我がフェイエノールト

フェイエノールトを中心にオランダ・フットボールを追いかける

AZに大勝で立て直し(第26節:AZ-thuis結果)

フェイエノールトはスパルタ・ロッテルダム戦の驚きの1-0負けから1週間後、AZ相手に反発力を示した。ニコライ・ヨルゲンセンの3得点でデ・カイプにおいてAZに5-2で勝利。イェンス・トールンストラとディルク・カイトもネットを揺らし、エミール・ハンソンが途中出場でデビューを果たしている。

 

激昂、それが主審 ファン・ブーケルの試合開始の笛からフェイエノールトに見て取れたものだ。ヘット・カステールでのスリップから1週間、チームは追いかける者たちとの差をもう詰めさせず、AZ相手に全力で3ptsを取りに行くと燃え上がっていた。

 

ブラッド・ジョーンス、テレンス・コンゴロ、エルジェロ・エリアの負傷欠場によりチームはいくつかのポジションで変更を迫られたものの、フェイエノールトは今シーズンすでに何度も見せてきたように、スポーツ面での失望を払拭するために必要な抵抗力を今回もまた示してみせた。その結果前半、特に最初の30分にビジターチームは全く猶予を与えて貰えず、フェイエノールトは後半も優勢に立ち続けた。

 

さらにフェイエノールトはチャンスを決める上でかなり効率的なところも見せ、ちょうど60分過ぎにスコアボードには3-0のリードが表示される。これらのゴールで主役を担ったのはヨルゲンセン。15分経たない内にリック・カルスドルプの巧いスルーパスから滑りながらのキックでGK ティム・クルルを破り、その後パサーとして2ゴールを演出。

 

前半半ばにカーツボールでトールンストラに決めさせると、60分過ぎに胸で上手くボールを走り込むカイトの方へ。キャプテンは強烈なシュートでニアポストを経て枠内へ見事なゴールを決めた。

 

このリードはピッチ上の力関係の妥当な結果であり、フェイエノールトは2点目と3点目の間にはガスも抜いていた。この時間帯にAZはこの試合初めて危険なシーンも作ったが、それでもケネト・フェルメールが本当のテストを課されることはほとんど無かった。それが変わったのは3-0になった直後。FKでデリク・ルカッセンがフリーになり、ファーポストからヘディングを決めた。特に長期の負傷離脱から復帰したフェルメールにとって無失点に抑えられなかったのは残念なことだっただろうが、その後もフェイエノールトの勝利が脅かされることは全く無かった。

 

それは主にさらに2得点を決めたヨルゲンセンのおかげ。残り10分で自ら得たPKを冷静に決めてクルルと破ると、直後にドリブルでGKをかわしてフィニッシュもコントロール

 

ヨルゲンセンにとてこれがこの試合ラストプレートなり、直後にファン・ブロンクホルストによって拍手を受けさせるための交代。監督は同時にスティーヴン・ベルフハイスもピッチから下げ、エミール・ハンソンにフェイエノールト1での公式戦デビューを果たさせた。フェイエノールトにとって非常に重要な午後を締めくくったのはAZ. 最後の1分にヴァウト・ヴェフホルストが抜け出しゴールも決めたが得失点差を多少マシにしただけだった。

 

Feyenoord - AZ 5-2

Scorverloop:

12’ Nicolai Jørgense 1-0

21’ Jens Toornstra 2-0

59’ Dirk Kuyt 3-0

63’ Derrick Luckassen 3-1

81’ Nicolai Jørgensen (str.) 4-1

82’ Nicolai Jørgensen 5-1

90’ Wout Weghorst 5-2

 

Scheidsrechter: Pol van Boekel

Gele kaarten: Jonas Svensson, Mats Seuntjens (AZ)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Rick Karsdorp, Eric Botteghin, Jan-Arie van der Heijden, Miquel Nelom; Karim El Ahmadi, Dirk Kuyt (65’ Bart Nieuwkoop), Tonny Vilhena; Steven Berghuis (83’ Emil Hansson), Nicolai Jørgensen (83’ Michiel Kramer), Jens Toornstra.

AZ: Tim Krul; Jonas Svensson, Ron Vlaar (77’ Fred Friday), Derrick Luckassen, Ridgeciano Haps; Mats Seuntjens, Joris van Overeem, Stijn Wuytens; Alireza Jahanbakhsh, Wout Weghorst, Levi Garcia (61’ Dabney dos Santos).

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「楽しんだよ。至極相応しい勝利。この結果が必要だった。こういう我々は先週がアクシデントだったことを示したんだ。先週のような敗戦の後ではどういうリアクションを見せるかが最も重要なこと。その点でもこういう形で先週の試合を払拭できたのはとても嬉しい。水曜のトレーニングから選手たちに意欲が戻ってきていたのが見えたし、こうして良い形で1週間を終えることができた」

 

「これが我々の強さ。こういうプレーができれば我々は負けにく、簡単に得点を決められるチーム。そして我々はデ・カイプでは非常に強いというオーラを放っていた。デ・カイプが我々の家だというフィーリングを持てていたし、特に観客とのやり取りが我々を支えてくれていた。こうでなければいけない」

 

「前半の我々はあまりにテンポが高すぎた。2-0にした後はガスを抜いてよりコンパクトにしなければいけなかったが、AZにスペースを与えすぎていた。だは後半はかなり良くなったと思う。ファンタスティックなゴールをいくつも決めたし、正当な勝利」

 

「ニコライは3ゴールと2アシストで再びチームにとって非常に重要な存在であることをを証明してくれた。見事なパフォーマンスであり、彼のおかげてチームもプレーがしやすい。我々は今シーズン最初から彼のポテンシャルは分かっていたが、ここまでやれるとは誰も予想していなかった。それに彼はハットトリックをしても地に足が付いているところが変わらない」

 

「ケネトも良くやってくれたし、賞賛を送ったよ。最初のボールをすぐ上手くキャッチできたのがもちろん自信になっただろう。すでに私は今シーズン残りはジョーンスを選ぶと決めており、それは変わらないが、怪我の際には他の選手が出なければいけない」

 

「バルトのクオリティは分かっている。フィジカルとヘディングの強さ、そしてダイナミックさ。それを彼は今日も見せてくれた。適切なタイミングで奥行きを作り、危険なシーンを生み出していた。スペースが大きくなるのは分かっていたから、そのために彼を中盤に選んだんだ」

 

「最後の失点はあっという間の出来事だった。FKを取り、私はJPとヴァウタースと話をしていたら突然AZのカウンターになていた。だから何か良くないことがあったのは分かった。これは許されないこと。FKを取った時に相手にチャンスを与えることはあってはならない」

 

「チームに自信が戻るしこの3ptsはとても嬉しいが、ここから終わりまでの8試合は全ての試合がキーゲーム。地に足を付けて毎週3ptsをとり続けなければいけない。まずは来週のヘーレンフェーン戦がいま最も重要なフィナーレだ」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98blij-hoe-hebben-gereageerd%E2%80%99

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29347/van-bronckhorst-we-hadden-het-wel-nodig

https://www.fr12.nl/nieuws/41489-van-bronckhorst-dit-hadden-we-wel-even-nodig.html

https://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/728729/j-rgensen-heeft-net-z-n-hond-uitgelaten-een-jongen-die-zichzelf-blijft-.html

 

ニコライ・ヨルゲンセン

ハットトリックはキャリアで初めて。プレシーズンではあったけど、リーグ戦ではこれまで無かった。この歳まで無かったのがちょっと遅いかもしれないのは分かってるけど、練習試合意外では3得点したことが無かったんだ。とても嬉しいよ。3ゴール2アシストという数字は喜んでいるし誇りに思う。みんなでハードワークした結果だし、まるで僕がパスする度にみんながゴールを決めるかのようだ。僕らのキャプテン ディルクのゴールが最も美しかったね。フェイエノールトは二桁得点二桁アシストは11年前の彼以来?本当?ダブル-ダブルは早々無いということだね」

 

「先週勝てなかったから今日は重要な試合だったし、3ptsはいつだって良い気分。特にデ・カイプでプレーするのは毎回ファンタスティックなこと。まるで僕らが一人多い状態でプレーしているみたいだ。ファンタスティックだよ。でもまだ8試合残っているからね。僕らはホームではほぼ常に勝ってるし、それを続けないと。47.000人を前にピッチに入るのは”little bit crazy”な感じだ」

 

「僕らは良いプレーでは無かったと思うけど、全員でファイトして先週無かった強さを見せた。この1週間はタフだったよ。トニーに関しての事件に怪我人も出た。でもスパルタ戦の敗戦についてみんなで話し合い、敗戦はもう代えられないから今日勝つためにハードワークしようと言い合ったんだ」

 

「PK’erはカイトがいなければ僕がリストの次なのは分かっている。ディルクが交代してたから僕が蹴らせて貰ったんだ。簡単では無いけど大きなチャンス。カイトがいなければ僕が蹴らせて貰うよ」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29346/jorgensen-we-hebben-nog-een-lange-weg-te-gaan

https://www.voetbalprimeur.nl/nieuws/728714/bijzondere-j-rgensen-dubbel-in-de-dubbele-cijfers-was-het-kuyt-echt-waar-.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29353/jorgensen-deze-week-is-zwaar-geweest

 

ケネト・フェルメール

「どれくらいぶりか分からない。満員のデ・カイプをまた楽しめたし、90分間プレーできたのが嬉しい。GKとしてはもちろんいつだって無失点に抑えたいから、それができなかったのは残念だけど、今は90分間プレーできたという気持ちでいっぱい」

 

「タフな期間だった。もちろんトゥヴェーデで数試合やっていたけど、これは別物。正直出場機会が来るのは考えてなかった。あらゆる事が起きる可能性があるのは分かるけど、これは考えてなかった。でもようやくチームに加わってみんなのサポートをするだけでなく、こうして試合で一緒にプレーできた。まるで何事も無かったような感じだ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/41488-vermeer-genieten-om-weer-in-volle-kuip-te-staan.html

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29349/vermeer-alles-wat-ik-speel-is-mooi-meegenomen

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29350/vermeer-dan-lijkt-het-alsof-je-nooit-iets-hebt-gemist

 

ディルク・カイト

「自分がまだ年老いてはいないと感じるよ。今日またプレーできて良い気分。こういう結果ならもちろん余計に素晴らしいよ。僕らは良いシーズンを送っているし、スパルタ戦に負けて怪我人も出た中でそれを全てしっかり埋められた。これがこのチームの力だ」

 

「誰だってチームにとって価値あるとこを見せたいものだし、今日の僕はそれができたと思う。僕のゴールは上手く決まったね。クルルのことは良く知っているし、彼があのシュートを止められないのも分かっていたよ。彼はもちろんGKとして辛い時期を送っていたし、僕は彼の最善を願っている。ベーカーフィナーレでの勝利もね」

 

「ニコライの放つ落ち着きと頑強さといったら・・・ 僕らは上手く噛み合っていると思う。お互いに上手く動けているけど、お互いにあまり注意を払う必要がないんだ。彼がしばらく乾いていた後にまたゴールを決められて僕も嬉しいよ。間違いなく僕らの間にはクリックがある」

 

https://www.fr-fans.nl/nieuws/29354/kuyt-lekker-om-vandaag-weer-te-spelen

https://www.fr12.nl/nieuws/41490-kuyt-klik-met-jorgensen-is-er-zeker.html

 

カリム・エル・アマーディ

「先週の負けてメディアにいろいろ言われていたのは知ってるけど、何の問題にもならないよ。上手く行っていないとメディアは騒ぐけど、実際上手く行っている時も同じ。僕らは選手グループとしてそれに付き合っていくしかないし、それにいつまでも構ってはいられない。彼らも自分たちの仕事をしないといけないだけ。フェイエノールトが負ければ批判されるのは当然。それはそういうものだ」

 

https://www.fr12.nl/nieuws/41491-el-ahmadi-logisch-dat-er-kritiek-is-als-je-verliest.html

 

 

今のAZならデ・カイプでは普通に勝たなければいけない試合ではありましたが、ニコライのショータイムで大勝。出だしかな~りエネルギッシュに前に向けてプレーしていて個人的にはかなり好きなスタイルでしたが、プレッシャーをかわされてスペースを与えるシーンもあり、2-0にしてからは後半途中まで大雑把で雑なプレーも多かったので全体としてはそれほど良い出来という訳でも無く、今のAZ相手ならそれほど問題は無いとは思いつつも、今シーズン初のセットプレーからの失点と最後の本当に余計な失点で無駄に2失点したのが残念なところ。まぁこの1週間のメンタルの状況でいろいろあったのが出た試合。大部分良い方向に出てはいましたが、全てがそうだったわけでも無く、多少バランスが崩れていたところもあったような試合ではありました。

 

エリアがいない分をどうするかは結局イェンスを回してディルクが10番の形。で、前半の出だしはディルクがかな~り良かったです。スタッフのAZ分析も上手く行っていたようで、高い位置で相手にプレッシャーを掛けてはルカッセンとハプスの間で上手く周りと絡み、おかげで攻撃がかなりスムーズに。4試合当たりの無かったニコライがいきなり大爆発したのも多かれ少なかれ関係はあるでしょう。今後も激しいポジション争いが続きますが、ディルクがこのパフォーマンスならまだまだ楽しめます。

 

特筆すべきは途中出場のバルト。今日は結構長い時間プレーできて良かったというか、唐突にディルクの代わりにそのまま攻撃的MF起用。まぁやれるでしょうけど、トニーの出場停止を見込んでてっきり後ろで試すものかと・・・。ですがバルトが中盤でしっかりボールをキープして繋げてくれたことでコントロールが戻り、終盤の2得点にも繋がりました。何でもこなせるのでジオとしても使い勝手が良いんでしょう。懸案のカリムやトニーの代わり候補にも入っているのかどうか。

 

これでしばらくデ・カイプの試合はお休みで来週はヘーレンフェーン-uit. あちらはgdgdってる感じですが、アベ・レンストラ・スタディオンの冬場痛んだ芝がどれくらい回復しているかも気になるところ。多少立て直して来てもスハールス抜きならあまり変わらないでしょう、多分。