Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

タフすぎたCLと怪我人に苦しんだ前半戦

フェイエノールトのシーズン前半戦を終えて失望が少なくないのは否定できない事実だ。カンピューンスハップを制した昨シーズンから、夏に主力流出の穴を十分補ったと言えるだけの補強も行い、2年連続のカンピューンスハップとCLの舞台での活躍という夢を事前に抱いていたが、「何もかも上手く行かなかった」と言って良い。

 

CLでの活躍がかなり難しいのは分かってはいたが、6試合で1勝5敗という厳しすぎる結果になったのはあまりにもタフなグループに入ってしまったのが最大の原因。さらにボテギン、ヨルゲンセン、ファン・デル・ハイデンというチームの軸を欠き、同等かせめて近いレベルの代役がいなかったのが痛恨だった。ヨルゲンセンの代役の問題自体はみんなわかっていだが・・・。結局CLでの完敗続きで自信が失われ、リーグ戦でも切り替えられずに多くの選手がフォームを失っていく悪循環に陥ってしまったのはファン・ヘールとテクニカル・スタッフにとって大きな誤算だっただろう。しかし移籍市場が終わった時点で「十分な陣容」との評価にケチを付ける者は誰もいなかったのも事実であり、特にDFラインにこれだけ怪我人が続くのはとても想定できない。ヨルゲンセンの代役をもっと真剣に考えておくべきだったということは言えるが。

 

エールディヴィジでは17節を終えてコップローパーと1試合未消化で暫定14pts差とカンピューンスハップは非現実的な状況。3位が暫定6pts差、2位が暫定9pts差と後半戦は欧州戦チケットを目指して戦っていくことになる。最大の目標がすでにベーカー獲得になったというのが現実的な声ではあるが。

 

【総括】

昨シーズンと同等の内容と結果という期待が裏切られたのはまず何よりも怪我人の多さ。プレシーズンにニューコープが負傷離脱、シーズン序盤にボテギン、ヨルゲンセンと柱が抜け、さらにファン・デル・ハイデンも離脱したことで、ファン・ベーク復帰のメドが経つ前に「セレクションからCBが不在」となり、ターピアやディクスをCB起用でCLやトッパーを戦うという怖ろしい事態に。結局両バックも含めてDFラインが全く固定されなかったことがチーム全体に悪影響を及ぼし、ジョーンスとエル・アマーディ、フィレーナも不調に。さらにヨルゲンセンの不在の影響かボエチウスとトールンストラもフォームを失い、結局前半戦を通してまともなレベルを維持してプレーし続けていたのはベルフハイス唯一人だった。

 

数字としては得点37に失点16と、決して悪い数字では無いが、これはほとんどのチームがフェイエノールトにボールを持たせて引いて守る戦術を取った影響であり、狭いスペースで相手の壁を崩せるほどのチーム状態で無かったことから第6節NAC-thuis (0-2), 第8節PSV-thuis (0-0), 第12節VVV-thuis(1-1), 第16節ヘーレンフェーン-thuis(1-1)とデ・カイプであまりにも多くの勝ち点を落とすことになり、サポーターからチームに度々ブーイングが飛び、昨シーズンのようなポジティヴな雰囲気が失われてしまっていた。

 

ウィンターストップ前にその「ポジティヴな雰囲気」が多少なりとも戻る切っ掛けとなったのがマラシアとフェンテのファルケノールト組というのは特筆すべき事項。マラシアはCLグループステージ最終節のNapoli-thuisでデビューするとかつてのロイステン・ドレンテを彷彿とさせる躍動感でチームに勢いを与え、フェンテは家庭の事情で欠場したヨルゲンセンの代わりとして第17節スパルタ-uitとベーカー戦ヘラクレス-thuisでスタメンでプレーして前線に流動性をもたらした。タレントの起用にやや保守的な印象を残していたファン・ブロンクホルストがこれを受けてさらに積極的なタレント起用に乗り出すかどうかが今後注目。

 

現在のOnder 19は優秀な世代が1年目を迎えており、トップタレントのエル・ブシャタウィを始め将来トップチームのスタメンに定着するであろう多くのタレントがいる。Onder19は今シーズン コル・アドリアーンセに率いられてUEFA Youth Leagueを戦っており、見事にグループ2位で年越し。この年代で「欧州戦」を経験できるメリットはとてつもなく大きく、POを経てノックアウトラウンドでさらに経験を積めることを期待。

 

【個人レポート】(数字はエールディヴィジのもの)

Keepers

Brad Jones 17試合出場

プレシーズンにフェルメールとの競争が予想されたが、そのフェルメールが負傷したことですんなりと第1GKとしてシーズン入り。しかし昨シーズンの安定感は無く、不安定なパフォーマンスで批判を浴びることに。DF陣が入れ替わりだった考慮すべき要素もあるが、ウィンターキャンプで再びフェルメールとの競争になる。

 

Kenneth Vermeer 0試合出場

第1GKを取り戻すべく迎えたプレシーズンに失望の怪我。復帰後もベンチでチャンスを待ち続け、ベーカー戦AVV スヴィフト-thuis、CL Napoli-thuisで不在のジョーンスの代わりに出場。Marbellaで再びジョーンスと争うことに。

 

Justin Bijlow 1試合出場

第1節トゥエンテ-thuisでジョーンスが怪我していたことで突然のスタメンデビュー。責任を問えない1失点以外は好プレーを見せた。その後はトップチームでの出場機会は無かったが、Onder19ではYLで好セーブを見せてチームを支えており、トップクラスのタレントなのは間違いない。

 

Verdedigers

Jerry St. Juste 11試合出場1得点

シーズン前半戦の功労者の一人。移籍金の価値に十分過ぎる見合う働きをしてくれた、というよりももし獲得していなかったらと想像すると怖ろしいものがある。CBとしては不慣れなターピアとのコンビで自身も苦労し、ファン・ベーク復帰後はベンチに戻ることになったが、ウィンターストップ前に右バック起用されてチームに欠けていた推進力をもたらす活躍ぶり。ファン・ベークとボテギンが揃う後半戦は右バックのポジションでニューコープと争う可能性も十分ある。

 

Bart Nieuwkoop 6試合出場1アシスト

右バックの1番手として迎えるはずだったシーズンだが、プレシーズンにハムストリングを痛めて復帰まで長く掛かることに。復帰後も決して良いプレーはしていなかったものの、ウィンターストップ前最後のローダ-thuisでようやく好プレー。少なくともディクスとは比較にならず、シン・ジュステとの競争になるか。

 

Kevin Diks 11試合出場2アシスト

ニューコープの控えとしてレンタルされた当初からクオリティを疑問視されていたが、結局代理のCBもこなしながらファンを満足させることは無く、途中からはアムラバトに右バックの穴埋め役を奪われ、ニューコープ復帰後はベンチ暮らしに。駒数が揃った後半戦はほとんど出場機会は見込めないはずで、この冬で早期レンタル打ち切りの可能性も。

 

Sven van Beek 8試合出場

約1年半ぶりに復帰して突然トップパフォーマンスを発揮。その後再び負傷もあったが、第12節VVV-thuisで完全復帰して以来は力強いパフォーマンスで不安定だったDFラインにようやく安心感をもたらしてくれた。ファンやテクニカル・スタッフの評価も高く、ボテギン、ファン・デル・ハイデンが戻る後半戦も普通に考えればCBの不動の1番手。

 

Renato Tapia 9試合出場1得点

プレシーズンで試されてはいたが、ボテギンとファン・デル・ハイデンの長期離脱により緊急対策気味にCB起用され、結局ウィンターストップまでCBでスタメンで出続けることに。出場し始め直後は1試合に1回はCBとしては許されないリスクの冒し方で致命的ミスを繰り返していたが、次第に慣れてきたのか安定感が出てきた。フットボール能力の高さ、南アメリカンなタックルと本来のクオリティを発揮してテクニカル・スタッフの信頼は少なからず得ているが、それでも結果的に致命傷になっていない大きなミスがあるのも事実。本人はMFでのチャンスを望んでおり、CB陣が戻る後半戦はどうなるか。対戦日程を考えると突然長期離脱明けのボテギンとファン・デル・ハイデンがスタメンに戻る可能性はやや小さく、しばらくターピアのスタメン起用が続く可能性もあるか・・・

 

Eric Botteghin 5試合出場

第6節NAC-thuisで半月板を痛めて前半戦を棒に振ることに。その状況でも11月に2020年まで契約を延長。ウィンターキャンプには帯同できるはずで、試合に出れるコンディションに戻すのにどれだけかかるかだが、万全ならファン・ベークとのCBデュオが普通に考えて第1選択肢になるはず。

 

Jan-Arie van der Heijden 6試合出場

CL Napoli-uitの試合前のウォーミングアップで筋肉を痛めて前半戦を棒に振ることに。昨シーズン不動のCBデュオだったボテギンとファン・デル・ハイデンが共に離脱したことでチームからオートマティズムが失われたのは言うまでも無い。ボテギンと同じくウィンターキャンプには帯同できるはずで、どのタイミングで復帰できるか。タイプとしてはターピアほどリスクを冒さずに組み立てに貢献できるファン・デル・ハイデンはテクニカル・スタッフの評価は高いはず。

 

Ridgeciano Haps 11試合出場1アシスト

待望の本格的左バックとして獲得され、スタメンとしてシーズンに入ったが、それほど大きなインパクトを残すこと無く第13節フローニゲン-uitで腓骨骨折により負傷離脱。ウィンターキャンプに帯同できるかどうかやや微妙か。

 

Miquel Nelom 6試合出場

ハプスの代役として起用されるも、今シーズンもファンの愛情を得る事はできず、度々ブーイングを浴びることに。ハプスと比べて極端に悪いわけでは決して無いが、元々ヘット・レヒューンに愛されようが無いタイプだった感が。マラシアの台頭によってお別れが近い。

 

Tyrell Malacia 4試合出場

ハプスとネロムの負傷によりCL Napoli-thuisでデビューし、見事にチャンスをモノにした。競り負けないだけのフィジカルの強さ、フットボール能力、クロスの正確性、何よりも果敢に前に出る攻撃的姿勢であっという間にヘット・レヒューンの愛情を一身に受けるアイドルに。後半戦は復帰するハプスとの争いになるが、近い将来スタメンに定着するのは確実。

 

Middenvelders

Karim El Ahmadi 18試合出場1得点1アシスト

不動のチームリーダーだが、オートマティズムを失ったチームの中で自身も良いパフォーマンスを発揮できず、リーダーとしてディルク・カイトの穴を埋められていないとの批判まで浴びる羽目に。前にプレッシャーを掛けに行くタイミングが微妙に遅れてかわされたりファールになるシーンが多く、チームとしても個人としても後半戦は改善が必要。

 

Tonny Vilhena 18試合出場5得点1アシスト

エールディヴィジ・トップレベルのMFへと飛躍のシーズンとなることが期待されたが、不調に苦しむことに。機能しないチームの中で貢献できる部分を見つけられず迷走し、トールンストラに代わって10番起用されてもチャンスを決めることができずに批判を浴びたが、ウィンターストップ前のローダ-thuisでようやく攻守に精力的に動き続ける本来のクオリティを発揮。後はフィニッシュの精度さえ上がれば・・・

 

Sofyan Amrabat 14試合出場1アシスト

昨シーズン替えの利かない存在だったエル・アマーディとフィレーナの代役カードとして獲得され、第1節で途中出場。いきなりサポーターから名前を歌われるなど高い期待に応えるプレーを見せていたが、ディクスが不十分だった右バックで起用されるなど、便利屋扱いの面も。戦術的にトールンストラが外された場合のスタメンか、エル・アマーディとフィレーナにアクシデントがあった時の代役として貴重な存在ではあるが、まだスタメンを掴むだけのチャンスは得られず。エル・アマーディを休ませることができる存在としてはとてつもなく重要ではあるが、エル・アマーディからスタメンを奪うのはかなり困難なのも事実。

 

Jens Toornstra 16試合出場4得点4アシスト

戦術的重要性を昨シーズン散々証明したものの、それでも時にスタメンを外されるほどの不調。特に第14節フィテッセ-thuis, 第16節ヘーレンフェーン-thuisとデ・カイプでのリーグ戦で外されたのはショックが大きかったはず。アウエーではCL Napoli-uitでのPK失敗など依然としてゴールを決めることはできていないが、ウィンターストップ前のローダ-thuisで久々のゴール。今のところトールンストラの代役がセレクションに不在なこともあり、この冬の補強検討課題ではあるが、トールンストラ本人がフォームを取り戻すのがベストなのは間違いない。

 

Emil Hansson 0試合出場

バイテンスペーラーの数が足りていることで攻撃的MFのバックアッパーとして想定されていると思われたが、ベンチには座るものの一度も出番は訪れず。今のところ構想に入っていないならレンタルに出すべきだろう。

 

Aanvallers

Steven Berghuis 17試合出場11得点3アシスト

苦しむチームの中で決定的仕事をし続けた文字通りのエース。CLを成長の舞台として本当に経験できた唯一の選手だろう。まだ多少上手く試合のリズムにのっていけないことがあるものの、そういう試合でも決定的仕事はほぼ毎回している。右サイドから自由に中に入って動くベルフハイスの存在が攻撃面の流動性をもたらす最初のキーになっており、今シーズンはチームに欠かせない存在として昨シーズン以上の貪欲さが感じられる。その分前半戦の成績に少なくない失望もあったと率直に口にしているが。現実的に考えて近い内に国外クラブに買われる可能性もあるため、充実したシーズンを過ごして欲しいところ。

 

Jean-Paul Boetius 17試合出場3得点4アシスト

エリアに後任としてデ・カイプに戻り、好スタートを切ったものの、ヨルゲンセンの不在でスピッツ起用までされた挙げ句にかつてのようにフォームを失ってラーソンにスタメンを奪われることに。ただラーソンも決して好パフォーマンスを出し続けた訳では無く、ウィンターストップ前のファン・ブロンクホルストは「相手によって選手を使い分ける」というシーズン前の考えに戻ったと言える。タイプ的には奥行きを出せるボエチウスは相手のDFラインの裏にスペースがある場合により有効だが、ラーソンよりも広範囲に動いてボールを受けられるのも大きな違い。前線の流動性という点ではフォームが戻ればボエチウスの方がスタメンに近いはず。

 

Sam Larsson 13試合出場2得点5アシスト

ベーカー戦での起用で結果を出すと調子を落としてボエチウスに代わって第10節ローダ-uitでエールディヴィジで初スタメン。ボエチウスを圧倒するほどのパフォーマンスだったという訳では無いが、好調時はほとんどボールロストが無く、ドリブルとパスの成功率が高いために見ていて安心感はある。一方でほぼ常に足元でボールを受けてからアクションを起こすというスタイルで、チームの攻撃を遅らせているという点も。エリアくらい別格のクオリティがあれば納得できるが・・・

 

Bilal Basacikoglu 5試合出場1得点

ベルフハイスの控えとして起用されるも、今シーズンもヘット・レヒューンの愛情を受けることはできておらず、スタンドのフラストレーションから投入時にブーイングが起きるという悲しい状況も。4月に2020年まで契約延長したが、いよいよお別れ時が近い雰囲気。

 

Nicolai Joergensen 13試合出場7得点3アシスト

替えの利かない存在であることが怪我によって証明される皮肉な前半戦だった。第4節ヘラクレス-uitでハムストリングを負傷して第8節PEC-uitで途中出場で復帰するまでチームはほとんどまともにフットボールができなかった。復帰後も左手首の骨折で痛みを抱えながらのプレーとなったが、それでもポストプレーとフィニッシュでしっかり貢献。後半戦も不動のスピッツなのは間違いない。

 

Michiel Kramer 8試合出場1アシスト

ヨルゲンセンの離脱で突然のCLデビューなどチャンスを得たが、さすがに荷が重すぎて何もできず。結局代役のスタメンもボエチウスに奪われ、ピンチヒッター役で固定されることになったが、ほとんどその出番も無く、ウィンターストップ前最後のローダ-thuisではHTにピッチ上でコロッケ・サンドウィッチを食べているところをカメラに抜かれて罰金処分に。ベーカーとカンピューンスハップの貢献者もこの冬にもいよいよお別れの時か。

 

Dylan Vente 3試合出場1得点2アシスト

UEFA Youth Leagueでの成長ぶりが認められたか、前半戦終盤にヨルゲンセンが家庭の事情で欠場した第17節スパルタ-uitでスタメン起用されると1ゴール2アシストの活躍。特に広範囲に動いて攻撃陣に流動性をもたらしたことが評価され、数日後のベーカー戦ヘラクレス-thuisでもスタメン起用された。ヨルゲンセンとの差はまだまだ大きいものの、スピッツとしての才能は間違いなく、後半戦は第2スピッツとしての立場に。

 

Cheick Toure 1試合出場

第3節ヴィレムII戦で途中出場。有望なタレントではあるが、怪我のためにUEFA Youth Leagueでもあまりプレーできず、失望の前半戦だっただろう。すでに復帰しており、Onder19でプレー中。トレーニングキャンプには帯同か。

 

【後半戦の展望】

カンピューンスハップの目標は一旦忘れてリーグ戦は「なるべく高い順位」を目指してやっていくしかなく、その分ベーカーを何としても獲りたいところ。どちらにしてもデ・クラシケルで始まりベーカー戦 PSV-thuisで終わる1月がシーズンの命運を決すると言っても良い。

 

この冬に再び補強をするなら即戦力が当然 必須条件。補強ポイントはトールンストラと争える攻撃的MFが第一なのは明らか。しかし重要なポジションで適応に時間がかかることも考えれば国外から獲るのは現実的では無く、可能性としてはラビアトに高額を払うか、グスタフソンを連れ戻すかだろう。移籍金を捻出できるかを現実的に考えればグスタフソンという選択が無難な気はする。あとはクラーメルを放出した場合のピンチヒッター役。できればフェンテに過剰な負担が掛からないように第2スピッツもいざとなれば任せられるくらいのタイプが理想だが、当然見つけるのは困難だろう。ボイマンスなどフリーの選手が数人いるが・・・

 

ボテギンとファン・デル・ハイデンが戻るCBの組み合わせをどうするかはかなり悩み所。普通に考えればファン・ベークとボテギンの組み合わせで、よりフットボール能力が必要な時はファン・ベークとファン・デル・ハイデンか。怪我から戻った2人が万全なら少なくともターピアを選ぶリスクを冒す理由はもう無いはず・・・。一方で第1GKの争いは再びオープンになったはずであり、ジョーンスが好調で無いことを考えればフェルメールには十分チャンスがありそう。ファン・ブロンクホルストはGKについては「相手によって選ぶ」ことは望んでいない考えを示しており、フェルメールが選ばれれば結果的にチーム全体の戦術の変更という可能性も生まれる気がする。フェルメールならDFラインをより高く保つことも可能になり、そうなればボテギンとファン・デル・ハイデンよりもスピードのあるシン・ジュステやもしかしたらターピアが選ばれる可能性も。トッパー、特にウィンターストップ明け初戦のデ・クラシケルでどこからプレッシャーを掛けるかは戦術的大きなポイントになるため、そこから逆算してキャンプを過ごすことになるかどうか。