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オランイェ、デパイの2ゴールで勝利(WK予選:ルクセンブルク-uit結果)

オランダ代表は日曜にWK予選グループAで再びスウェーデンを抜いて2位に浮上。途中出場 メンフィス・デパイがオランイェを牽引し、後半の2ゴールでルクセンブルクを破った。苦しんだ試合だったが、1-3の勝利は十二分に相応しい結果と言える。

 

ルクセンブルクはWK予選グループAで最下位にいるが、Stade Josy Barthelの悪質なピッチでの勝利が自ずと手に入るものでないのもオランイェは承知していた。実際にデニー・ブリントのチームはスウェーデン(0-1勝利)、ブルガリア(4-3)同様にルクセンブルクに苦戦。しかしクオリティの差が決定的要素となり、キャプテン アルイェン・ロッベンの復帰もチームの助けになった。

 

ルクセンブルクの抵抗を打ち壊すには早めの得点が必要だったが、オランイェは苦しいスタートでなかなか最初のチャンスを作れず。だが10分過ぎから突然多くのチャンスが生まれる。ロッベンのシュートがセーブされた後、ヴェスリー・スナイデルとデイヴィ・クラーセンは足下のボールをコントロールするのに時間がかかりすぎ、Luc Holtzのチームが何とかクリア。

 

マールテン・ステケレンブルフがDavid Turpelのシュートに1度だけセーブを強いられた後 、オランイェは30分過ぎに先制するかに思われたが、クラーセンがデビュー戦のGK Ralph Schonとの1対1でGKの足にシュートを当て、リバウンドを狙ったこのアヤクシートのヘディングもバーを超えた。

 

そして素晴らしい攻撃がオランダに先制点をもたらす。ジョシュア・ブレネット、ジョルジーニョ・ワィナルドゥム、クラーセンの連携からロッベンに逃しようのないチャンスを作ると、オフサイド際から抜け出して0-1.

 

この先制がチームに解放感をもたらし、オランイェはそのまま勝負を決めようとしなければならないはずだったが、しかしHT直前にルクセンブルクのカウンターから1-1に。ブレネットがあまりに簡単にDaniel da Motaに追い抜かれ、そこからペナルティーエリア内で倒してしまい、Maxime Chanotが棚ぼたのチャンスをモノにした。

 

後半もいきなり逆行からのスタート。オランダの希望であるロッベンが怪我によってHTにロッカールームに残り、スティーヴン・ベルフハイスに交代。試合に上手く入れていなかったスナイデルもピッチに戻らず、メンフィス・デパイが代わりにピッチに入った。

 

フレッシュなウィンガーでオランイェは再びリードを狙い、即座にそれに成功しかけた。左サイドからデイリー・ブリントのクロスがフリーのクラーセンに届き、このヘディングはセーブされてCKとなったが、この攻撃が良いレシピに。約15分後にブリントが再びゴール前にボールを上げると、勢い良く飛び込んだデパイが頭であわせて1-2.

 

前半の予想もしない同点がまだ頭に合ったことでオランイェはさらに安全な点差を求め、デパイには2点目の良いチャンスがあったがシュートは枠外に。力強いプレーをしていたバルト・ラムセラール、そしてベルフハイスにもチャンスがあったが、どちらもSchonがセーブ。

 

結局ネットを揺らしたのは再びデパイ。ゴール隅に正確なFKを決め、ようやくオランイェを応援する人々に安堵感をもたらした。この2得点はManchester Unitedで主力から外されているこのFW本人にとっても大きな弾みになっただろう。

 

終盤にはルクセンブルクにあわや2-3のシーンがあり、ワィナルドゥムに代わってマルテン・デ・ローンが途中出場でデビュー。勝利はもう何の危険も無く、オランイェは2016年最後の試合で3ptsを獲得して再びグループ2位に上がった。

 

Statistieken

Luxemburg – Nederland 1-3 (1-1)

 

Scoreverloop:

36. Robben 0-1 44. Chanot (pen.) 1-1 58. Memphis 1-2 84. Memphis 1-3

 

Scheidsrechter: Taylor (Eng)

 

Gele kaart:

Blind, Brenet (Ned), Bensi (Lux)

 

Opstelling Nederland:

Stekelenburg; Brenet, Bruma, Van Dijk, Blind; Ramselaar (88. De Roon), Wijnaldum, Klaassen; Robben (46. Berghuis), Dost, Sneijder (46. Mempis).

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/21489/memphis-helpt-oranje-langs-luxemburg?type=actueel

 

デニー・ブリント

「デパイのプレーレベルは驚きでは無いよ。彼の力は分かっているし、試合前には彼にスタメンの権利もあると話していた。過去には違うことも時にあったが今回はトレーニングでしっかりした態度を見せていたし、熱意ある印象を与えていた。彼の2得点は彼とチームにとって素晴らしいご褒美」

 

ルクセンブルクは前半良い組織でプレーしていたが、守備はかなり低調で我々には十分チャンスがあった。1-0にした後に勝負を決めてしまわなければいけなかったが、2-0にする代わりに1-1にされた。ブレネットはもっと賢くやらなければいけなかった。相手が抜けた時はGKを信頼するという約束をしていたのに、PKを与えてしまった。彼にとっては勉強になるシーンだった」

 

スナイデルの交代はピッチを広く使いたいという戦術的な理由。勝利を目指すために彼を替えるしか無かった。攻撃的な交代策。スナイデルも多少痛みを抱えていたが、怪我では無い。交代の決断は不満だったからではなく、1-1の状態では攻撃的に替えなければいけないと思ったから」

 

「現実に目を瞑るべきではない。ルクセンブルクには他の国も苦戦している。彼らが成長しているのは間違いない。ここで決して6-0や7-0にはならない」

 

メンフィス・デパイ

「2得点はとても良い気分。自信を持ってピッチに入ったし、最初のトラップも上手くいってすぐ自信を持てた。たくさんボールを持てたし、リスクを冒せたと思う。2得点できたのは素晴らしいこと。FKはとても上手くいった。この調子をManchester Unitedで続けたい」

 

アルイェン・ロッベン

「僕らは現時点では高いレベルに届いていない。時々本当に上手くいっていないし、最低レベルを下回ってしまっている。選択に苦労している。僕らが今夜良いプレーをしたとは言えない。ネガティブなことを言いたくは無いけど、それが現実だ。僕らはWKへ行きたい。でもそのためにはもっと高いレベルでプレーしないと」

 

「交代はカウンターの時にハムストリングに痛みを感じたから用心のため。過去の経験からリスクを冒すことはすべきじゃない。続けたかったからとても辛かったけどね。いずれにせよ、こういう酷いピッチでプレーしなければならないのは恥ずかしいことだと思う。僕らのプレーに影響を与えていたのは間違いなく。それでも僕らはもっと上手くやれたはずだ。でもまぁ勝てた。これは重要な3ptsだ」

 

ヴェスリー・スナイデル

「交代は怪我では無いけど、論理的。僕の仕事は左サイドからライン間でプレーすることだったけど、そのスペースが無くてピッチを広く保つしかなかった。それは僕のプレーじゃ無い。もちろん交代しなければならないのは残念だったけど、3pts取れて喜んでいるよ」

 

 

噂通り酷いピッチでまぁgdgdな試合。前半はロッベン-ブレネットの右サイドが機能してかなりチャンスを作ってましたので、たった1点止まりながら問題なくそのまま勝てたはずの流れでブレネットの意味不明なプレーから愚かなファールで同点に。スピード負けでも無く、単純に油断して相手に奪われてるので、ただの不注意でしょう。

 

で、HTに両サイドを替えた結果、機能していなかった左サイドがデパイ-ブリントになって機能した一方でフォームに無いベルフハイスと気落ちしたのか慎重になったブレネットの右サイドは沈黙。まぁどちらか一方でも機能していれば十分勝てる相手ではありましたが。スナイデルの偽左バイテンがそろそろ息詰まりを感じさせるので、ここらで攻撃的な左バックの台頭が望まれます。ハプスとかハプスとかハプスとか…

 

今日は全体にまったりgdgdな試合の中、デビュー2試合目初スタメンのラムセラールが圧巻の内容。ダイナミックな走力とボールテクニック、特にボールを持っていない時の奥行きを作る動きがチームにかなりのプラスに。クラーセンの倍くらい一人で仕事していたような。昨シーズンから妙に好調を維持してますが、この調子でまだ伸び続けることができるかどうか。