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クラシケルは立て続けの2失点で破滅(第19節: 020-uit)

フェイエノールトは日曜にシーズン後半戦をデ・クラシケルの敗戦でスタート。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはアヤックスとのアウエーゲームで前半良いプレーも、後半は数分間にアムステルダマースが2-0で勝利を確定するのを見ることに。ニコライ・ヨルゲンセンが主審 ビヨルン・カイパースによって2枚のイエローカードを受けて退場に追いやられている。

 

この試合最初の数回のチャンスはアヤックスにあったが、針で刺す程度に留まっていた。ホームチームは主にセットプレーからいくつかチャンスを作るもGK ブラッド・ジョーンスが本当に試されるには至らず。それはフェイエノールトの堅固な組織のおかげでもあった。レナート・ターピアとスフェン・ファン・ベークのセントラール・デュオも上手く対応していたことで危険なシーンを作られることは無かった。

 

HTの笛が鳴る数分前にフェイエノールトは先制の良いチャンス。ジャン・パウル・ボエチウスが右サイドから入り込むスティーヴン・ベルフハイスに素晴らしいボールを届け、ベルフハイスが頭でゴール左隅を狙ったが、GK アンドレ・オナーナが指で弾いてフェイエノールトの見事なゴールを防いだ。

 

HT直前にはさらにホームチームも先制の2回の良いチャンス。ハキム・ツィエクのパスからダヴィド・ネレスがジョーンスのゴール前でフリーになったが、このバイテンスペーラーはボールを十分に蹴ることができず。数分後にはファン・ベークがジュスティン・クライフェルトのシュートをゴールライン上でブロックし、失点を防いだ。

 

後半は開始5分でホームチームが先制。ニコ・タグリアフィコのクロスをベルフハイスが十分にクリアできず、そこからドニー・ファン・デ・ベークがシュートを決めて1-0. さらに悪いことに3分後にアヤックスに再びゴール。ジョエル・フェルトマンのクロスからクラース・ヤン・フンテラールが間を置かずに2点差にし、フェイエノールトに大きな痛手を与えた。

 

ニコライ・ヨルゲンセンにとってデ・クラシケルは60分ほどで終了。このスピッツフェルトマンとの激しい競り合いでこの試合2枚のイエローカードを受け、一人少なくなったフェイエノールトは試合に緊張感を戻すことはできず、ウィンターストップ明け最初の試合は失望の結果に終わった。

 

020 - Feyenoord 2-0
50' 1-0
53' 2-0

Scheidsrechter: Björn Kuipers
Gele kaarten: Kluivert (020), St. Juste, Van Beek (Feyenoord)
Rode kaart: 58' Nicolai Jørgensen (2xGeel)

 

Opstelling:
Feyenoord: Brad Jones; Jerry St. Juste, Sven van Beek, Renato Tapia, Tyrell Malacia (84' Ridgeciano Haps); Karim El Ahmadi, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (63' Sofyan Amrabat), Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius (73' Bilal Basaçikoglu).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/ajax-feyenoord-netherlands-eredivisie-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「前半は上手く行っていた。コンパクトにプレーして相手の中盤にほとんどスペースを与えていなかった。ほとんどチャンスを作らせず、相手をかなり苦しめていた。さらに自分たちもベルフハイスにかなり大きなチャンスを作った。あれが決まらなかったのは残念」
「前半は狙い通りだったし、後半もそれを続けようとしたが、上手く行っていた全てのことが後半開始直後に2回失敗した。そしてニコがレッドカードも受けた・・・ あれでかなり難しくなったのは誰でも分かる。すでにイエローカードを受けたなら、賢くなければいけない。それを彼は上手くやれなかった。シーズン前半戦の最後の良い流れを今日継続したかったが、残念ながらそれができなかった」
「試合開始1分目から全力で攻撃に出る必要は無い。前半は我々が望んでいた展開だった。そこから後半は多少変えることもできる。しかし結局50分で試合が終わってしまった」
「ロビンはフィットしている。彼がユトレヒト-uiに向けてどれくらいの状況かは明日見る。いや、ロビンはスタメンでは出ないよ。我々にはディランもいる。とにかくチームとしてもまたしっかり立ち直らなければならない」
タイレルは今日もとても良くやってくれた。もの凄く成長している。まだユース選手だが、我々は彼にチャンスを与え、彼はそれをモノにしている。ハプスと同じタイプであり、ハプスが年齢の分も成長度は上。この2人がいるのは私は嬉しいよ」

 

ヴィレム・ファン・ハネヘムへのメッセージシャツについて
「もちろん今週酷いニュースが届いたし、今日こういうやり方で我々がヴィレムを支えられたのは良いこと。我々だけでは無く、アヤックスもだ。スポーツが垣根を越えるのを見るのは素晴らしいこと」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-baalt-goede-eerste-helft-geen-vervolg-gegeven
https://www.fr12.nl/nieuws/45728-gio-je-hoeft-niet-vanaf-minuut-1-vol-in-de-aanval-te-gaan.html
https://www.fr12.nl/nieuws/45730-we-hebben-hem-de-kans-gegeven-en-die-heeft-ie-gepakt.html

 

カリム・エル・アマーディ
「前半アヤックスはかなりボールを持っていたけど本当に危険にはならなかった。後半は僕らが彼らをフリーにしてしまい彼らがいくらかチャンスを作って2-0にされ、僕らもシュートチャンスがあったけど決められなかった。そして10人になってしまえば結果を得るのは難しい」
「これは決定的な試合だった。残念だけどこれでもう差が大きすぎる」
https://www.fr12.nl/nieuws/45726-el-ahmadi-het-was-een-cruciale-wedstrijd.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン
「1枚目のシーンは僕がブレーキを踏むべきだったけど、2枚目は簡単に出た。フェルトマンはまるで僕が彼の足首を折ったように振る舞っていた。でも僕の愚かな行為。主審に2枚目を出すチャンスを与えてしまったからね。だから自分を責めなければいけない。あのレッドカードで試合が終わってしまった」
https://www.fr12.nl/nieuws/45727-jorgensen-veltman-deed-alsof-ik-zijn-enkel-brak.html

 

 予想通り低調な出来で何事も無く敗戦。チームの出来以前に毎回同じコンパクトに構える戦術で同じ展開で負けてるのでジオのコメントにはかなりウンザリ感が強いです。分かって言ってるんでしょうが、特に前半のボールを持った時に無力さ加減で「前半は良かった」はさすがに受け入れがたいものがあります。いくらアウエーでもこの戦い方が支持を得られると思ってるならだいぶ甘いでしょう。特に今回は前日練習も非公開にしたほどなので、ファンの不満はさらに高い雰囲気。

 

まぁその一方でカンピューンスハップはほとんど諦めムードだったこともあり、問題は月末のベーカー戦というのは変わってません。ベーカー戦で失敗するようならジオの去就もだいぶ怪しくなってくるでしょうが・・・

 

ほとんど良いところが無かった試合でマラシアが今日も唯一の光明。間違いなくチームのベストプレイヤーで2-0のシーンの唯一のミスを責めるのは酷すぎますし、今後もスタメンで使い続けて欲しいですが。