我がフェイエノールト

フェイエノールトを中心にオランダ・フットボールを追いかける

オランダ語フットボール用語: 概念編

Voetballen: フットボールをする
オランダ語は「フットボールをする」という動詞が存在する割とレアな言語。「フットボールをする」ことは「試合をする」と同じではなく、むしろ純粋な語源の「足でボールをしっかり扱う」というニュアンスが近い。試合中にチームがパスを回せずに適当にロングボールを蹴ってボールを失うシーンが続いたりすると、スタンドから「フットボールをしろ!」と怒りの声が飛ぶのは良くある光景。

 

Positiespel: ポジションプレー
フットボールが上手い」というのは「ポジションプレーが上手い」とほぼ同意味。オランダ人にとってフットボールとは究極的にはボールを人を動かしてスペースを支配することでであり、その動きの総合的概念がポジションプレー。この解説が上手い解説者がフットボールを良く理解している優秀な解説者。

 

opportunistisch: 楽観的な
「終盤相手が楽観的なプレーをしてきて対応に苦しんだ」というコメントが試合後に聞かれることは多い。楽観的なプレートは何か?戦術的なプレーで計算通りに相手を崩すのでは無く、より挑戦的、冒険的に、相手がミスをしたり、ボールが運良く転がることを頼りにして攻撃を行うことという説明が適切だろう。ニュアンス的には「不安げなフットボール」の反意語である「勇敢なフットボール」に近いかもしれない。フットボールはミスを前提としたスポーツなため、ある程度の楽観は本質的に欠かせないが、度を超しても問題であり、「良く配慮されたフットボール」(verzorgde voetbal)とのバランスが理想。

 

over-mijn-lijk-mentaliteit: 俺の屍を超えて行けというメンタリティ
おそらく元々は戦争での兵士の精神を表した表現。本来は味方に向けてと言うよりも、敵に対して「先に進みたければ俺を倒すしか無いぞ」という、全力を尽くして相手を阻もうとするメンタリティを指していたと思われるが、単純化されて「全力で戦う」くらいの意味で多用される。

 

オランダ語フットボール用語