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後半でフローニゲンを破って勝利(第22節: フローニゲン-thuis)

フェイエノールトは木曜夜にそれほど苦労すること無くFC フローニゲンに3-0勝利。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはデ・カイプで後半 イェンス・トールンストラ、ジェレマイア・シン・ジュステ、ロビン・ファン・ペルシのゴールによって後半に相手を引き離した。途中出場でピッチに入って得点まで1分もかからなかったファン・ペルシにとってはフェイエノールト帰還後初ゴールとなった。

 

デ・カイプでの試合が本当に盛り上がったのは後半から。フェイエノールトが後半良いスタートを切ったことで、30秒もせずにスティーヴン・ベルフハイスの測ったようなクロスからニコライ・ヨルゲンセンにヘディングでの大チャンス。しかしそのシュートは前半もトールンストラの2度のシュートを防いでいたセルヒオ・パトに防がれてしまった。

 

トールンストラは3度目の正直で52分のシュートではパトに答えを出させず。ビラル・バサチコグルの素晴らしいクロスから、このMFが見事なダイレクトシュートでボールをゴール逆隅に突き刺した。

 

バサチコグルは前半半ばに怪我でピッチを去らなければならなかったサム・ラーソンの代わりに登場。交代枠を使わざるを得なかった監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストだったが、スタメンのチームですでに2つの戦術的入れ替えを行っていた。タイレル・マラシアに代えてリチアーノ・ハプスが左バックのポジションに戻り、CBにはレナート・ターピアに代えてヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデンが2017年9月23日以来の出場。

 

フェイエノールトの守備陣はFC フローニゲンをそれほど怖れる必要は無く、ビジターチームは攻撃的に拳を振り上げる力が無かった。ただ開始3分で先制してもおかしくは無かったし、ヨエル・ファン・ニーフのFKがバーを叩いてピッチに戻ったことでヘット・レヒューンは安堵のため息を付くことができた。

 

トールンストラの先制点によりフローニゲンは守備的な立場を捨てざるを得なくなり、自動的に守備陣の背後によりスペースが生まれることに。この時点で最もシュートを放っていたのがシン・ジュステだったのは十分注目に値するだろう。すでに2回強烈なシュートを見せていたこのDFが残り20分を喰ってゴールも決めた。ベルフハイスの見事なスルーパスからシン・ジュステのシュートがパトの足元を破って2-0.

 

この夜最も美しい瞬間はまだここからだった。77分にファン・ペルシがピッチに入った時点で観客は大きな拍手を送っていたが、1分後には完全に総立ちに。このFWはベルフハイスのパスに素晴らしいトラップを見せると、そこからファンタスティックなシュートをゴール逆隅に決めた。これは彼にとってエールディヴィジでの13年と358日ぶりのゴールでアリ、エールディヴィジでの2得点の間の史上最長期間記録に。しかしより重要なのは彼がこのゴールでフェイエノールトの勝利を確実にしたことだ。

 

Feyenoord - FC Groningen 3-0
53' Jens Toornstra 1-0
72' Jerry St. Juste 2-0
78' Robin van Persie 3-0

 

Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük
Gele kaart: -

 

Opstellingen:
Feyenoord: Brad Jones; Jerry St. Juste, Sven van Beek, Jan-Arie van der Heijden, Ridgeciano Haps; Karim El Ahmadi, Jens Toornstra (78' Robin van Persie), Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen, Sam Larsson (24' Bilal Basaçikoglu).
FC Groningen: Sergio Padt; Deyovaisio Zeefuik, Mike te Wierik, Kasper Larsen (83' Lars Kramer), Django Warmerdam; Tommie van de Looi, Yoëll van Nieff (83' Juninho Bacuna); Uriel Antuna (64' Lars Veldwijk), Ritsu Doan, Jesper Drost; Tom van Weert.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-fc-groningen-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「前半はスタートが良くなかった。そのせいでチームに迷いが広がってしまい、フットボールをするのに苦しんだ。後半はもっと上手くスタートでき、観客もそれを後押ししてくれた。観客が支えてくれれば自分たちが強いことは我々は分かっているし、今夜の彼らはかなりの影響力があった。後半をベースに見れば相応しい勝利。気分は良いよ。特に悪い結果の後で今日はしっかりやらなければいけなかったからね」

 

「サム怪我がどれくらい深刻でどれくらいかかるかは金曜の検査を待って見てみないと分からない。代わりに入ったビラルには非常に満足している。ここ最近とてもひたむきでハードワークしているし、途中出場で入れるのにも相応しかった。ああいう選手には報いてもあげないといけないし、実際途中出場でとても良かったと言わざるを得ないだろう。何の理由も無く彼を選んだわけでは無い。良いフィーリングを与えてくれている。ボエチウスはそれほどではない」

 

「シン・ジュステも肋骨を痛めていたし、HTに代えるか迷っていたんだ。しかしキャラクターを見せてプレーを続けた。特に後半のプレーぶりは彼のキャラクターを示している。2-0のゴールは非常に大きかった。今日の彼にはとても喜んでいるし、ヤン・アーリーとハプスの復帰も同じ」

 

「ロビンにはとても喜んでいると言わざるを得ないよ。あのゴールの決め方が彼というフットボーラーを物語っている。彼がまだクオリティを備えていることを見せてくれた。国外での素晴らしいキャリアで詰んだあらゆる経験をフェイエノールトに持ち帰ってきてくれ、今日は美しいゴールを決めた。あのゴールはこれからの数週間に向けて彼の自信にもなるはず。次第にフィットしてきているし、これからの数試合でもっと多くの時間プレーさせることができるようになるだろう」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-publiek-had-veel-invloed-vanavond
https://www.fr-fans.nl/nieuws/34710/van-bronckhorst-vol-lof-hij-is-uitstekend-bezig-en-werkt-hard
https://www.fr12.nl/nieuws/46031-gio-bilal-geeft-mij-een-goed-gevoel-boetius-minder.html

 

ロビン・ファン・ペルシ
「素晴らしいよ。こういう夢見ていたことが実現するのはとても素晴らしいこと。本当に嬉しい。美しいゴールだったね。ワンツーも上手く行った。この数週間こういうプレーを楽しんでいたし、それが上手く決まったのは良い気分」


「数ヶ月離脱していてこれでいま2週間。数回途中出場でプレーできたのは良いこと。今日はまた少し長くプレーできたし、良い方向に向かっているよ。試合もトレーニングも楽しんでいる。雰囲気も良いし、僕はオランダ的ユーモアが恋しかったんだ。今日はサポーターもファンタスティックだったね。僕の名前を歌ってくれているのも聞こえたよ」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/scorende-van-persie-hier-droom-je-van
https://www.fr12.nl/nieuws/46027-van-persie-trefzeker-van-zulke-dingen-droom-je.html

 

ジェリー・シン・ジュステ
「もう少し落ち着いていたら僕はもっと得点を決められただろう。前半の僕らはかなり低調だったけどHTに後半すぐにテンポを上げようと決めていたし、実際そうした」
「いまは右バックのポジションで自分の力を発揮できている。これが将来自分のポジションになる可能性も間違いなくあるだろう」


https://www.fr-fans.nl/nieuws/34711/st-juste-op-dit-moment-liggen-hier-mijn-mogelijkheden

 

前半良さげなプレーだったラーソンの負傷交代からシン・ジュステもグロッキー状態になったりとアクシデント続きで不穏な空気になりかけましたが、後半出だしに勢いを付けてほぼ文句無しの快勝。まぁ相手が相手なので正直どうというほどでも無いですが・・・

 

良かったのはまず久々登場のビラルの活躍。ミスも多少あったものの、スタンドが温かく支える雰囲気だったのが功を奏したでしょうか。ラーソンの怪我が長く掛かりそうならボエチウスとの争いがどうなるか。

 

そして今夜のベストプレイヤーだったシン・ジュステ。今シーズン最も安定したフェイエノールダーですが、何度もペナルティエリア内まで駆け上がってフィニッシュの局面で連携のバリエーションを作ろうとしてくれています。右バックがベストポジションkは置いておいて、バルトの出番を完全に奪っているのも現状文句の付けようが無いほどのプレー。

 

ファン・ペルシはようやく10番起用されて早速見事なゴール・・・というかこれはちょっと別格のレベルのゴール。今後どれくらい出場時間を増やせるか次第ですが、これでやっと終盤の10番起用での投入がオプションになりました。1週間早ければ、と思わなくも当然無いですが。試合後のメディア対応を見ても落ち着いた雰囲気で楽しげなオーラを出しているので、少しでもチームにポジティヴなムードをもたらして欲しいところです。