フェイエノールトはトレーニングキャンプに2人の選手を加えて出発する。AZからリチアーノ･ハプスとsc ヘーレンフェーンからジェレマイア･シン･ジュステをそれぞれ獲得し、クラブは守備陣の補強に成功。両DFは火曜にメディカルチェックを通過した後にデ･カイプで契約にサイン。そのまま午後に新しいチームメイトと共に飛行機に乗り込む。
リチアーノ･ハプス
24歳のリチアーノ･ハプスはフェイエノールトと2022年までの5年契約でサイン。この左バックは2013-2014シーズンにAZでデビューし、ここまでエールディヴィジ90試合に出場している。
背番号5を背負うハプスの獲得により、フェイエノールトはAS Monacoへと去ったテレンス･コンゴロの待望の後任を得たことになる。「このポジションではリチアーノは攻撃面でも守備面でもオランダのベスト･プレイヤーの一人」とテクニカル･ディレクター マルティン･ファン･ヘール。「それを彼はエールディヴィジでだけでなくELでも示している。シーズンが始まるかなり前の段階で彼を獲れたのもとても嬉しい」
ジェレマイア･シン･ジュステ
20歳のCB ジェレマイア･シン･ジュステはsc ヘーレンフェーンから移籍。ヨング･オランイェの代表選手はデ･カイプで2021年までの4年契約にサインし、背番号4を背負う。シン･ジュステは18歳でヘーレンフェーンにデビューし、ここまでエールディヴィジ64試合に出場。「ジェレマイアはすでに必要なだけの経験を備えた才能ある若手だが、今後数年で大きく成長する可能性もある」とファン･ヘール。「守備陣の中央だけで無くジェレマイアは守備的MFとしてもプレーできる。監督にとっては複数のポジションをこなせる選手がいるのはいつだって嬉しいこと」
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/feyenoord-slaat-defensieve-dubbelslag
クラブは同時にマルコ･ヴェイノヴィッチがAZへ1年レンタルされることも発表。27歳MFは2015年夏にフェイエノールトに移籍し、契約は2019年まで残っている。
https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/marko-vejinovic-op-huurbasis-naar-az
待望の守備陣の補強です。まぁ結局国外から未知の選手を見つけられることもなく、例のごとくサブトップからお買い上げ。ハプスは最初10milとかとんでもない金額が出てましたが、ハプス6mil、シン･ジュステは4,5milとの報道。久々の散財感があるものの、一方でまぁしょうがないかな、と納得もできるラインでしょう。
共にまだ不安定ですが、上手くステップアップできてくれることを期待。特にハプスは欧州戦も経験している分、問題の左バックで即スタメンを掴んで貰わないと困りますし、シン･ジュステも才能は疑い無いので、ボテギンとヤン･アーリーの裏で上手く伸びてくれると良いですが･･･
