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CLに勝利でお別れ(CL: Napoli-thuis)

フェイエノールトは水曜夜にNapoliに勝利してChampions Leagueにお別れを告げた。監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームはデ・カイプで早々のビハインドを前半の内にニコライ・ヨルゲンセンのゴールで取り戻し、ロスタイムにジェレマイア・シン・ジュステが2-1の決勝点。フェイエノールトにとって今シーズンの欧州戦初勝つ点となり、頭を上げて欧州の最高の舞台から下りることができた。

 

グループステージ初戦のManchester City戦同様にフェイエノールトは開始2分でビハインドを背負う。FKから2つ繋がれたボールをPiotr Zielinskiが蹴り込み、ファン・ブロンクホルストはトップレベルでの出場時間を与えたケネト・フェルメールには荷ノーチャンスだった。

 

しかしフェイエノールトはCLキャンペーンから多くを学んできたことを早々の失点の後に見せる。3ヵ月前にCity戦ではHTまでに0-3にされたのに対し、フェイエノールトはイタリア人たち相手にファイトしてしっかり試合に戻った。その結果30分過ぎにスティーヴン・ベルフハイスのパーフェクトなクロスからニコライ・ヨルゲンセンがゴール逆隅のヘディングを決めて見事に1-1の同点に。

 

Napoliはフェイエノールトの抵抗力に打ちのめされたようにも見え、ホームチームは実際その後リードを奪うこともできたはずだった。1分間の間にソフィアン・アムラバトのクロスがかろうじてクリアされ、イェンス・トールンストラのシュートは僅かにゴールの枠を逸れ、ヨルゲンセンニアポストへのシュートはPepe Reinaによってセーブされた。

 

そしてタイレル・マラシアもこのフェイエノールトのレベルにしっかり付いて行っていた。ミケル・ネロムが十分フィットしてなかったためにこの18歳の左バックは欧州最高の舞台で公式戦デビュー。イタリアのトップクラブ相手に見事に対抗し続け、時に攻撃にも参加して良いクロスを上げることでその能力を証明していた。守備面でもHT明け10分過ぎにイタリア人たちの危険な攻撃を適切なタイミングのスライディングで無効化。

 

試合が終わりに向かうにつれてフェイエノールトは1ptをますます大事にし始めていたようだった。チームは守備面でコンパクトで、規律を守り、残り10分でトニー・フィレーナが2枚目のイエローカードを受けた後も相手にほとんど穴を与えなかった。それによって引き分けのまま終わるかに思われたが、ロスタイムにシン・ジュステがデ・カイプに歓喜の爆発をもたらす。このDFがCKからヘディングでネットを揺らし、これによってフェイエノールトは頭を上げてだけでなく、3ptsを手にしてCLにお別れを告げることができた。

 

Feyenoord - Napoli 2-1

Scoreverloop:

2’ Piotr Zielinski 0-1

33’ Nicolai Jørgensen 1-1

90’+1’ Jerry St. Juste 2-1

 

Scheidsrechter: Michael Oliver

Gele kaarten: St. Juste (Feyenoord), Mertens (Napoli)

Rode kaart: 83’ Tonny Vilhen (2xGeel)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Bart Nieuwkoop (76’ Jerry St. Juste), Sven van Beek, Renato Tapia, Tyrell Malacia;

Sofyan Amrabat, Tonny Vilhena, Jens Toornstra; Steven Berghuis (72’ Sam Larsson), Nicolai Jørgensen, Jean-Paul Boëtius.

Napoli: José Manuel Reina; Elseid Hysaj, Raúl Albiol, Kalidou Koulibaly, Christian Maggio (64’ Mário Rui Silva Duarte); Allan Marques Loureiro (60’ Marko Rog), Amadou Diawara, Marek Hamšík; José Callejón (74’ Adam Ounas), Dries Mertens, Piotr Zielinski.

 

Eindstand groep F:

1. Man. City 6 15pt

2. Shakhtar 6 12pt

3. Napoli 6 6pt

4. Feyenoord 6 3pt

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-napoli-uefa-champions-league-2017-2018/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「CLに相応しい形でお別れを告げることができた。我々は予め良い結果を望んでいた。それは引き分けか勝利。最終的に3ptsでを得て手ぶらのままで終わらずに済み、サポーターに歓声を起こす機会をあげられたのはとても素晴らしいこと」

 

「選手たちはCLで何が求められるか、最初はまだ分かっていなかったと口々に言っていた。我々は経験を積み、その経験が今夜役立った。早々の先制でも崩れること無く、10人なっても良い結果を信じ続けた。苦しかったが、学ぶことの多い欧州でのシーズンだったよ。勝利で締めくくることができて嬉しい」

 

タイレルのプレーは楽しんだよ。彼はクラブの子だし、今夜はファンタスティックなプレーだった。私も彼にはとても喜んでいる。彼にとってはこういう試合でデビューできたのは夢のようなこと。観客だけでなく、チームメイトのサポートも彼は感じていた。だから試合後にはロッカールームでチームメイトに感謝していたよ。素晴らしいシーンだった」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-waardig-afscheid-van-champions-league

 

ケネト・フェルメール

「僕らはチームとして必死に戦った。早々にビハインドを背負ってしまったけど、その後上手く立て直せた。10人で勝って終わることができたのはファンタスティック」

「もちろんリザーブの試合とは違うから慣れは必要だったけど、またプレーできたのは最高の気分だし楽しんだ。GKとして今日の勝利は嬉しい。僕らはCLで苦しいスタートだったけど僕らは1試合1試合前進していったし、その結果が今日の勝利。欧州戦は良い締めくくりができたし、この経験をリーグ戦に持って行く。僕らはいま流れに乗っている。この数試合は良いプレーができているよ」

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vermeer-na-zege-op-napoli-mooie-afsluiting

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33749/vermeer-we-zitten-in-de-flow

 

ジェリー・シン・ジュステ

「ファンタスティックな勝利。最高の気分だ。ボールがあそこに来るのが分かって、舞えに出て頭に当てた。自分がCLで決勝点を決めるなんて、実際6ヵ月前は想像もできなかったよ。今日も観客はファンタスティックだった。彼らは毎試合僕らを支えてくれるし、こういう形でお返しができたのはとても素晴らしいこと」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/matchwinner-st-juste-heerlijk-gevoel

 

ソフィアン・アムラバト

「とても見事な勝利だし、僕らはチームとしてステップを踏んでいることを見せた。これは僕らにとって素晴らしい経験。僕らの多くはCLを経験したことが無かったからね。その中で上昇ラインを僕らはしっかり維持し続けた」

「これからリーグ戦でも素晴らしい連勝を続けられることを願っているよ。僕らは自分たちがどんどん良くなっていると誇って良いと思う。振り返って見れば最下位になったのは残念なこと」

https://www.fr-fans.nl/nieuws/33756/amrabat-dit-wou-ik-niet-missen

 

 

いろいろと辛かった欧州でのシーズンですが、最後は素晴らしい勝利で締めくくり。また一つクラブ史上に残る欧州の夜。歴史的な勝利でした・・・

 

早々の失点でどうなるかと思いましたが、なかなかフットボールにならない展開でもしっかりとコンパクトに守り続けて流れを引き寄せて同点までいけたのがまず大きな成長の証。今日もCBデュオが力強く、特にターピアは「ほとんど」ノーミスということで怖ろしい性能の高さだけを見せつける圧巻の試合。dkdkだったマラシアも最初のミスで迷走すること無く、攻守にクオリティを見せてタレントであることを証明。ネロムより優秀なのは分かってましたが、ユースからいきなりCLの舞台でこのプレーは褒める言葉がありません。タレントがデビュー戦でヘット・レヒューンのハートをがっちり掴むのは何度見ても嬉しいものです。

 

今日はだいたいみんな頑張って、上手く試合に乗れてなかったベルフハイスも貴重なアシスト。まぁそれ以外はダメダメでしたが。一方ボエチウスは苦しみつつもだんだんと良くなっていった印象で、マラシアを気にしながら一緒に左サイドで良い関係に。最後は右サイドに入って良いプレーもしてましたし、奥行きを作れる数少ない選手なので何とかスタメンに戻って欲しいところ。

 

カリムの穴をそれほど感じさせないアムラバトも期待通り、ということで、あとはやはりイェンスが何とかなってくれると凄く助かります。