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フェンロで終盤に敗れる(第21節: VVV-uit)

フェイエノールトは平日のPSV相手のベーカー戦勝利を次の結果に上手く繋げることができず。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは日曜午後にVVVフェンロ相手に自滅し、終了直前にPK戦からのゴールで1-0負け。

 

ファン・ブロンクホルストは水曜のベーカー戦でPSVを破ったのと同じ11選手をフェンロでも信頼し、ベーカー戦と同じひたむきさを期待。しかし度々11人で自陣に下がるVVVの堅い守備に穴を見つけるのは簡単では無かった。

 

そのため 前半に生まれた先制点の最大のチャンスはカリム・エル・アマーディのミドルシュートからだったが、HT直前にVVVのGK ラルス・ウネスタールがセーブ。その前にはスティーヴン・ベルフハイスもゴールに迫ったものの、2度のシュートはどちらもフェンロのゴールの枠外に消えた。

 

VVVも守りに徹するだけでなく数回危険なシーンも作ったが、レナート・ティとクリント・レーマンスのシュートを防ぐのにブラッド・ジョーンスが特別の努力をする必要は無く、このGKが最も驚いたのはおそらくエル・アマーディの守備のアクションがあわやゴールになりそうなシーンだっただろう。

後半フェイエノールトはスタディオン・デ・クールの人工芝で優勢に。ベルフハイス、イェンス・トールンストラ、ニコライ・ヨルゲンセン、エル・アマーディが危険なシュートを放ったが、しかし本当の100%チャンスは依然無いまま。ホームチームも守っているだけでは無く、残り20分にフィト・ファン・クローイに2回の大チャンスがあったが、1回目はシュートが高く浮き、2回目はジョーンスが見事にセーブ。

 

アウエーボックス550人のサポーターに支えられ、フェイエノールトは重要な3ptsをリンブルフから持ち帰ろうと残り15分で最後の攻撃に出る。82分にはヨルゲンセンに代えてロビン・ファン・ペルシがチームに加わり、その前にはすでにサム・ラーソンに代えてジャン・パウル・ボエチウスがピッチに入っていた。

 

しかしゴールを狙うことでDFラインにスペースが生まれ、それを終了直前VVVに突かれることに。ロメオ・カステレンがジョーンスへ受けて抜け出そうとしたのをレナート・ターピアが倒し、これによって与えられたPKをクリント・レーマンスが決めて1-0に。これによりフェイエノールトは3位のAZがローダJCと引き分けたため、貴重な勝ち点を失ってしまった。

 

VVV-Venlo - Feyenoord 1-0
88' Clint Leemans (str.) 1-0

 

Scheidsrechter: Jochem Kamphuis
Gele kaarten: Post (VVV), Berghuis, El Ahmadi, Vilhena, Tapia (Feyenoord).

 

Opstellingen:
VVV-Venlo: Lars Unnerstall; Tristan Dekker, Nils Röseler, Jerold Promes, Roel Janssen; Danny Post, Ralf Seuntjens (89' Damian van Bruggen), Clint Leemans; Vito van Crooy, Lennart Thy, Jonathan Opoku (81' Romeo Castelen).
Feyenoord: Brad Jones; Jerry St. Juste, Sven van Beek, Renato Tapia (89' Dylan Vente), Tyrell Malacia; Jens Toornstra, Karim El Ahmadi, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Nicolai Jørgensen (82' Robin van Persie), Sam Larsson (68' Jean-Paul Boëtius).


https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/vvv-venlo-feyenoord-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「前半は全く本来の我々では無かったと思う。酷いスタートで、シャープさが足りず、水曜は上手くやっていた全てのことをやっていなかった。後半はもっと上手く入れ、次第に良くなっていった。後半の大部分で我々はコントロールし、チャンスを作ったが、この試合で完全に良い状態にまでは行かなかった。数回良いシュートチャンスもあったが残念ながらボールが入ってくれず、最終的にここで3ptsを得てロッテルダムに帰るには不十分だった」

 

「水曜との差の大きさは見ていてガッカリ。これだけ差が大きいのはあり得ない。コンスタントさが足りないのが今シーズンの問題」

 

交代策について
「今週3試合目だし、交代で前線にフレッシュさをもたらしたかった。我々にはそのための選手たちもいる。ファン・ペルシの代わりにヨルゲンセンを下げたのはDFラインを全てオープンにするべきではないと思ったから。十分チャンスを作っていたから他のシステムでプレーしなければならないとは思わなかった。我々は試合を手中にしていたし、上手くピッチをカバーできていた。相手がカウンターで危険になるのも見ていれば分かるし、だからDFラインはしっかりしていなければならない。交代によってプレーイメージも変わらなかった。ただ1本のロングボールで我々は上手く対応できず、それによって負けた。交代で負けたのでは無い」

 

「水曜のPSVとのベーカー戦ではみんなをシャープに試合に入らせるのは簡単だった。我々の使命はそれをここでも見せることだったが、我々はそれをやらなかった。それに失望している」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-baalt-vooral-van-eerste-helft
https://www.fr12.nl/nieuws/45966-gio-daardoor-verlies-je-niet-omdat-je-zo-wisselt.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/34638/van-bronckhorst-dat-verschil-mag-nooit-zo-groot-zijn

 

カリム・エル・アマーディ
「ここで負けたのを僕らは恥ずかしく思うべき。今日はあまりに弱々しかった。競り合いでもだ。本当にベストじゃ無かった。シャープに試合に入らなければいけないと前もって言ってはいたんだ。数回チャンスはあったけど十分じゃ無かった。単純にシャープさが足りなかった。特に前半は水曜のシャープさと気持ちが無かったと思う。今日ここで3ptsを取って上位へ近づくことができたはずなのに、僕らはそれをしなかった」

 

「先に進むしか無い、水曜はフローニゲン戦がある。まだ3位を目指せるけど、このプレーでは差は広まる一方だ。僕らは良い望みを持って後半戦に入ったけど、こういう試合をしていては自分たちの首を絞めるだけ。僕らはフェイエノールトのようなクラブとしてはあまりに低いところにいる。それは僕らのせいであって、他の誰のせいでもない」

 

ヨルゲンセンを下げた交代策?それは監督に聞いてくれ。僕に聞かないで。感想?ロビンもスピッツでプレーできる。意見?意見は無いよ。僕は監督じゃ無い。交代を決めるのは僕じゃ無い、ジオだ。それ以外言うことは無い」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/el-ahmadi-we-hebben-als-team-verzaakt
https://www.fr12.nl/nieuws/45965-el-ahmadi-baalt-we-moeten-ons-schamen.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/34633/el-ahmadi-dat-is-aan-de-trainer-niet-aan-mij
https://www.fr-fans.nl/nieuws/34637/el-ahmadi-het-ligt-bij-ons-en-niemand-anders

 

スティーヴン・ベルフハイス
「今日のチームがPSVと違ったというのは安易すぎる。PSV戦ではすぐに1-0リードして観客の後押しも得られた。とてもスペクタクルに思えるけど、僕にとっては今日の感じも全く変わらなかった。全員とても意欲的だし、僕らはお互いのために全力を尽くしている。今日は純粋にフットボール面の問題だと思う。VVVがDFラインのスペースを狭めて僕らはそれを突破できなかった。彼らは良いカウンターをやっていたし、僕らはそれに苦しんでいた。そうなれば難しい試合になる」


https://www.fr12.nl/nieuws/45967-berghuis-het-heeft-vandaag-puur-met-voetbal-te-maken.html

 

イェンス・トールンストラ
「HTにはしっかり話をして修正する時間がある。でも実際それを試合中にもしないといけない、それは間違いない。ただそれは試合の中でどういう状態かの問題でもある。前半の僕らは上手く試合に入れていなかった。後半はよりフットボールになったけど、チャンスはほとんど作れなかった」


「蝋燭のようにシーズンが終わるのは臨んでいないし、シーズンの最後までタイトルを争いたい。でもこういう試合に勝てなければ・・・現時点ではあまりいろいろ言わない方が良いだろう。フェイエノールトのモットーどおり、僕らはピッチ上で力を見せなければいけない。それ以外に何をやっても役には立たない」


https://www.fr12.nl/nieuws/45968-toornstra-we-moeten-het-op-het-veld-laten-zien.html

 

トッパーで良い試合をして勝った後にデ・クールで負ける古典的パターン。何度目だという感じでもう今さら何の感慨も・・・ 水曜のPSV戦との違いはいろいろあるでしょうが、ベルフハイスの言っている単純にフットボール面のクオリティの限界というのも悲しいかな今シーズンの残念な結論。これで3位も届かない雰囲気になってきたので、もういよいよベーカーだけのシーズンに。

 

ジオの交代策が叩かれるのはしょうがないでしょう。説得力を持つだけのものも残念ながら見せていませんし、DFラインのリスクを最小限にしてニコライとファン・ペルシを同時起用する準備もしていなかったということでしょう。欲を言えばフェイエノールトの監督には選手同様に勇敢さがあって欲しいものです。