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KNVB、クーマンとホーフマをテクニカル・トップに据える

KNVBは水曜午後にロナルド・クーマン(54)がオランダ代表のボンズコーチに就任することを発表。クーマンは即時発行でWK 2022までの契約にサインした。

 

同時に昨年 ハンス・ファン・ブロイケレンが退任して以来空席となっていたテクニカル・ディレクター職の穴埋めの一つとして、ニコ・ヤン・ホーフマがトップフットボール・ディレクターに就任。2007年1月1日からジェネラル・ディレクターを務めていたヘラクレスの協力により、ホーフマは3月1日付けでザイストに仕事場を移す。契約は2022年7月1日までで、フロート・オランイェとヨング・オランイェの他、Onder20, そしてオランイェ・レーウヴィネンのテクニカル面での責任者となる。

 

クーマンとホーフマの2人は当日中にKNVBのプロ・フットボール部門のジェネラル・ディレクター エリック・フッデと共に会見を行った。

 

エリック・フッデ
「多くの要点で分析を行い、プロフィール、タスク、テクニカル面の役職での適切な仕事分担をすべきという結論になった。このスタッフで仕事の割り当てをより明確にし、明確なプレーフィロソフィを持つ。ブラジルでの2014年がスタンダードになる。フロート・オランイェからOnder15まで赤い糸を戻さなければならない。全ての人々が我々のキッチンを見て、そこから良いものを持っていくことができたが、我々はそれにこだわり続けている。それを見直さなければいけない」

 

「我々はテクニカル・ディレクターの仕事をトップフットボール・ディレクターとフットボール成長ディレクターの役職に分けることに決めた。テクニカル面の役職は誰か一人に任せるには多様すぎるからだ。ロナルド・クーマンもニコ・ヤン・ホーフマもチームプレイヤー志向の人間。我々は数え切れないほど話し合いを行い、この一緒の仕事が大成功に終えられると確信している」

 

「外国人の選択は考えたが、次第に外からの影響も受けたオランダ人の方が相応しいと思うようになった。その方は仕事が迅速にできるからだ」

 

ニコ・ヤン・ホーフマ
「ここで仕事を始められるのはとてつもなく光栄に思う。良い次のステップと感じているよ。成長する場所を与えてくれたヘラクレスに感謝している。待ちきれなくてウズウズしているし、KNVB全体と一緒に仕事ができるのが楽しみ」

 

「我々はすでに国外でどのようなトレーニングが行われているかに目を向けている。国外に出たほぼ全ての選手が、そこではより多くの、よりハードなトレーニングが行われていると話している。それをここでもやらなければいけない。先ずは指導者育成から。改善できることはたくさんある」

 

人工芝問題について
「私は常にデ・カイプの芝の支持者。私自身はそれを好んでいる」

 

ロナルド・クーマン
「私はボンズコーチになる野望を隠したことは決して無い。とても嬉しいし、これからオランダ代表のボンズコーチとして仕事ができるのがとてつもなく楽しみであり、光栄に思う。期待は常に高い。誰でも何かを成し遂げたいと望むが、近年は残念ながら成功していない。私も簡単な仕事とは見ていないが、自信は持っている。大きな未来があると見ているよ」

 

「我々はベストのチームを組みたい。エールディヴィジの選手たちを見れば『素晴らしい』と言える。数年前のようにリーグのレベルがもう高くないのは分かっているが、タレントたちにチャンスが与えられるリーグであり、タレントは十分いると思う。ただ我々には変えなければならないものもいくつもあるし、このテーブルに座っている人々はその点で同じ意見。もう最高の選手たちがいないのは確かだが、それが良いチームにできないということにはならないし、我々が考えているほど全てがそんなに酷いという訳でもない。オランダは本大会に出てしかるべきだし、出なければいけない」

 

「WK 2014はスポーツ面でスタンダードと言うことはできるだろう。ハルフェ・フィナーレに進み、3位になった。しかしエリックの言いたいことはピッチ外の物事での話でもあると思う。当時のボンズコーチが誰だったかはみんな知っている。クオリティに劣る中で素晴らしいチームパフォーマンスを発揮させた。それは血と汗と涙を伴った結果。多くの点で当時はかなり明確だった。そして私のクオリティの一つは明確さを作り出すことだと思っている」

 

「システムについて話をするのは少し早すぎると思う。選手たちの力を最大限に発揮させるというのがスタンダードであり、私は複数のシステムを使い分ける監督。相手を見て変えることもある。守備的ということではなく、相手の弱点を突くということ。私の頭にある基本システムは4-3-3だが、それは我々がイングランド相手に4-3-3でプレーするという意味ではない。チームとして様々なシステムに対応できなければいけない」

 

「我々は他のスポーツからスポーツ選手の放つプレーする事への歓び、オーラ、彼らがそれぞれのスポーツをどのように代表しているかを学ぶことができるだろう。それはオランダ代表にあまり見られないことがある。我々はいろいろなスポーツ選手から学べるはずだ。オランイェでは選手たちがクラブから抜けてここで一息付けると思っているように感じることがある。私も常に自分のクラブにいたオランイェの選手たちと話し合っていたが、そこで感じたのは考え方を変えられるはずだし、変えなければいけないということ。その点で我々はステップを踏めるはずだ。招集されることを再び誇りに感じ、中休みと思わないようにしなければいけない。歓びと楽しみは結果を得るための非常に重要な要素だ」

 

テクニカル・スタッフについて
「まだ言えることはそれほど無い。どうするかニコ・ヤンと話をしている。新聞で挙がっている名前も出た。話し合いは行われているが、まだ決定はしていない」

 

ロッコ系選手たちについて
「2つの国籍を持つ選手でオランダ代表にとって興味深い選手なら、それを早めに加えるのが私自身の役割と思っている。なるべく早くそうしたい」

 

Profiel:
ニコ・ヤン・ホーフマ(49)は現在ヘラクレスのジェネラル・ディレクター。現役時代はFC トゥエンテ、Hamburger SVヘラクレスでプレーし、プロキャリアで通算500試合以上に出場、各クラブでキャプテンも務めた。2006年に引退後、翌年からヘラクレスのジェネラル・ディレクターに就任。エールディヴィジ昇格間もないヘラクレスを安定したエールディヴィジ・クラブに成長させるため、KNVBの新会長となったヘラクレスの元会長 ヤン・スミットと共に大きな貢献を果たした。ドイツでの経験とコネクションを持ち、ハードトレーニングの信奉者であり、フェルハイエン・メソッドに批判的な立場を取っている。また、フットボールピラミッドに対して懐疑的なことでも知られている。

 

テクニカル・ディレクター職には当初ルイ・ファン・ハールが最重要候補だったが本人が拒否。その後重要候補に挙げられていたフレッド・ルテンもまだピッチ上での仕事を望んでMaccabi Haifaの監督に就任したため、代わりの選択肢としてホーフマに白羽の矢が立った。

 

ロナルド・クーマン(54)にとって念願のボンズコーチ就任。アヤックスPSVフェイエノールトのトラディツォネール・トップドリーの全てでプレーし、そのトップ・ドリー全てで監督を務めたクーマンはファン・ハールが退任するWK 2014の後にボンズコーチを引き継ぐ最有力候補と見られていたが、当時のKNVBはフース・ヒディンクを選択。その後クーマンイングランド挑戦を選び、Southamptonでの2年間の後にEvertonの監督に就任したが、昨年10月に解任されていた。