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ヘラクレスに勝利してベスト8進出(KNVB-beker: ヘラクレス-thuis)

フェイエノールトは木曜夜に相応しい内容でKNVBベーカーのクワルトフィナーレ進出を決めた。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはデ・カイプでヘラクレスアルメロに3-1で勝利。最初の15分間でスティーヴン・ベルフハイスとスフェン・ファン・ベークが得点し、残り5分でベルフハイスが試合を決めた。

 

日曜のスパルタ戦同様にスタメンの変更無しのフェイエノールトはベーカーのベスト16でも序盤から閃光のような出足を見せ、良いコンビネーション・フットボールから霧のデ・カイプでの最初のベストチャンスを決めることに成功。ベルフハイスが得点者として名前を刻んだが、先制点の大部分はディラン・フェンテのおかげだ。スタッツダービー同様にスタメンに入った18歳のスピッツはトニー・フィレーナのパスを上手くスルーし、それによってフリーになったベルフハイスがしっかりと決めた。

 

ベルフハイスとフィレーナからさらに2つの良いチャンスが生まれた後、16分にフェイエノールトは再びゴール。CKからのリバウンドをファン・ベークがヘディングで逆隅に決め、復帰後初めて”ファン・ベーク・エアライン”を再びデ・カイプに飛ばすことができた。

 

2-0となってヘット・レヒューンはデ・カイプで腰を落ち着け、新たなモンスタースコアを期待したが、前半半ばに何も無いところから2-1に。左サイドからのクロスにティム・ブロイケルスがフリーで飛び込んで、ブラッド・ジョーンスにはノーチャンス。ジョーンスは30分にはクリストファー・ペーターソンのシュートを足に当てて同点となるのを防いだ。

 

HT明けにフェイエノールトは早く勝負を決めようとしたが、3点目の良いチャンスを作れたのはようやく残り20分になってから。フェンテがカストロと1対1になるもシュートはサイドネットに当たり、その少し後のイェンス・トールンストラのシュートもヘラクリートに当たって枠外に消えた。

 

残り5分で勝負が決まったのはビデオ審判のおかげ。2つ目のケースでジャン・パウル・ボエチウスへのファールを発見し、主審 バス・ナイハイスにPKを与えるように助言。ベルフハイスが11mから冷静に決め、フェイエノールトはベーカー戦クワルトフィナーレ進出を決定することができた。

 

Feyenoord - Heracles Almelo 3-1

6’ Steven Berghuis 1-0

16’ Sven van Beek 2-0

23’ Tim Breukers 2-1

86’ Steven Berghuis (str.) 3-1

 

Scheidsrechter: Bas Nijhuis

Gele kaart: El Ahmadi

 

Opstellingen:

Feyenoord: Brad Jones; Jerry St. Juste (59’ Bart Nieuwkoop), Sven van Beek, Renato Tapia, Tyrell Malacia; Karim El Ahmadi (68’ Sofyan Amrabat), Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis, Dylan Vente, Jean-Paul Boëtius (88’ Sam Larsson).

Heracles Almelo: Bram Castro; Tim Breukers, Wout Droste, Dries Wuytens, Roland Baas; Sebastian Jakubiak, Joey Pelupessy, Jamiro Monteiro (78’ Jaroslav Navratil); Brandley Kuwas, Kristoffer Peterson (78’ Paul Gladon), Brahim Darri (65’ Vincent Vermeij).

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-heracles-almelo-netherlands-knvb-beker-cup-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「試合の序盤は楽しめた。楽しめたという言い方も過小評価だろう。我々が届いていたレベルと見せていたプレーは先週日曜の延長線上のものだった」

ヘラクレスのゴールは実際何も無いところから生まれたが、その後自信が減ってしまったのも目に見えた。しかし我々は良いプレーをしていたし、相手が得点を決めたかどうかを問題にすべきでは無いのに、そうなってしまった。結局低調になってしまい、序盤の良いレベルにはもう達しなかった」

「我々はヘラクレスを抑え続けていたし、その点でステップを踏まなければいけない。最初の30分で試合を決めるだけのチャンスはあった。後半も我々は何度もチャンスを作り、最終的にはPKでの得点で試合を決めることができた」

「トールンストラに手を付けるか?彼が得点できる良いポジションに何度も入っているのは見ていて明らか。特に後半はかなりアンラッキーだった」

「マラシア?とても満足していると言わざるを得ない。試合に出始めたばかりだし、1試合ごとに良くなってもいる。今日はクヴァス相手に何度も帆を張り直さなければならなかったが、しっかり彼から目を離さずに押さえ続けた」

「クラーメルがHTにピッチ上でコロッケ・サンドウィッチを食べていたというのはさっき聞いて映像も見た。明日彼とその事について話し合う。コロッケ・サンドウィッチはもちろん美味しいが、試合中は駄目だ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/45423-van-bronckhorst-het-was-genieten-in-de-beginfase.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33977/gio-daar-zullen-wij-met-michiel-over-in-gesprek-gaan

https://www.fr12.nl/nieuws/45425-malacia-ik-ben-heel-tevreden-over-hem.html

 

スフェン・ファン・ベーク

「前にゴールを決めてからだいぶ長く経ったけど、また決められたよ。ようやくまた飛行機ポーズができた」

「僕らのスタートはスパルタ戦同様に良かったと思う。でも失点後は別のやり方を始めてしまった。でも最も重要なのは次のラウンドに進むこと。それはできた。今夜のそれ以外のことは忘れるべき。ベーカーを獲るのが欧州への最も簡単な道だし、僕らはそこを目指すだけ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33974/sven-van-beek-tevreden-dit-is-de-makkelijkste-weg-naar-europa

 

カリム・エル・アマーディ

「自信という点では良いと思う。こういう試合で失敗するクラブは常にあるからね。僕らは最初の30分間かなり良かった。そこから少し下がってしまい、特に失点してしまった時間帯が残念だった。全体的には相応しい勝利。ヘラクレスは数回小さなチャンスがあっただけで、決して多くは無かった」

「ビデオ審判は良いことでしか無いと思うよ。イェンスのシュートも相手の手に当たった。あれを主審が直感でPKを与えていたらどうかな?」

「交代はまた膝。クヴァスにタックルをした時に痛んだんだ。でも日曜は問題無いと願っている」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/45430-el-ahmadi-hopelijk-is-dat-voor-zondag-geen-probleem.html

 

 

出だし20分間はかな~り良かったので久しぶりにデ・カイプで大勝できそうな雰囲気でしたが、そう上手くは行かず。失点前から2-0にしてちょっとテンポが落ちてしまい、ヘラクレスを試合に入らせて与えたワンチャンスを決められたので、何も無いところからの失点というのはちょっと贔屓目過ぎるでしょう。その後10分間ほどはかなり酷く、同点にされてもおかしくなったので、そこから立て直せたのは良かったですが、後半も最初の20分間のハイテンポは実現できず。

 

全体に流動的にやれていると個々のアクションも上手く行って良い流れになりますが、一旦動きが止まるとベルフハイス頼みになるのがなかなか厳しいです。特にボエチウスとイェンスは出だし良かった分、後半のgdgdっぷりが残念。右サイドはベルフハイスとシン・ジュステの組み合わせがかなり機能しているので、そろそろ左サイドも落ち着いて欲しいところ。まぁマラシアはかなり良くやっていますし、シン・ジュステも大きく貢献しているのでバルトとハプスもそう簡単にはスタメンに戻れない可能性もあります。

 

フェンテもチームが上手く行っている時にはかなり機能していて大したものですが、全体に低調になるとさすがにターゲットマン役を期待するのは酷ということでちょっと厳しい試合でした。チャンスもあったので残念ではありますが、これも勉強。

 

ベーカー戦は次はPSV-thuisとベーカー獲得に向けて大一番。