン・ファン・ベークのヘディングでリアクション。しかしこれ以上無いリアクションが起きたのはHT明け。59分に均衡を破り、フェイエノールトに先制点をもたらしたのはファン・ペルシだった。攻撃的MFとして起用されたこのベテランが左足での正確なシュートをゴール隅に決めてカストロを破り、フェイエノールト帰還後リーグ戦2点目。

 

その5分前にはヘラクレスも先制点に近づき、クリストファー・ペーターソンがペナルティエリア外からのシュートを試みたがバーを叩いてヘット・レヒューンに安堵のため息を付かせる。1-0になった後は監督 ジョン・ステーヘマンのチームがチャンスを作るのが難しくなり、ゴールを決めたファン・ペルシは73分に完売のスタディオンから大きな拍手を受けてイェンス・トールンストラと交代。

 

フェイエノールトは終盤に試合を決めようとし、ニコライ・ヨルゲンセンが2-0に最も近づいたが、ベルフハイスの低いクロスからこのスピッツが得たボールはカストロに阻まれる。ヘラクレスにとっては途中出場 パウル・フラドンが酋長直前に同点ゴールに近づいたが枠を捉えられず。デ・カイプに最後まで緊張感が残ったものの、94分を終えてフェイエノールトは今シーズンアルメルース相手に(リーグ戦とベーカー戦で)3回目の勝利を収めた

 

Feyenoord - Heracles Almelo 1-0
Scorerverloop:
59' Robin van Persie 1-0

Scheidsrechter: Ed Janssen
Gele kaarten: Diks, Nieuwkoop (Feyenoord), Baas (Heracles)

 

Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Bart Nieuwkoop, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Kevin Diks; Karim El Ahmadi (85' Sofyan Amrabat), Robin van Persie (73' Jens Toornstra), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius (91' Eric Botteghin).
Heracles Almelo: Bram Castro; Tim Breukers, Robin Pröpper, Dries Wuytens (68' Wout Droste), Roland Baas; Peter van Ooijen (68' Mohammed Osman), Sebastian Jakubiak (83' Paul Gladon), Jamiro Monteiro; Brandley Kuwas, Vincent Vermeij, Kristoffer Peterson.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-heracles-almelo-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「非常に苦労したが、大歓迎の勝利。今日はかなり雑で自分たちで難しくしていた。ボールを持った時の力強さが前半は間違いなく無かったし、間違った選択をして何度も難しい解決策を試していた。何度かゴール前の良いところまで行っていたが、そこで雑だったせいで、チャンスをほとんど作れず、試合の中で成長していけなかった。テンポをもっと高くしなければいけなかったし、クロスも良くなかった。一方でヘラクレスはバー直撃などかなりチャンスを作っていた。彼らがロングボールを狙っていたのも明らかだったが、それに何度も裏をかかれていた。自信とフォームが我々に欠けているのはそれを見ても明らか。全員でこの状況を脱しなければいけない」

 

「今日はロビンのクラッセが決定打になった。1-0のシーンはフリーになっていたロビンがトニーからパスを受けるのが見えていた。彼のキックテクニックがあればあそこでボールを全力で蹴る必要は無く、適切なスピードをボールに与えるだけで良いんだ。ファンタスティックなゴール。先制度もニコライのチャンスのようにまだ得点を決められるシーンがあったが、一方で数回同点にされずに済んだシーンもあった」


「ロビンは予想以上にやってくれたよ。60分間と計算していたが、HTにどれだけやれそうか聞いて、彼はもう無理と思ったら自分で言うと答えた。70分間プレーできたのはポジティヴなことだし、内容も今日の彼は素晴らしいプレーだったと言わざるを得ない。来週のPSV戦でどうするかはこのからの1週間で状態を見なければいけないが、もちろん今日伊達に彼をプレーさせた訳では無い」


「苦しい試合だったが我々にとって非常に重要な3pts. これでPSV戦に向かうことができるし、ヴィレムIIとのベーカー戦もその後に控えた重要な集になる。そこでしっかりやらなければいけない」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-klasse-van-persie-gaf-de-doorslag
https://www.fr12.nl/nieuws/46142-gio-looft-van-persie-heeft-uitstekend-gespeeld.html


カリム・エル・アマーディ
「前半チャンスも与えていたけど、僕らはもっと大差で勝つだけのチャンスがあったと思う。ただ試合に勝てば自信が戻るのがフットボール。特にベーカー戦のハルフェ・フィナーレに向けて勝てたことが大きい。もちろん良いフットボールはしたいけど、この数週間は結果が良くなかった。僕らは今日勝つために全力を尽くして3ptsを獲った。それが今は最も重要なこと」


「みんなでここ最近の映像を見たけど、みんな立ち尽くしていた。1人2人が動かなければチームは止まってしまう。ジョーンスへの批判も何度も会ったけど、それは僕らがほとんど動いていないせいでもあるんだ。今日は勝ったし、この流れを続けられることを願っている」


「ロビンは別のクオリティを持った選手。みんないつでも彼にボールを預けられる。トップ選手だった彼と井まっも変わっていないことを時に見せてくれた。もうロビンの準備はできたと思うよ」


https://www.fr12.nl/nieuws/46141-el-ahmadi-opgelucht-drie-punten-zijn-nu-het-belangrijkste.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/34851/el-ahmadi-het-spel-was-niet-heel-goed

 

ロビン・ファン・ペルシ
「感じは良いよ。たくさん走れたし、とにかくスタメンで出れて嬉しい。トレーニングに取り組んでこれで4週間ほどになるけど、今日これだけプレーできたのは嬉しいし、もちろん3pts取れたのもね。いろいろプレーが良くできる点があるのは僕らみんな分かっている。それがフットボール


「良いトレーニングも楽しい試合も満員のスタディオンも楽しんでいる。これが僕が求めているもの。本当に楽しんでいるよ。先週はリザーブでプレーしてゲームリズムを取り戻す役に立った。1週間タフなトレーニングをしたのも良かった。毎日力強さが増しているのを感じている。トレーニングもメディカル・スタッフもみんな力になっている。どんな選手もそれら全てのおかげでよりフィットするんだ。僕も同じ」


「来週のスタメン?これからの1週間で何が良いかをみんなで見ないといけない。それは監督とスタッフの仕事。この1週間でどうなるか見よう」


https://www.fr12.nl/nieuws/46145-van-persie-blij-voel-me-elke-dag-sterker-worden.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン
「時にこういう時期はあるもの。嬉しくは無いし、毎日またもっと良いフォームになるように取り組んでいる。このままでいるつもりは無いし、自分がたくさんゴールを決める力があるのは分かっている。、あたチームにとって重要な存在になれるように取り組んでいる。フェイエノールトの選手として自分のベストの時期では無いけど、良くなっては来ている。ドタバタした数週間だったし、いままたパワーが戻ってきて喜んでいるよ」


「今日は僕らのベストの試合では無かった。難しかったし、自分たちのプレーで無かった。最終的に3ptsは取れたけれど、もっと得点できたはず。ディテールをもっと良くしてもっと良いプレーをしないといけないし、僕らにはその力がある」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/46144-jrgensen-over-vormdip-het-komt-goed.html

 

内容的には酷いものでしたが、文字通りファン・ペルシのクオリティだけで勝ったようなもの。初のスタメンでしたが、ちょこちょこと別格ぶりを見せて決勝点も決めたので、期待にはしっかり応えていると言って良いでしょう。いや、ほんとさすがの一言。

 

で、チーム状況はお世辞にも好転しているとは言い難く、むしろどんどん悪くなっている気が。今日はボエチウスが前半ボールを失いまくり、ベルフハイスも全く存在感を出せないという酷い状況。中盤はファン・ペルシが10番起用でトニーが最近よりは下がり目でカリムとブロックを作る形。・・・ファン・ペルシがあまり左右に動かないのでベルフハイスが中に切り込めなかったような気もしますが、後半は多少ファン・ペルシとベルフハイスのポジションチェンジも生まれてボエチウスも左サイドに留まらずに自由に動いてボールをもらえるようになったので、チームの機能としては後半は多少良かったような気もします。ただ全体的に終始雑でシャープさに欠けていたのでほとんどまともにチャンスを作れず。ニコライの決定機は一つ決めたかったところ・・・

次節PSV-thuisですが、その後のヴィレムIIとのベーカー戦の方が重要なのは言うまでも無く、ファン・ペルシらの起用をはてさてどうしますやら。