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クラーリンゲンでアンチクライマックス(第33節:エクセルシオール-uit結果)

フェイエノールトのクラブ史上14回目のカンピューンスハップを決められたはずの試合は大きな失望に終わった。ファン・ドンゲン&デ・ロー・スタディオンの固い人工芝でフェイエノールトはリーグ戦最終節を前に3-0の敗戦。チームはこれによりティートルを手にするために来週のヘラクレスアルメロとのホームゲームでの勝利が必要となった。

 

クラーリンゲンでの試合がフェイエノールトにとってナーヴァスなスタートになったのは、この試合にかかっているものを考えれば奇妙なことでは無かった。この試合に向けての数週間、ロッテルダム中を支配したカンピューン熱を避けることはほとんど不可能であり、それ以外にもこの1週間の公開トレーニングには多くの観客が集まるなど、様々な光景が生まれていた。

 

その熱は今シーズンのフェイエノールトが第1節から目標に真っ直ぐ向かってきた結果だ。FC フローニゲン相手の0-5勝利でリーグ戦をスタートさせると1年を通してフェイエノールトは首位に立ち続けた。第32節のフィテッセ戦0-2勝利でフェイエノールトは4pts差を付けてマッチポイントに。

 

選手たちにプラスだったのは、ファン・ドンゲン&デ・ロー・スタディオンが大部分フェイエノールト・サポーターで埋められることが分かっていたことであり、デ・カイプからの40.000人フェイエノールダーのサポートも彼らは間違いなく感じていただろう。デ・カイプには試合を見るための大スクリーンが設置され、攻撃のたびに熱狂的な声が起きるのは、まるで目の前で実際に22人の選手が神聖な芝の上を走っているかのようだった。

 

後を追うアヤックスが早々に2-0のリードを得たのに対し、フェイエノールトは説得力を欠くスタート。HT数分前になってやっとテレンス・コンゴロ(ヘディングが枠外に)とトニー・フィレーナ(FKがセーブされる)に最初の小さなチャンスを得た程度で、但し前半エクセルシオールが危険だったともほとんど言えなかった。

 

それが変わったのは後半15分過ぎ。エクセルシオールが何も無いところから3分間に2回ゴールを決めた。まずフレディ・リベイロのパスをフリーで受けたナイジェル・ハッセルバインクが至近距離からシュートを決めると、それから間もなくステンリー・エルベエルスがボールが足元に来る多少のラッキーで2-0. さらに5分後にはライアン・コールワイクがFKから3点差にして完全にトドメ。

 

これでフェイエノールトがティートルフェストを先延ばしにしなければならないのは明らかとなったが、それでもチームにはまだ1試合、ヘラクレスアルメロとのホームゲームが残されており、全て自分たちの手の中に残っている。フェイエノールトがクラブ史上14回目のランズティートルを決めるためにはエクセルシオール戦とは違う姿勢を見せなければならないのは明白だ。そしてそのリーグ戦最終戦ではクラーリンゲンでイエローカードを受けたためにトニー・フィナーレ抜きでやらなければならない。

 

Excelsior - Feyenoord 3-0

Scorverloop:

56’ Nigel Hasselbaink 1-0

58’ Stanley Elbers 2-0

65’ Ryan Koolwijk 3-0

 

Scheidsrechter: Kevin Blom

Gele Kaarten: Jordy de Wijs (Excelsior), Tonny Vilhena, Terence Kongolo (Feyenoord)

 

Opstellingen:

Excelsior: Warner Hahn; Khalid Karami, Jurgen Mattheij, Jordy de Wijs (51’ Henrico Drost), Milan Massop; Jeffry Fortes, Alfredo Gomes Ribeiro, Ryan Koolwijk (69’ Luigi Bruins); Stanley Elbers (89’ Anouar Hadouir), Mike van Duinen, Nigel Hasselbaink.

Feyenoord: Brad Jones; Rick Karsdorp (83’ Bart Nieuwkoop), Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Terence Kongolo; Karim El Ahmadi, Jens Toornstra, Tonny Vilhena; Steven Berghuis (64’ Dirk Kuyt), Nicolai Jørgensen, Eljero Elia.

 

https://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/excelsior-feyenoord-netherlands-eredivisie-2016-2017/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「今日の我々は全くフェイエノールトでは無かったと思う。1分目から我々は試合に入れていなかった。かなり不安定なスタートで全く本来の自分たちでは無かった。1-0の失点がかなり痛く、我々はそのショックから浮上できなかった。先制点が非常に重要なのは分かっていたし、すぐに2点目も決められたことで、この試合はもう流れを変えられないという気持ちがみんなに出てしまった。実際試合には入れていない選手が多すぎたためにそこからもう試合を自分たちの方へ引き寄せられなかった。来週はこれとは別で無ければならない」

 

「1年を通して我々は上手くやって来たいろいろなことが今日は上手く行かなかった。今日の試合にかかっているものはみんな分かっていたが、そのためにはそれだけのものを見せなければいけない。それを見せられない限りカンピューンでは無いんだ」

 

「確かにプレッシャーは大きくなったが、我々のやることは一つ、勝つことだ。来週はホームだし、我々はホームでは常にかなり強い」

 

「怒ってはいないが、とてもガッカリしている。とてつもなく大きな失望であり、今日は失望の日。しかし来週まだチャンスはあるんだ。そこで全員の力が必要。我々はこの1年、失望から上手く立ち直ってきた。それをもう一度やらなければいけない。明日からヘラクレス戦に全力で向かうよ。我々はまだ自分たちで決められる立場」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98volgende-week-moet-het-anders%E2%80%99

https://www.fr12.nl/nieuws/42371-van-bronckhorst-dit-is-heel-teleurstellend.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30381/ik-denk-dat-wij-totaal-niet-feyenoord-waren-vandaag

 

カリム・エル・アマーディ

「ベストでは無かった。エクセルシオールの方が普通に良かったし、彼らが相応しい勝利。ベストでは無かった」

 

「僕らは彼らにフットボールをさせてしまった。それは事前の約束に反すること。僕らは出遅れることが多すぎた。僕らはこれまで上手くプレッシャーを掛けられることを見せてきたはずだけど、それを今日は全く見せられなかった。緊張のせい?そうとは思わないけど、多分これで地に足が付く。もしかしたら僕らはもう決まったと思ってしまっていたかもしれない。」

 

「来週は僕らは上手く決めてシーズンを終われるはず。僕はまだまだ自信を持っているよ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30380/el-ahmadi-dat-was-niet-van-te-voren-afgesproken

https://www.fr12.nl/nieuws/42373-el-ahmadi-misschien-dachten-we-dat-we-er-al-waren.html

 

ディルク・カイト

「とてもガッカリ。それ以上上手く言葉にできない。自分たちから緊張感をふりほどけなかった」

 

「こういう試合は稲妻のように終わってしまうもの。僕が入って1分後に3-0にされてしまった。今日何が上手く行かなかったかを語ると1時間は話せるだろうけど、そのことについて語る意味はあまり無いと思う。もう終わってしまったことだし、カンピューンになるための試合はまだ1試合ある。来週は自分たちのデ・カイプでだし、また別の話。プレッシャーはかなり大きいけど、ホームではプレッシャーに対応できることをシーズンを通して僕らは見せてきた」

 

「このピッチでプレーするのはとても難しかった。非常に乾いたピッチ。コルクのように乾ききった人工芝で僕らはかなり苦しんだ。今日はとてもガッカリな結果だし、僕らは選手たちとして全てのサポーターに対して責任を感じている。最終的には結果は自分たちの責任。来週こそはサポーターへの責任を果たさなければならない」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30382/we-kunnen-een-uur-praten-over-alles-wat-verkeerd-is-gegaan-vandaag

https://www.fr-fans.nl/nieuws/30383/kuyt-we-gaan-er-voor-zorgen-dat-we-het-volgende-week-wel-worden

 

 

そりゃまぁヴァウデスタインで絶対に勝てるとはとても言えませんが、さすがにこの2週間の熱狂と期待感を考えるとあんまりな結果・・・ とにかく失望感しか無い午後に。

 

ということで最終節デ・カイプでヘラクレスに勝ってやっとティートル獲得です。多少dkdk感はありますが、逆に最終節ヴァウデスタインでカンピューンスハップがかかるよりはだいぶ気分的に楽と言えなくもないはずで、まぁデ・カイプでカンピューンスヴェーツトライトをできるとか多少なりともポジティヴなものを探さないと悲しい結果。

 

とりあえずトニーがいないので代わりをディルクにするかバルトにするかの二択。ジオは自分たちが圧倒できると見る相手にはディルクとイェンスを並べる傾向がありますが、好調なヘラクレス相手にどういう選択をするか・・・