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オランイェ、Sofiaで痛い敗戦(WK予選:ブルガリア-uit結果)

ほとんど何もかもが上手く行かない夜、オランダ代表はブルガリアに2-0で敗れた。Sofiaでの痛い敗戦により、ロシアでのWK出場権がオランイェからかなり遠のく結果に。

 

フィルジル・ファン・ダイクとジェフリー・ブルマ、さらに今週 ステファン・デ・フライも負傷したことで、守備陣のパズルを解かなければならなくなったブリントは躊躇うこと無くアヤクシート マタイス・デ・リフトをスタメン起用。これにより17歳のCBは予選における最年少デビューを果たし、ブルーノ・マルティンス・インディとセンターブロックを構成。

 

そしてSofiaでどうしようもないオランイェの夜になった。オランダ代表はさっさと忘れるべき前半を経験。何か悪くなかったことがあっただろうか?開始5分でデ・リフトがボールを見失い、ブルガリアスピッツ Spas Delevに決められると、15分後にはこのFWがこの夜2点目を決めて2-0.

 

オランダ代表は一瞬も試合にしっかり入ることが無く、MF陣は際限なくボールを失い続け、FW陣は全くかほとんど立っていられずに競り合いで激しいブルガリア人に負け続けた。

 

バス・ドストもスピッツでほとんどチームから見つけられないか、パスを貰えず。前半残り1分になってようやくクラーセンがブルガリアゴール前のドストを見つけてビジターチームに最初のチャンスが生まれたが、しかしポルトガルのトップシューターのシュートは枠を外れた。

 

ボンズコーチ デニー・ブリントはHTにデビューとなるヴェスリー・フート(デ・リフトと交代)、そしてヴェスリー・スナイデル(ワィナルドゥムと交代)を投入。狙いは唯一(早急に)試合を元に戻すことだったが、それにもオランダは失敗した。

 

60分過ぎにオランイェに良いチャンスがあったが、ドストの戻しを受けたクラーセンのシュートは元FC トゥエンテのGK ミハイロフの拳に阻まれた。その後?ほとんど重苦しい戦いが続き、多くの選手が本来のレベルに達していなかったオランイェはチャンスを作ることができず、破城槌つちとしてのルーク・デ・ヨングの投入も効果は出ず。

 

この敗戦とスウェーデンがベラルースに勝利(4-0)したことで、オランイェはグループAの3位から脱落。WKの直接出場枠がグループウィナーだけで、2位でPOなことを考えればWK出場はかなり遠のいたと言える。

 

Bulgarije - Nederland 2-0

Scorverloop:

5’ Spas Delev 1-0

20’ Spas Delev 2-0

 

Opstelling Nederland:

Zoet; Karsdorp, De Ligt (46’ Hoedt), Martins Indi, Blind; Wijnaldum (46’ Sneijder), Klaassen, Strootman; Robben, Dost, Promes (69’ Luuk de Jong).

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/nederlands-elftal/68916/pijnlijk-verlies-voor-oranje-sofia-2-0

 

デニー・ブリント

「非常に酷いパフォーマンスだったのは明らか。試合の入りがなぜあれほど悪かったのか分からない。1-0にされ、その後も流れを変えられなかった。雑なフットボールでほとんどチャンスを作れなかった。私自身の責任。振り返って見ればデ・リフトのスタメン起用は良い選択では無かったが、振り返って見ればの話。これは私の責任」

 

「自分がまだこのチームを率いるか?それはよく考えなければいけない。今すぐここでタオルを投げることはしないが、信じられないほど失望している。特にこの数ヶ月はこの試合に向けて良いフィーリングを持っていたからね。こうなった責任は自分にあるし、鏡で自分自身を見つめなければいけないのは当然」

 

アルイェン・ロッベン

「なんて言えば良い?しっかり意図を持ってここに来たけど悪夢になった。個人個人を指摘しても意味は無い。勝つのも全員でだし、負けるのも全員で。この結果は悲しいし、言葉が無い。前半はショッキングな内容だった。全員がミスを犯していたし、フットボール面でも全くどうしようも無かったし、とても簡単にゴールを許してしまった。いまは口を塞ぐしか無い。僕らの力はブルガリア相手に十分じゃないということだからね。これはとても辛い」

 

ボンズコーチが辞任しても僕ら選手グループのクオリティが変わる訳じゃ無い。僕らはやるべき事をしっかりやれれば良いチーム。でも今回は非常に酷かった。後半は良くなったけど、その時には遅すぎた」

 

ヴェスリー・スナイデル

「僕はここでボンズコーチを弁護しなければいけない。どれだけの変化がオランイェに起きているかを見れば、非常に難しい仕事。この試合の直前を見ても彼は対処が必要だった」

 

ケヴィン・ストロートマン

「僕らは自分たち自身の責任を問わなければいけない。このボンズコーチで良い試合もしている。本来のレベルに届かなければ、それは自分たちのせい」

 

ヴェスリー・フート

「受け入れるしか無いけど、左利きだからという理由で僕をスタメンに選ばなかったブリントの説明は理解できない。ファン・ダイクとブルマも二人とも右利きで一緒に上手くプレーしていたじゃないか。なぜ左利きの選手二人で一緒にやれない理由があるんだ?」

 

「自分がデビューできたことは嬉しいよ。これが僕のキャリアでの次のステップだったからね。でもこの敗戦は僕らにとって酷い結果」

 

 

例のごとく020の若手を積極的に起用して早々にその選手のミスで失点するのはまぁ特に驚きませんが、前半はそれを別にしても酷いもんでした。全員が低調でメンタル面でもフィジカル面でもフットボール面でも最低レベルを遙かに下回っていたので普通にノーチャンスゲーム。

 

WKもどうやら無理という決定的敗戦で、まぁさすがにこれでブリントは辞めるでしょう。さて、次は三度ファン・ハールにお願いするか、それともいよいよデ・ブールか・・・。本来ベストの人物だったはずのクーマンのクラブとの兼任は無いでしょうねぇ。