フェイエノールトはAVV スヴィフトに4-1で勝利してKNVB ベーカーのベスト16に進出。ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルストのチームはアムステルダムのホーフトクラッセル相手に楽な夜を送れると思われたが、勝利を確実にするまで長く掛かってしまった。サム･ラーソンが3得点でフロート･マンに。その他にDF ルチャレル･ヘールトライダがが残り15分でフェイエノールト1にデビューを果たした。
現ランズカンピューンは攻撃的に試合に入って予想通りデ･カイプでプレーを支配。主にサム･ラーソンとミケル･ネロムが上手くお互いを見つけられていた左サイドから攻撃を仕掛けようとしていた。8分にこのスウェーデン人バイテンスペーラーがペナルティエリア際のFKを決めてゴール。ラーソンはこの夜1点目を決めたことで勢いづき、その後も相手ゴールに向かい続けた。
先制の5分後にフェイエノールトはスヴィフトのCKから素早いカウンター。ソフィアン･アムラバトとバルト･ニューコープからラーソンが抜け出して敵ゴールに向かい、スヴィフトのDF ニック･ハベルがこのスウェーデン人を倒したところで主審 セデル･ゲズブユクがホームチームにPKを与えた。さらにハベルもレッドカードで即ロッカールーム行きとなり、アムステルダマースにとっては悲惨な事態に。2点差にするためにペナルティスポットにはミヒル･クラーメルが立ったが、しかしGK ボフダン･コンスタンティンに止められてしまった。
スヴィフトは10人で試合を続けなければならなくなったが、フェイエノールトも押し続けて2点目を決めることができず。デ･カイプのテンポは急激に落ち、何本ものシュートがブロックされてホームチームは大きなチャンスをほとんど作れなくなっていった。それでもファン･ブロンクホルストとその選手たちは2点差でHTに入ることがき、得点者は再びラーソン。このFWが相手2人を抜き去り、ペナルティエリア外かのシュートを決めて2-0.
後半もフェイエノールトがプレーを支配したが、驚くことにスヴィフトがゴールを決める。カウンターからFW マックス･ファン･ワーケレンのシュートが今シーズン初出場のGK ケネト･フェルメールの手の届かない、ゴール逆隅に決まった。2-1の後スヴィフトがさらにFKから同点にもしようとしたが、66分にアムラバトが上手く送ったボールをゴール前のクラーメルが頭で流して3-1にし、スヴィフトの夢は終了。
試合の大部分でピッチプレーには不満が残ったものの、17歳のルチャレル･ヘールトライダにとっては特別な夜に。このDFは試合終盤にジェレマイア･シン･ジュステとの交代でトップチームにデビュー。フェイエノールト･サポーターは最後の笛の数分前にもう一度歓声をあげることができ、サム･ラーソンが途中出場 エミール･ハンソンとのコンビネーションからこの夜自身3点目を決めてハットトリックを達成した。
Feyenoord - AVV Swift 4-1
Scorverloop:**
8’ Sam Larsson 1-0
45’ Sam Larsson 2-0
50’ Max van Wakeren 2-1
64’ Michiel Kramer 3-1
88’ Sam Larsson 4-1
Scheidsrechter: Serdar Gözübüyük
Rode Kaart: 12’ Nik Gabel
Gele kaarten: Moelee, Van Zweeden (Swift).
Opstellingen:
Feyenoord: Kenneth Vermeer; Bart Nieuwkoop, Kevin Diks, Jerry St. Juste (77’ Lutsharel Geertruida), Miquel Nelom; Jens Toornstra, Dylan Vente (70’ Emil Hansson), Sofyan Amrabat; Bilal Basaçikoglu, Michiel Kramer, Sam Larsson.
AVV Swift: Bogdan Constantin; Nik Gabel, Mathieu Christianen, Mike Ruijter, Guido Moelee; Mallqui Cabezas, Teun van Zweeden, Dennis Dinkgreve (81’ Rutger de Vries); Ronnie Rosenhart (63’ Syrano Morrison), Tim Wulffraat (73’ Jaap Smeeing), Max van Wakeren.
ジョヴァンニ･ファン･ブロンクホルスト
「結果には満足だが、内容には満足していない。10人相手にはスピーディでシンプルなプレーをしなければいけない。それをしなければ試合に入れない。これは残念ながらそのケースだった。相手GKも良いセーブをしていたが、もっと早く2点目を決めなければいけなかった」
「2-1の得点は確かにファンタスティックなシュートだったが、10人相手にあれは許されない。我々は上手く守れていないことが何度もあった。そこは取り組まなければいけないし、もっと良くしないといけない」
「フェルメールが長期離脱から復帰できたのは嬉しい。それ以外にもチャンスを掴む選手たちが出てくることを願ったが、残念ながらそうはならなかった。ポジティヴな印象を残したのはサム･ラーソンだけ。彼は試合をオープンにし、手中にし、美しい3得点を決めた」
「ヤンとエリックはまだまだかかるし、スフェンもまだ様子を見なければいけない。我々はいま多くのCBを欠いている。それは事実。現状より良くなれる」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-blij-met-resultaat-niet-met-spel
https://www.fr-fans.nl/nieuws/33110/van-bronckhorst-het-kan-beter-dan-wat-we-nu-hebben
サム･ラーソン
「僕らは本来の自分たちのレベルでは無かったけれど、個人的には素晴らしい試合だった。プロ･フットボールでは僕の初のハットトリック。小さなクラブ相手だけど、勝ったことが最も重要。自分の力を見せられたと願っている。あとは監督次第」
https://www.fr-fans.nl/nieuws/33106/larsson-dit-is-mijn-eerste-hattrick-in-het-betaalde-voetbal
ケネト･フェルメール
「ピッチにまた立てたのは嬉しいよ。長い間プレーしていなかったからね。この数週間は全体トレーニングに参加していたけれど、最初はまだ手の怪我が気になって第2GKコーチのようだったんだ。今日はようやく本当にプレーできたから良い気分」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/vermeer-lekker-dat-ik-mijn-rentree-heb-kunnen-maken
ミヒル･クラーメル
「PKは単純に酷かった。絶対に決めなければいけないし、その点は弁解は無い。その後引きずって自分自身相手のプレーになったのも良くなかった」
「最近インタビューに応えてなかった理由？あまりプレーしていないからね。だからインタビューに応じる必要は無い。5分のプレーでする必要は無いだろう」
https://www.fr12.nl/nieuws/44691-kramer-daar-slaap-ik-niet-slechter-door.html
ジェリー･シン･ジュステ
「フットボールは良くなかったと思うけど、次のラウンドに進んだことが最も重要。問題の原因？ロングボールが多すぎることだ。もっとボールを走らせなければいけなかったし、パスにもっと正確性が必要だった」
「一体感を守ってみんなで話し続けないといけない。フェイエノールトはファミリーのようなものであり、それが僕らを強くしている。僕らはとても良いチームで多くのクオリティがある。それを発揮しないと。絶対にもっと良くなると確信しているよ」
「選手の入れ替わりがあれば難しいものだけど、その中で自分を機能させなければいけない。僕はそれができたと思う。自分のベストを尽くして成長させなければいけないし、そうすれば良くなっていく」
https://www.fr12.nl/nieuws/44694-st_-juste-feyenoord-als-familie-dat-is-wat-ons-sterk-maakt.html
予想に反して大幅入れ替えを選択。まぁリザーブチームの試合が無いという大問題を考えればこれもアリでしょう。ただ勝ちはしたものの、ムードを変えるだけの大勝にはならず、 ビラルがまたもブーイングを受けて終わるなど、残念ながらホーフトクラッセル相手にも説得力を欠く内容を披露･･･
ジオが言っているとおり良かったのはラーソンくらいでしょうか。一人で突破口を作って一人でゴールを決めていました。さすがにこのレベル相手だと別格過ぎるようで。ファン･ハネヘムが言っていたようにFKを決められる選手がいるのは有り難いですし、ボエチウスのこの数週間の出来を見るとそろそろ入れ替えを真剣に考えるタイミング。PKシンドロームが長引かないように任せてしまうのも手。
バルトも久々だったせいかやや力強さを欠き、ディクスは言うに及ばず。シン･ジュステは頑張ってますが土曜のローダ-uitはまた頭が痛いところです･･･
